X6 Pro V2のパラシュートは、機体の傾斜角と降下の状態を監視し、異常を検知すると自動で展開します。バッテリー接続と同時に電源が入り、ベースのLEDで現在の状態を確認できます。
起動から待機までの流れ
バッテリーがドローンに接続されると、パラシュートデバイスにも電源が入ります。初期化が完了し、MAVLink(機体と機器のあいだの通信プロトコル)を介してフライトコントローラー(FC)に接続されると、待機状態になります。
ドローンが離陸して高度15mを超えると、パラシュートの展開が可能な状態になります。着陸するとデバイスは長いビープ音を2回鳴らし、待機状態に戻ります。
LED表示の意味
| LEDの状態 | 意味 |
|---|---|
| 青/紫に点滅 | 初期化中 |
| 青/シアンに点滅 | MAVLink経由でフライトコントローラー(FC)に接続中 |
| 緑に点滅 | 接続完了(待機中) |
| 緑に点灯 | 高度15mを超え、展開可能な状態 |
| 長いビープ音2回+緑の点滅 | 着陸を検知し、待機状態に戻った |
この状態から15m以下に降下した場合、それ以下でパラシュートを展開する設定に変わってしまうため、着陸用途以外で降下させないことを推奨します。
作動条件
パラシュートは、ドローンが不安定または誤動作している状態を検知すると作動します。作動条件は以下の2つです。
- ドローンが最大傾斜角度(48°)を超えた場合(機体が大きく傾いている状態)
- 加速度15m/s以上で落下する場合(正常時には発生しないスピードで降下している状態)
⚠️ 強風下での運用について
強風のある環境では、展開したパラシュートが風を受け、落下地点が大きくずれる可能性があります。周囲の安全確保を含めて運用計画を立ててください。
飛行前に確認する項目
| 症状 | 確認する内容 |
|---|---|
| LEDが青/紫の点滅から変わらない | 初期化が完了していません。バッテリーを接続し直し、しばらく待ってから再確認します。 |
| LEDが青/シアンの点滅のまま緑にならない | フライトコントローラーとのMAVLink接続が確立していません。パラシュートデバイスとFC間の配線・コネクターの接続を確認します。 |
| LEDが消灯している | パラシュートデバイスに電源が供給されていません。バッテリーの接続と、デバイスへの給電経路を確認します。 |
| 離陸後もLEDが緑の点灯にならない | 高度15mを超えていない可能性があります。高度表示を確認してください。 |
上記をすべてお試しいただいても解決しない場合は、当社までご連絡ください。