SLAM計測・補備測量飛べない場所も、歩いて360度3D化。
トンネル、建物内部、橋梁下、側溝、森林内。UAVやGNSSだけでは捉えにくい空間を、360度LiDARで連続計測します。現場を歩きながら周囲を点群化し、上空・地上・構造物内部を一つの3Dデータへつなぎます。
SLAM in 30 seconds
歩いた軌跡と360度LiDARから、空間の形をつくります。
SLAMは、センサー自身の位置を推定しながら周囲の形状を同時に記録する計測手法です。GPS・GNSSが受信しにくい場所でも、壁・天井・床・樹木・構造物を連続した三次元点群として取得できます。
現場を歩いて計測
手持ち、バックパック、バイクなど、現場条件に合わせて移動しながら取得します。
周囲を360度点群化
進行方向だけでなく、側面・天井・足元・物陰まで連続して捉えます。
使える成果物へ処理
座標付与、グランド抽出、UAV点群との合成、断面・CAD向けデータまで整えます。
Where SLAM works
UAVでは飛べない、GNSSでは測れない場所へ。
上空から見えない箇所、衛星信号が届かない空間、歩いてしか入れない場所を地上から補います。
Measured data examples
実データで見る、SLAM計測の成果。
扶和ドローンの実測点群を掲載しています。現場写真やイメージだけでなく、「どの形状まで取れるか」「UAVの欠損をどう補えるか」を具体的に確認できます。
社屋周辺の実測点群
森林内の実測点群社屋から裏山まで、屋内外を連続して3D化
扶和ドローン宮崎社屋と裏山までをST-Xで計測。建物周辺から森林内へ移動しても、歩行ルートに沿って空間を連続した点群として確認できます。
- 建物周辺と森林を一つのデータで把握
- 樹木の幹・地表・斜面形状を確認
- GNSS条件が変わる現場の事前検証に活用
トンネル内部
壁面・天井・路面を連続取得。任意位置の横断・縦断確認や、復旧計画・状況共有の基礎データに活用できます。
側溝・階段・路肩
上空から死角になりやすい細部を地上から取得。段差、側壁、路肩などの形状を点群上で確認できます。
橋梁下面・橋脚
UAVから見えにくい桁下・床版下面・橋脚周辺をSLAMで補備計測し、上空の点群と統合します。
欠けていた地上部が、SLAM統合後は連続した点群に。
UAVレーザーだけでは樹木や構造物の陰で抜けやすい場所を、地上のSLAM計測で補完した例です。上空と地上を同じ座標系で統合することで、対象範囲を一つの三次元データとして確認できます。


森林・林道の「オリジナル点群 → グランド点群」
千葉県内の林道拡幅工事で取得した現況測量データです。植生を含む高密度点群から地表面を抽出し、地形確認や設計・土工検討に使いやすいグランド点群へ処理します。


What the data becomes
点群を「見るだけ」で終わらせません。
計測目的と後工程を確認し、現況把握、図化、数量算出、設計・施工検討に使える形へ整えます。
現況を立体で把握
現地へ戻らず、任意の角度・位置から構造物や地形を確認できます。
断面・寸法を確認
トンネル、道路、側溝、法面などの縦断・横断を必要位置で作成します。
地表面を抽出
植生を含む点群からグランドを抽出し、地形モデルや土工検討へつなげます。
UAV点群と統合
上空の広域データと桁下・森林内・屋内のSLAM点群を一つに合成します。
Combined survey
一つの機材に頼らず、現場全体を欠損なくつなぎます。
広域はUAVレーザー、飛べない場所はSLAM、基準となる点はGNSS・実測。それぞれの得意領域を組み合わせ、同じ座標系の統合点群へ仕上げます。
統合三次元点群
上空・地上・構造物内部を同じ空間で確認。必要に応じてグランド抽出、断面作成、CAD向けデータへ展開します。
Deliverables
主な成果物
使用するソフト、発注仕様、必要な精度を確認し、後工程で扱いやすい形式へ整えて納品します。
Measurement styles
現場に合わせて、持ち方・移動方法を選びます。
狭い場所ほど手持ち、長い区間はバックパックやバイクなど、計測対象と安全条件から運用を設計します。
歩いて入れる場所なら、地上から360度計測。
森林内、山道、階段、構内など、UAVの飛行や車両進入が難しい場所にも対応します。対象距離、起伏、安全条件に応じて手持ち・バックパック・バイクを使い分けます。
手持ち計測
建物内部、階段、トンネル、側溝周辺など、細かく移動する現場に向きます。
バックパック計測
山道・森林・起伏のある場所を歩きながら、両手の自由を確保して取得します。
バイク・移動体計測
長い林道、構内道路、広い施設などを効率よく連続計測します。
Workflow
ご相談から成果物納品まで
条件確認
場所、範囲、目的、精度、希望時期を確認。
方法設計
機材、移動方法、基準点、成果物を整理。
見積・計画
作業範囲、工程、納品仕様をご提示。
計測・処理
現地取得、点群処理、精度確認を実施。
成果物納品
指定形式で納品し、内容をご説明。
FAQ
よくあるご質問
GNSSが入らないトンネルでも座標を付けられますか?
可能です。トンネル外部や坑口付近の調整点・基準点などを利用し、後処理で座標を付与します。必要精度に応じて計測計画を設計します。
オリジナル点群とグランド点群は何が違いますか?
オリジナル点群には樹木・下草・構造物など取得した対象が含まれます。グランド点群は、その中から地表面と判断した点を抽出したデータで、地形モデルや土工検討に使いやすい状態です。
歩くだけで計測できますか?
基本は移動しながら取得しますが、開始・終了位置、ルート、閉合、歩行速度などの計画が品質を左右します。現場条件に合わせて計測者が経路を設計します。
UAVレーザーの欠損部分だけ依頼できますか?
可能です。既存点群と欠損範囲を確認し、橋梁下、側溝、森林内、屋内など必要箇所だけをSLAMで補備計測し、既存データへ合成します。
SLAMだけで公共測量に使えますか?
目的、要求精度、現場条件によって判断が必要です。SLAM単独で決めず、UAV、GNSS、TS等との組み合わせを含めて、発注仕様に合う方法をご提案します。
飛べない・見えない場所を、使える3Dデータに。
対象施設、計測範囲、屋内外、GNSS環境、必要な精度と成果物をお知らせください。SLAM単独だけでなく、UAVや実測との組み合わせまで整理してご提案します。
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