DJIの送信機側で扱える.kmzはWPML(Waypoint Markup Language)形式のみで、Google Earth等で使われる通常のkml/kmzとは構造が異なります。CADから出力したkmzは関連ファイルが付随するため読み込めません。
回答
- DJIの.kmzはWPML形式のみに対応しており、Google Earthで使用される通常のkml/kmz形式とは構造が異なります。
- CADから出力したkmzにはCADに関連するファイルが付随しており、DJIの送信機側で対応できる書式ではありません。読み込めるのは、基本的にシンプルなkmlファイル・kmzファイルのみです。
- 他のソフトで作成する場合は、.kmlでシンプルなウェイポイント・ポリゴンのみを使用してください。
測量範囲を「表示だけ」したい場合
- DJI Pilot 2でのインポートは、原則としてフライト作成用のポリゴンまたはウェイポイントとしての取り込みになります。取り込むとフライト航路が表示・設計されるため、外枠だけを表示目的でインポートすることはできません。
- アノテーションとしてポリゴンやピンを追加できるのはDJI Pilot 2ではなく、DJIが提供する別の有料クラウドサービス「FlightHub 2」を利用する場合です。
うまくいかない場合の切り分け
| 症状 | 確認すること | 結果と次の手 |
|---|---|---|
| kmzを取り込むとエラーが表示される | ファイルがCAD等から出力されたもので、付随ファイルを含んでいないか | 含んでいる場合は読み込み不可。シンプルなkmlに書き出し直す。 |
| 読み込めたが航路が自動生成されてしまう | インポートの用途がフライト作成用ポリゴン/ウェイポイントであることを理解しているか | 仕様どおりの挙動。範囲を表示のみしたい場合はDJI Pilot 2では実現できない。 |
| 範囲線をアノテーションとして重ねたい | FlightHub 2を利用しているか | アノテーションとしてのポリゴン・ピン追加はFlightHub 2の機能となる。 |
前提条件・注意事項
DJI Pilot 2とDJI送信機を前提とした説明です。対応書式はアプリ・ファームウェアの版数により変わる可能性があります。
次にできること
製品情報やサポート窓口を確認できます。解決しない場合は、この記事を元にご相談ください。