仕様による制限です。ANAFI Ai の障害物回避センサーは横方向を見られないため、センサーをONにするとサイドスリップ(横移動)に約5mの制限がかかります。横移動が必要な場合はセンサーをオフにします。
回答
- GPSを捕捉した状態で障害物回避センサーをONにすると、左方向・右方向への移動に制限がかかり、まったく動かなくなる時があります。センサーが見えない方向への移動であるため、機体側が安全ではないと判断して制限をかける設計です。
- 離陸して真上に上昇させた状態では、中央を起点におおよそ左に5m、右に5mまで移動できるイメージになります。サイドスリップもおおよそ5m程度までしか進みません。
- ただし機体の動かし方によって移動できる距離も変わるため、5mは目安として扱ってください。
- 横移動を継続して行う必要がある場合は、障害物回避センサーをオフにします。
回避動作の方向
- センサーがONの場合、機体は基本的に障害物を避けようとします。
- 回避の挙動は機体側が判断し、指示したルートに近く、かつ障害物に当たらないルートを選択します。
- このため左に避けることも、右に避けることも、斜め下に避けることもあります。回避方向は一意に定まりません。
- 避けるスペースがない場合、機体は回避を行わず停止します。
ANAFI Ai の障害物回避は、メインカメラの両脇に配置されたステレオカメラで行われます。回避センサーが検知できない方向(真横、または斜め後方)へ飛行させると、画面に通知が表示されます。
うまくいかない場合の切り分け
| 症状 | 確認すること | 結果と次の手 |
|---|---|---|
| 飛行中に右(左)へ移動できなくなる | 飛行時に障害物回避(ビジョン)センサーをONにしていたか | ONであれば仕様による制限。オフにして再確認する |
| 横移動が途中で止まる | 離陸地点からの横方向の移動距離 | おおよそ5m前後で止まる場合は仕様による制限 |
| センサーをオフにしても改善しない | GPSを捕捉しているか、同じ場所で再現するか | 再現する場合は機体を預けて実機診断を行う |
前提条件・注意事項
- 屋外でGPSを捕捉し、障害物回避センサーをONにしている場合の挙動です。
- 約5mという制限値は目安であり、操作方法により変動します。
- ファームウェア版数により挙動が変わる可能性があります。