開けた場所で環境要因が想定しにくい場合、GPS 基板ユニットの故障により GPS 補足不可が発生している事例があります。この場合は設定変更による改善が難しく、点検・修理での対応となります。
回答
これまで問題なく測量してきた開けた場所で GNSS エラーが頻発し強制着陸した事例では、点検結果と処置は次のとおりでした。
- 点検の結果、GPS 基板ユニットの故障により GPS 補足不可が発生していると判定された。
- 対応は機体交換で、機体シリアルナンバー(製造番号)の変更はなかった。無償にて実施された。
- 症状の内容から設定変更による改善は難しく、再修理として優先的に対応された。
修理完了品を受け取った後は、次の順序で進めます。
- まず動作確認を行う(修理箇所および他に不具合がないか)。
- その後に各種申請・リモートID登録・保険手続きを行う。
動作確認前に登録を行うと、初期不良が判明した際に再登録や登録手数料の二重払いが発生する場合があります。
うまくいかない場合の切り分け
| 症状 | 確認すること | 結果と次の手 |
|---|---|---|
| 特定の現場だけで GNSS エラーが出る | 上空の遮蔽物、構造物、電波環境の変化 | 環境要因の可能性がある。別の開けた場所で再現するかを確認する |
| これまで問題のなかった開けた場所でも頻発する | 同一場所・同一条件での再現性 | 環境要因が想定しにくい。点検依頼の対象となる |
| 強制着陸に至る | 発生日時・場所・頻度の記録 | 点検依頼時に発生条件を添えて申告する |
前提条件・注意事項
- 同じ症状でも環境要因による場合は診断結果が異なります。上記は開けた場所での事例です。
- リモートID・各種申請の要件は、年度・制度改定により変動します。最新要件は所管の公式情報で確認してください。
次にできること
製品情報やサポート窓口を確認できます。解決しない場合は、この記事を元にご相談ください。