画像の位置精度・信頼度が高い場合、キャリブレーションの「パイプライン」は「信頼性の高い位置と向き情報」、カメラ内部パラメーターは「高い」を選択します。写真ごとの精度値は「カメラ」内で画像を全選択し、精度のX・Y・Zにそれぞれ入力します。
回答
処理オプションの設定
| 設定項目 | 選択する値 | 根拠 |
|---|---|---|
| キャリブレーション > パイプライン | 信頼性の高い位置と向き情報 | PPKにより位置精度・信頼度が高い画像を使う場合 |
| カメラの内部パラメーター | 高い | 同上 |
| 高密度点群 | 要件に応じて設定 | 求める点群成果物と処理時間で変わるため、一律の推奨値はない |
高密度点群の設定はユーザー側のチューニング領域です。「これが正解」という値はメーカーからも示されていないため、成果物の要求水準と許容処理時間から選択します。
写真ごとの精度値の入力箇所
PIX4Dmapperの画像プロパティにおけるエラー設定に相当する設定は、PIX4Dmaticでは次の場所にあります。
- 「カメラ」内で画像を全選択する(Ctrl+A)。
- 右クリックでウインドウを表示させる。
- 精度の X, Y, Z のそれぞれ に値(例:0.03 m)を入力する。
「オフセット位置」ウインドウの北緯・東経への入力ではありません。精度のX・Y・Zへの入力が、PIX4Dmapperの画像プロパティのエラー設定と同じ設定場所にあたります。
うまくいかない場合の切り分け
| 症状 | 確認すること | 結果と次の手 |
|---|---|---|
| 精度値を入力したのに数値が変わったように見えない | 入力したのが「オフセット位置」か「精度」か | 「精度」のX・Y・Zに入力する。オフセット位置は該当しない |
| 一部の画像にしか精度値が反映されない | 「カメラ」内で全選択(Ctrl+A)してから入力したか | 全選択のうえで入力し直す |
| キャリブレーション結果が想定より悪い | 画像の位置精度・信頼度が実際に高いか | 高くない場合は「信頼性の高い位置と向き情報」の選択が前提を満たさない |
前提条件・注意事項
- 0.03 mはKLAU PPK処理を前提とした精度値の一例です。実際の値は運用と取得精度に応じて変わります。
- 「信頼性の高い位置と向き情報」の選択は、使用する画像の位置精度・信頼度が高いことが前提です。