【Pixy LR】ドリフト対策の特別版ファームウェアはどう使い分けますか?

GitHubで公開されている 7.8.7 が公式リリース版で、通常はこちらを使用します。Adapt_temper_7.8.7 は深刻なロールドリフトが発生する特定ケース専用で、メーカーサポートの承認と指示のもとでのみ使用します。

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回答

位置づけ 使用条件
7.8.7(GitHub公開) 公式リリース版 通常はこちらを使用してよい
Adapt_temper_7.8.7(特別版) ロールドリフト対策の特別版 深刻なロールドリフトが発生する特定ケースのみ。メーカーサポートの承認と指示のもとで使用する

特別版を適用する前の順序

  1. 特別版ファームウェアは、0℃環境で動作させた際のTilt軸およびRoll軸のドリフトを防止する目的で作られています。したがって、0℃環境でドリフトが発生する場合にのみ適用します。
  2. 0℃環境以外でドリフトが発生する場合は、まず使用前にGYROキャリブレーションを2〜3回実施します。
  3. キャリブレーション後もドリフトが解消しない場合に、特別版ファームウェアを適用します。
  4. 特別版ファームウェアを適用してもドリフトが続く場合は、IMUハードウェアの不具合の可能性が高く、修理(RMA)が必要となります。
  5. 費用については、ファームウェアで解決できる場合は無償対応、IMU起因の場合は部品交換費用が発生するとされています。金額は構成・時期により変動するため個別見積となります。

Pixy LR SP との関係

  1. Pixy LR と Pixy LR Sport(LR-SP)は同一のファームウェアを使用します。
  2. したがって、両者でファームウェアを別管理する必要はありません。

うまくいかない場合の切り分け

症状 確認すること 結果と次の手
どちらの版を入れるべきか判断できない ドリフトが0℃環境で発生しているか 0℃環境以外なら公式版のまま。まずGYROキャリブレーションを2〜3回実施する
特別版でPAN側は改善したがTILTが意図せず動く 特別版はTilt軸・Roll軸のドリフト防止を目的とした版であること 適用条件(0℃環境)に合致しているかを再確認し、合致しない場合は適用範囲外としてメーカーへ報告する
特別版でも改善しない キャリブレーション・バランス・取付が正しいか IMUハードウェア不具合の可能性が高い。RMAへ進む

前提条件・注意事項

特別版ファームウェア(v7.8.7 Preview / Adapt_temper_7.8.7)は正式リリース版ではありません。適用はメーカー承認が前提です。

版数は以降のリリースで変わるため、適用前に最新のリリース状況を確認してください。無償・有償の切り分けは個別判断となります。

最終更新:2026年9月
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