接地後にスロットル以外の操作(ロールなど)が入力されると機体が着陸判定に入らず、転倒に至ります。フライトログ解析で確認された事例はいずれも機体側の不具合ではなく、操作に起因する事象と判定されています。
回答
着陸時の転倒(立ちごけ)についてメーカーがフライトログを解析した結果、着陸時のスロットル操作と同時にロール操作が入力されていたことが確認されています。この入力により機体が着陸判定に入らず、転倒に至ったと判定されました。着陸動作そのものに問題はなく、接地後の操作が原因です。
再発防止のための操作手順は次のとおりです。
- 着陸操作はスロットルを下げる操作で行う。
- 接地したら、スロットル以外の操作(ロール・ピッチ・ラダー)を行わない。
- 着陸判定が成立するまでスティックに余分な入力を入れないよう、操縦者に周知する。
解析結果は、メーカーから機体不具合調査結果として報告書(PDF)およびログ画像の形で発行されます。
うまくいかない場合の切り分け
| 症状 | 確認すること | 結果と次の手 |
|---|---|---|
| 接地したが着陸判定に入らない | 接地後にスロットル以外の操作を入れていないか。操縦者の手元の入力を確認する | ロール等の入力があった場合は着陸判定が妨げられる。接地後はスロットル操作のみに限定する |
| 着陸時に転倒した | 転倒した時刻のフライトログを保全し、スロットル操作とロール操作の入力タイミングを確認する | 同時入力が確認できれば操作起因。判定を要する場合はログをメーカーへ提出し解析を依頼する |
| 操作していないのに転倒したと申告がある | ログ解析でスティック入力の有無を確認する | 入力が無ければ機体側の調査対象となる。機体不具合調査として扱われる |
前提条件・注意事項
- 当該機体のフライトログ解析に基づく判定です。着陸判定の挙動は機種・ファームウェア版数により異なるため、他機種にそのまま適用しないでください。
- 転倒・墜落が発生した場合は、上書きされる前にフライトログを保全してください。