APACHE 4 Pro × HQ-400
浅瀬から水底を、
無人で高解像度に。
自律航行対応の水上ドローン(USV)と、コンパクトなマルチビームエコーサウンダーを統合。河川・湖沼・貯水池などの深浅測量を、より安全で効率的なワークフローへ導きます。
構成・運用方法・導入支援について、測量内容に合わせてご提案します。
APACHE 4 Pro HQ-400 = ひとつの無人深浅測量システム
喫水
8.6cm
浅瀬への進入性 ※公式仕様値
最大積載量
50kg
多様なセンサー搭載に対応 ※公式仕様値
ビーム数
512本
最大1024ビーム(HQ-400)※公式仕様値
水深解像度
1cm
測深範囲0.2〜150m(HQ-400)※公式仕様値
Issues
水域調査の現場に、こんな課題はありませんか
有人船が入りにくい浅瀬や狭い水域
吃水の制約で船が入れず、調査範囲に空白が生じる。
危険水域での乗船作業
増水時や汚染水域など、人が乗る調査にはリスクが伴う。
点の測深では見えない複雑な水底
線状・点状のデータでは、堆砂や洗掘の全体像を掴みにくい。
センサー設置と校正の負担
機器ごとの取付・配線・キャリブレーションに時間を取られる。
航行・計測・データの分断
操船、測深、記録がバラバラで、現場の段取りが複雑になる。
その調査、「船体・測位・測深・ソフトウェア」を一体化した無人測量システムで解決できるかもしれません。
System
「水上」と「水中」を、ひとつのシステムに
APACHE 4 Proが航行と測位を、HQ-400が水底の面的計測を担当。取得から確認までを一連のワークフローとして設計されたシステム構成です。
STEP 1
測位・航行
フルGNSS+IMUによる高精度測位で、計画航路を自律航行。
STEP 2
マルチビーム測深
HQ-400が512ビーム(最大1024)で水底を面的に計測。
STEP 3
取得・確認
EasySail/CMSで航行モニタリングとデータ取得・確認。
STEP 4
成果データ活用
点群・水底地形データとして後処理や成果作成へ展開。
APACHE 4 Pro
浅瀬に強く、拡張できる。水路・水深調査用USV
HULL & PLATFORM
喫水8.6cm・積載50kg。現場条件に合わせて構成できるプラットフォーム
カーボンファイバー製の耐衝突船体に、水草の絡まりを抑えるチタン合金メッシュカバーを採用。最大9.8時間(1.5m/s航行時・公式仕様値)の連続運用に対応し、HQ-400のほかADCP・サイドスキャンソナー・水質計など多様なセンサーを搭載できます。
浅い喫水 8.6cm
有人船が入りにくい浅瀬・狭水域へ進入し、調査範囲の空白を減らします。
最大積載量 50kg
マルチビーム、ADCP、サイドスキャンソナー、水質計など各種センサーの搭載に対応。
フルGNSS+IMU測位
高精度な測位・航行制御で、計画したコースラインに沿った計測を支えます。
Androidコントローラー
EasySailによるルート計画・リアルタイムモニタリング・データ収集を1台で。
4G LTE+2.4GHz通信
2.4GHz通信は最大1km(公式仕様値)。4G LTEにも対応し、広い現場での運用を支援。
360°カメラ+障害物回避
周囲の状況を映像で確認しながら、障害物回避機能が安全な航行をサポート。
耐衝突船体
最大10MPa強度(公式仕様値)のカーボンファイバー船体が現場でのリスクに備えます。
絡まりを抑える設計
チタン合金メッシュカバーにより、水草などの絡まりを抑制する設計です。
IP67・広い動作温度
保護等級IP67、動作温度-20〜50℃(公式仕様値)。フィールドでの運用を想定した設計。
HQ-400
水底を「面」で捉える。一体型マルチビームエコーサウンダー
MULTIBEAM ECHOSOUNDER
ソナー・温度・IMU・GNSS・コンパスを2.7kgの筐体に統合
周波数400kHz、512ビーム(最大1024ビーム)、測深範囲0.2〜150m、解像度1cm(いずれも公式仕様値)。ロール・ピッチ・ヨーは校正済みで、ソナー部は125×125×130mm・2.7kgのコンパクト設計。USVにも有人船にも搭載できます。
512ビーム/最大1024ビーム
扇状のビームで水底を面的に計測し、複雑な地形の把握を支援します。
400kHz・0.2〜150m
浅場から水深150mまで対応(公式仕様値)。解像度は1cm。
センサー一体・校正済みIMU
ロール・ピッチ・ヨー校正済み。現場での設置・段取りの負担を軽減します。
軽量・コンパクト
ソナー部2.7kg。小型USVへの搭載を想定した軽量設計です。
USV・有人船の両対応
APACHE 4 Proへの搭載はもちろん、既存の調査船でも運用できます。
CMS/EasySail対応
PC用CMS、Android用EasySailに対応。オプションでQinertia PPKにも対応します。
シングルビーム
航跡直下を線状に計測。面的な把握には多数の測線が必要。
マルチビーム(HQ-400)
扇状に広い範囲を面として計測。複雑な水底地形の把握に適する。
Movie
実際の航行と測量ワークフローを動画で見る
CHCNAV公式動画。APACHE 4 Proの展開・航行から、データ取得までの流れをご覧いただけます。
動画を再生すると、場面に合わせた日本語解説が表示されます。
※ 日本語字幕は、CHCNAV公式動画の音声・画面内容を分かりやすく要約したものです。
HQ-400 マルチビームエコーサウンダー 公式動画
動画を再生すると、場面に合わせた日本語解説が表示されます。
※ 日本語字幕は、CHCNAV公式動画の画面内容を分かりやすく要約したものです。
Workflow
計画から成果データまで、5つのステップ
調査範囲・航路を計画
EasySailで調査範囲とコースラインを設定。
現場へ展開
APACHE 4 Proを現場に搬入し、進水・起動。
自律航行・遠隔操作で計測
計画航路の自律航行、または遠隔操作で計測を実施。
水深・姿勢・位置を取得
HQ-400が水深・姿勢・位置情報を一体で取得。
確認・後処理・成果化
CMSなどでデータを確認し、後処理・成果データ化へ。
※ 後処理ソフトウェアや成果データ形式との連携可否は、要件により異なります。お問い合わせ時にご確認ください。
Applications
活用シーン
内水面から港湾まで。深浅測量・維持管理・環境調査の各分野でご活用いただけます。

河川・湖沼の水底地形測量
横断測量では捉えにくい河床・湖底の起伏を面的に把握。

貯水池の容量・堆砂状況調査
堆砂の進行や貯水容量の変化を、定期的な面的データで管理。

港湾・ターミナル調査
岸壁・泊地周辺の水深把握を、乗船作業を減らして実施。

水路・浚渫管理
浚渫前後の土量把握や出来形確認に、面的な測深データを活用。

橋梁・構造物周辺調査
橋脚まわりの洗掘状況など、点検が難しい箇所の水底把握に。

水資源・環境調査
ADCPや水質計との組み合わせで、流況・水質調査にも展開可能。
Package
導入構成例
以下は構成例です。標準同梱品を示すものではなく、調査条件・成果要件に応じて機器・ソフトウェア・数量をご提案します。
APACHE 4 Pro 本体
水路・水深調査用USVプラットフォーム
HQ-400
一体型マルチビームエコーサウンダー
CMS(PC用ソフトウェア)
計測データの取得・確認・処理
表面音速度計(SVS)
オプション。計測条件に応じて選択
水中音速度プロファイラー
水中の音速度分布計測用。要件に応じて選択
バッテリー・運搬ケース
運用時間・搬入経路に合わせて数量を選定
PPK関連ソフトウェア
Qinertia PPK(オプション)等、精度要件に応じて
導入トレーニング
操作・運用の立ち上げ支援
延長保証
長期運用に備えた保証プラン
構成・数量・必要ソフトウェアは、水域条件・調査規模・成果要件により変わります。お問い合わせ時に、想定される調査内容をお知らせください。最適な構成をご提案します。
Specifications
主要仕様
APACHE 4 Pro
水路・水深調査用USV
| 性能 | |
|---|---|
| 最大速度 | 6.5 m/s |
| 最大積載量 | 50 kg |
| 喫水 | 8.6 cm |
| 測位 | フルGNSS+IMU |
| センサー・安全 | |
| カメラ | 360°ビデオカメラ |
| 障害物回避 | 対応 |
| 通信 | |
| リモート通信 | 2.4 GHz(最大1 km) |
| セルラー通信 | 4G LTE |
| 本体 | |
| 重量 | 12 kg |
| サイズ | 120 × 75 × 40 cm |
| バッテリー稼働時間 | 最大9.8時間(1.5 m/s航行時) |
| 環境・ソフトウェア | |
| 保護等級 | IP67 |
| 動作温度 | -20 〜 50 ℃ |
| コントローラー | Androidリモートコントローラー |
| アプリ | EasySail(ルート計画・モニタリング・データ収集) |
| 搭載対応センサー | HQ-400、ADCP、サイドスキャンソナー、水質計 ほか |
HQ-400
一体型マルチビームエコーサウンダー
| ソナー | |
|---|---|
| 方式 | マルチビーム |
| 周波数 | 400 kHz |
| ビーム数 | 512本(最大1024本) |
| 測深範囲 | 0.2 〜 150 m |
| 解像度 | 1 cm |
| 統合センサー | |
| 内蔵センサー | ソナー・温度・IMU・GNSS・コンパスを統合 |
| IMU | ロール・ピッチ・ヨー校正済み |
| SVS(音速度センサー) | オプション |
| 本体 | |
| ソナー部重量 | 2.7 kg |
| ソナー部寸法 | 125 × 125 × 130 mm |
| 通信・環境 | |
| 通信 | Bluetooth、Ethernet |
| 保護等級 | IP67 |
| 動作温度 | -10 〜 65 ℃ |
| ソフトウェア | |
| 対応ソフトウェア | CMS(PC)、EasySail(Android) |
| PPK | Qinertia PPK(オプション) |
※ 記載の数値はCHCNAV公式サイト掲載の公式仕様値です(2026年8月時点)。測定条件により実際の性能は異なる場合があります。詳細仕様・最新情報はお問い合わせください。
FAQ
よくあるご質問
どのような水域で使用できますか
マルチビームとシングルビームの違いは何ですか
1人で持ち運び・運用できますか
現地でのキャリブレーションは必要ですか
導入時のトレーニングは受けられますか
既存の測量ワークフローと連携できますか
価格はいくらですか
デモや現場テストは可能ですか
ドローンに搭載して上空から測る方式もあります
橋の下や樹木の張り出しがある水域など、条件によってはUAV搭載エコーサウンダーが適する場合があります。USVとの使い分けもご案内しています。
Contact
現場条件に合う構成を、一緒に検討しませんか。
デモ・見積・資料のご相談を承ります。水域条件と調査内容をお知らせいただければ、最適な構成をご提案します。
※ 記載の仕様値はCHCNAV公式サイト(2026年8月時点)に基づきます。製品の外観・仕様は予告なく変更される場合があります。/ CHCNAV、APACHE、HQ-400は CHC Navigation の商標または製品名です。掲載画像・動画はCHCNAVの許諾を得て使用しています。/ 導入構成・納期・価格は調査条件により異なります。詳細はお問い合わせください。