レンズキャリブレーションとは、レンズの歪みを数値化し、撮影データの位置精度の悪化を補正するための値を算出する作業です。
精度ばちばち君(KLAU PPK)をお使いのお客様には、レンズキャリブレーションの実施をおすすめしています。
レンズキャリブレーションとは
レンズにはそれぞれわずかな歪みがあります。この歪みは数マイクロメートル単位ですが、上空から撮影した際の位置精度の悪化を招きます。そのため当社では、この歪みを校正する値を算出できるレンズキャリブレーションの実施をおすすめしています。

レンズキャリブレーションを実施する前と後を比較すると、精度が改善していることが分かります。
実施実績のある製品
お使いのレンズ・機体がレンズキャリブレーションの対象になるかどうかは、実施実績をもとにご案内しています。対象の可否については当社までお問い合わせください。
当社での実施方法
当社のテストフィールドには、実測済みの基準点が複数設置されており、実際の測量現場に近い環境を再現しています。このフィールドで各レンズごとにフライトを実施し、測量された点を用いて処理を行い、レンズのキャリブレーション値を算出しています。
算出した値は、以下のようなレンズキャリブレーション実施証明書に整え、Agisoft Metashapeで使用できるxmlファイルとともに納品しています。

KLAU PPKシステムでの位置づけ
KLAU PPKシステムでは、KLAUユニットとアンテナ、そしてキャリブレーション済みレンズを組み合わせることで精度を担保しています。SfM(Structure from Motion:写真から3次元形状を復元する技術)処理の段階で、レンズキャリブレーション実施証明書に記載されている値を使用することで、精度を確認できます。