表示される誤差は、PPKや電子基準点の情報から推定したカメラ位置と、Metashapeが自動推定したカメラ位置との差です。この値だけで成果の位置精度が悪いとは判断できません。
回答
Metashapeの自動推定位置は、SfM処理のアライメント(再整列)でタイポイントを抽出するために画像を移動させた結果の推定位置です。したがって、PPK処理側で3cm以内に収まっている場合でも、両者にズレが生じること自体は一般的です。
成果物の位置精度を検証するには、既知の座標との比較が必要になります。
- PPK処理側のチェックポイント、現地に設置したGCPの標定点、既知点の位置情報を用意する。
- これら既知点の座標をMetashape上でマーカーとして追加(読み込み)する。
- マーカー位置と成果物の位置との誤差を比較して精度を確認する。
うまくいかない場合の切り分け
| 症状 | 確認すること | 結果と次の手 |
|---|---|---|
| PPK側は数cmなのに画面の誤差が大きい | その値がカメラ推定位置同士の差であることを認識しているか | 成果の位置精度を示す値ではない。既知点との比較で検証する |
| 既知点と比較しても誤差が大きい | レンズ歪みなど測位以外の要因 | 精度は測位以外の要因にも依存する。誤差要因の特定は単一原因に絞れない |
前提条件・注意事項
- SfM/PPK運用一般の考え方に基づく説明です。バージョンにより画面表示名やマーカー読み込み手順は異なる場合があります。