夏季休業期間:2026年8月11日(火)~ 2026年8月16日(日)
【2026年最新版】産業用ドローンメーカー35社|用途別の選び方と導入時の注意点

【2026年最新版】産業用ドローンメーカー35社|用途別の選び方と導入時の注意点

シリーズ:産業用ドローン/UAV市場 2026(全3本)

  1. 第1回(本記事):【2026年最新版】産業用ドローンメーカー35社|5つのトレンドと選び方
  2. 第2回:日本の防衛・官公庁と接点があるUAVメーカー19社を調べてみた。採用と実証は別だった【2026年版】
  3. 第3回:海外では軍事、日本では産業へ|Penguin C VTOLが広がるためのデュアルテック条件

このブログでわかること

産業用ドローンを調べ始めると、メーカーが多くて「結局、どこを選べばいいの?」となりがちです。ただ、売上高や販売台数を同じ条件で比べられる資料はほとんどありません。そこで本記事では順位をつけず、2026年時点で注目したい35社を用途別に整理しました。

結論からいうと、産業用ドローンに万能なメーカーはありません。測量、点検、農業、物流、防災など、現場が変われば向いている機体も変わります。さらに今は、ドローンポートによる自動運用やAI解析、セキュリティ、導入後の保守まで含めて選ぶ必要があります。

掲載したのは、ホビー用途を除き、日本での販売・導入・実証が公開情報で確認できたメーカーです。調べてみると、製品ページは残っていても正規代理店か分かりにくい、国内の取扱情報が数年前で止まっている、といった例もありました。

スペックを比べる前に、「今、日本で正規に買えて、修理やサポートを受けられるか」を確認する。これがメーカー選びで外せないポイントです。なお、技適や型式認証はメーカーではなく機種ごとの確認が必要です。本記事では、その点も含めて各社の特徴と向いている用途を紹介します。

あわせて読みたい:国内外のドローンメーカー20選 — 国内外の主要メーカーをコンパクトに確認したい方向けの記事です。

本シリーズの構成
本記事は3本構成のシリーズ第1回です。
第1回(本記事):産業用ドローンメーカー35社
第2回:日本の防衛・官公庁と公開接点が確認できるUAVメーカー19社
第3回:海外では軍事、日本では産業へ|Penguin C VTOLが広がるためのデュアルテック条件
産業用メーカーと防衛関連メーカーを一つのランキングに混在させないため、章ではなく記事単位で分けています。

この記事の情報について(必ずお読みください)
掲載している35社は、SkyLink Japanが2026年8月時点の公開情報をもとに調べ、日本国内で販売・導入されていることを確認できたメーカーです。
特定の販売店・代理店を推奨する記事ではないため、国内の取扱窓口が具体的にどこかは記載していません。 購入をご検討の際は、メーカー公式サイトの代理店一覧などでご確認ください。
また、私たちの調査には限界があり、内容に誤りが含まれている可能性があります。 ドローン業界はメーカーの日本市場からの撤退や新規参入が頻繁に起こる分野でもあります。この記事をお読みの時点では状況が変わっていることも十分にあり得ます。 実際の導入判断にあたっては、必ずメーカーまたは購入先に直接ご確認ください。


「どのメーカーがいいですか」に、一言で答えられない理由

「産業用ドローンは、どのメーカーを選べばいいですか?」

よくいただく質問ですが、答えは用途によって変わります。橋梁の桁下を撮影する機体、100haの圃場に農薬を散布する機体、直径300mmの下水管に入る機体では、必要な性能も機体の形もまったく違うからです。

すべての現場をカバーできる万能なメーカーはありません。飛行時間やカメラ性能だけでなく、現場の条件、国内の販売窓口、修理・部品供給、日本語サポートまで含めて選ぶ必要があります。本記事で各社の得意分野や代表製品を並べているのは、そのためです。

なお、本記事はホビー用途を除き、産業用途に絞っています。防衛・安全保障・デュアルユースのUAVは評価軸が異なるため、シリーズ第2回以降で扱います。

掲載内容は、SkyLink Japanが2026年8月時点の公開情報をもとに独自に調査・整理したものです。可能な限り確認していますが、公開情報の更新時期や範囲により、誤りや漏れが含まれる可能性があります。導入を検討する際は、最新の取扱状況やサポート体制をメーカーまたは販売先へ直接ご確認ください。


その前に、2026年の産業用ドローンで起きている5つの変化

メーカー選びの話に入る前に、この1〜2年で現場の前提がどう変わったかを整理しておきます。ここを押さえておかないと、「去年と同じ基準」で機体を選んでしまうことになります。

2026年の産業用ドローンで起きている5つの変化

メーカー選びの前提そのものが、この1〜2年で変わりました。右側は、それぞれの変化で確認が必要になる点。

01 常駐・自動運用へ 1フライトごとに人が行く運用から、 ドローンポートによる無人巡回へ 確認すること:設置場所・電源・通信・飛行許可 02 AI解析の実用化 自動検出・異常検知・レポート自動生成。 後工程の省力化が進む 確認すること:最終判断は人が行う運用設計 03 型式認証機の拡大 第二種は無人ヘリからVTOL・物流機まで拡大。 目視外飛行が組み立てやすく 確認すること:認証はメーカーでなく型番単位 04 国産機・セキュリティ要件 データ保存先とサプライチェーンへの関心。 官公庁・重要インフラで顕著 確認すること:国産/型式認証/NDAAは別要件 05 システムとしての設計 独立電源・衛星通信・クラウド管制・地上ロボット。 機体単体では完結しない 確認すること:統合コストが機体価格を超えることも

5つに共通するのは、「機体を1台選ぶ」という発想から「運用の仕組みを設計する」という発想への移行です。見積もりの範囲も、機体本体から設置環境・通信・データ基盤・統合作業へと広がっています。

1. 「1フライト」から「常駐・自動運用」へ

ドローンポートの普及により、離陸・巡回・着陸・充電を遠隔から自動化する運用が現実になってきました。DJI Dock、Skydio Dock、Autel Nestなどが、防災・警備・インフラ監視で使われ始めています。

導入時は機体価格だけでなく、設置場所・電源・通信・飛行許可までセットで考える必要があります。

2. AI解析が、実務の省力化として効き始めた

AIの役割は、飛行支援だけでなく、異常検知や測定、報告書作成まで広がっています。LiberawareのIBIS2 Chainageは、撮影後の距離・傷測定や報告書作成を効率化する代表例です。

ただし、AIは判断の補助です。補修の要否など、最終判断を人が行う運用設計は欠かせません。

3. 型式認証機が増え、目視外飛行を組み立てやすく

第二種型式認証は、無人ヘリ、VTOL固定翼、物流機、DJI Mini 4 ProやMatrice 4D/4TDなどへ広がっています。一方、第一種は2026年8月時点でACSL PF2-CAT3のみで、レベル4飛行の選択肢はまだ限られます。

型式認証はメーカーではなく型番単位です。導入前に国土交通省の最新一覧で対象機種を確認してください。
出典:国土交通省 型式認証を取得している無人航空機一覧

4. 国産機とセキュリティ要件への関心が高まる

官公庁や重要インフラでは、データの保存先や部品の調達元まで確認されるようになりました。国内の政府調達要件、米国のNDAA準拠、Blue UASは別の枠組みなので、発注元が求める条件を先に確認する必要があります。

PRODRONEの純国産試作機や、部材の産地を公開するセンチュリーなど、メーカー側の対応も進んでいます。「国産」「型式認証」「NDAA準拠」は別の条件です。混同すると、該当する機体がなくなる可能性があります。
出典:内閣官房 政府機関等が調達する無人航空機の取扱いについて経済産業省 無人機産業基盤強化検討会 中間取りまとめ

5. 「機体単体」ではなく「システム」で選ぶ時代へ

ドローンは、ポート、電源、通信、クラウド管制、データ解析を含むシステムの一部になっています。Terra DroneのUTM、エアロネクストのSkyHub®、Ziplineの一体型サービスなどが分かりやすい例です。

選ぶ基準は「どの機体が高性能か」ではなく、「必要な仕組みのどこまでをそのメーカーが提供できるか」です。後から管制やデータ基盤を追加すると、統合コストが大きくなる場合があります。

掲載基準

本記事では、2026年8月時点で現行製品があり、日本での販売・導入・実証を公開情報で確認できた産業用メーカー35社を掲載しています。ホビー専業、防衛を主市場とするメーカー、完成機事業から撤退した企業は除外しました。情報はSkyLink Japanの調査時点のものです。導入前に、取扱状況とサポート体制をメーカーまたは販売窓口へご確認ください。


まずは35社を、一覧で眺めてみます

メーカー 主用途 機体タイプ 代表製品
DJI Enterprise 中国 総合・点検・測量・防災 マルチコプター/ドック Matrice 400、Matrice 4D/4TD
ACSL 日本 点検・測量・物流・防衛 マルチコプター SOTEN、PF4、PF2-CAT3
Skydio 米国 自律点検・防災 マルチコプター/固定翼 X10、X10D、Dock
Autel Robotics Enterprise 中国 点検・消防・測量 マルチコプター/eVTOL固定翼 EVO Max 4T V2、Dragonfish
Parrot フランス 測量・防災・防衛 小型マルチコプター ANAFI Ai、ANAFI USA
PRODRONE 日本 受託開発・重量物・災害 マルチコプター/無人ヘリ PD4B-ML Mark02、PD6B-CAT3
Inspired Flight Technologies 米国 LiDAR・重量ペイロード マルチコプター IF800 TOMCAT、IF1200A
Atlas Aerospace(Atlas UAS) ラトビア 監視・警備・捜索救助 トライコプター AtlasPRO、AtlasNEST
Fotokite スイス 消防・災害・イベント警備 係留式マルチコプター Sigma、Sigma+
CENTURY(センチュリー) 日本 防災・災害救助 マルチコプター D-HOPE I(I-J01型)
Aeroprobing 台湾 インフラ点検・農業 マルチコプター/無人ヘリ AS1、AP-Heli
Flyability スイス 屋内・密閉空間点検 ケージ型マルチコプター Elios 3、Elios 3 UT
Flybotix スイス 上下水道・閉鎖空間点検 ケージ型2ローター ASIO X
Wingtra スイス 広域測量・LiDAR テールシッターVTOL固定翼 WingtraRAY
CHCNAV 中国 公共測量・UAVレーザー マルチコプター+LiDAR X500、AlphaAir 6/9
Liberaware 日本 狭小空間・下水道点検 超小型マルチコプター IBIS2、IBIS2 Chainage
Aerosense(エアロセンス) 日本 公共測量・河川砂防 VTOL固定翼/マルチコプター AS-VT02K、AS-VT01K
FIXAR ラトビア/米国 測量・マッピング 固定角VTOL固定翼 FIXAR 007 NG/LE、FIXAR 025
空解(QUKAI) 日本 物資輸送・沿岸監視・測量 VTOL固定翼 QUKAI FUSION 2.0 V2、MEGA FUSION 3.5
Wingcopter ドイツ 物流・長距離LiDAR測量 ティルトローターeVTOL固定翼 Wingcopter 198(W198)
Terra Drone 日本 測量・点検・UTM・防衛 マルチコプター Terra Xross 1、モジュール型UAV
DRONE SPORTS(Rangle) 日本 管渠・狭小空間点検 小型マルチコプター Rangle Pro、Rangle 5
ヤマハ発動機 日本 農薬散布・林業 産業用無人ヘリ/マルチローター FAZER R、FAZER R G2、YMR-08
XAG 中国 農薬散布・農業センシング 農業用マルチコプター/UGV P150 Max、P100 Pro、R150
NTT e-Drone Technology 日本 農業・鳥獣害・点検 農業用マルチコプター AC101 connect、AC102、BB102
マゼックス 日本 農薬散布・林業運搬 マルチコプター 飛助15/10/mini、軽助25
石川エナジーリサーチ 日本 農薬散布・空撮・点検 マルチコプター アグリフライヤーff、ビルドフライヤーchrome
東光鉄工 日本 農薬散布・レスキュー マルチコプター TSV-AQ3、TSV-AQ2、TSV-RQ1
ciRobotics 日本 農薬散布・林業・特殊用途 マルチコプター ciDroneAG R-70、17L積載散布機
Zipline 米国 医薬品・小口配送 固定翼/VTOL+ドロイド Platform 1(Sparrow)、P2
エアロネクスト 日本 中山間地・離島物流 物流用マルチコプター AirTruck、PD4B-M LogiAir
イームズロボティクス 日本 物流・災害・測量 マルチコプター E6150TC、E484MP、AS10
Velos Rotors ギリシャ/米国 長時間滞空・LiDAR・重量物 電動無人ヘリ Velos V3、V-TWIN
Freefly Systems 米国 重量物・映像・測量 マルチコプター Alta X Gen2、Astro
ドローンWORKシステム 日本 重量物運搬・散布・消防 マルチコプター EAGLEシリーズ、放水ドローン

この表の読み方:販売台数・売上高・市場シェアの順位ではありません。比較可能な客観的資料が存在しないため、順位付けは行っていません。ここに挙げた35社は、いずれも私たちの調査で日本国内での販売・導入を確認できたメーカーです。ただし調査時点のものなので、状況が変わっている場合があります。各社の詳しい状況は、この後のメーカー紹介でひとつずつ説明しています。


産業用ドローンメーカー35社 分野別マップ

SkyLink Japan調べで、2026年8月時点に日本国内で販売・導入が確認できたメーカーを4分野に分類したもの。

総合用途・防災・警備 11社 DJI Enterprise ACSL Skydio Autel Robotics Parrot PRODRONE Inspired Flight Atlas UAS Fotokite CENTURY Aeroprobing 測量・インフラ・屋内点検 11社 Flyability Flybotix Wingtra CHCNAV Liberaware エアロセンス FIXAR 空解(QUKAI) Wingcopter Terra Drone DRONE SPORTS 農業・林業 7社 ヤマハ発動機 XAG NTT e-Drone マゼックス 石川エナジー 東光鉄工 ciRobotics 物流・重量物・PRO 6社 Zipline エアロネクスト イームズロボティクス Velos Rotors Freefly Systems ドローンWORKシステム

順位ではありません。またこの一覧は調査時点のもので、誤りが含まれる可能性があります。メーカーの撤退・新規参入も頻繁に起こるため、最新の状況はメーカーまたは購入先にご確認ください。

35社の本社所在国

国産メーカーが17社と最多。ただし国籍は選定基準ではなく、調達要件によって意味を持つ属性。

0 5 10 15 20 日本 17社 中国 4社 米国 4社 スイス 4社 複数国にまたがる 2社 ドイツ 1社 ラトビア 1社 フランス 1社 台湾 1社

官公庁・重要インフラ案件では、政府調達方針(2020年9月申し合わせ)の適用可否が国籍と結びつくことがあります。一方、民間の測量・点検案件では国籍そのものより保守体制と制度対応の方が実務上の影響が大きいところです。

掲載写真について
以下の各メーカー紹介には、代表機種の写真を1枚ずつ掲載しています。すべて機体そのものが主役の製品写真に統一し、点検・散布・導入といった作業風景の写真は使っていません。出典は写真ごとにキャプションへ記載しています。
公開サイトに画像があることは、転載許諾を意味しません。掲載前に各権利者の利用条件を確認し、必要な許諾を取得しています。

総合用途・防災・警備に強い11社

ここに並ぶのは、特定の用途に特化するのではなく、点検・測量・消防・警備といった複数の現場を1つのエコシステムでカバーしようとするメーカーです。「まず1台目を入れる」「複数部署で共通の機体を使いたい」という場合、最初に検討することになるグループでもあります。一方で、機体・ペイロード・ドック・クラウドがセットで囲い込まれる傾向があるので、後から他社センサーを載せたくなったときに困らないかは見ておいてください。

1. DJI Enterprise(中国)

DJI Enterprise Matrice 4E
Matrice 4E|出典:DJI公式サイト(元ページ
© DJI。メーカー公式サイト掲載画像。公開ページでの閲覧可否と転載許諾は別です。ブログ掲載・転載・改変前に権利者の利用条件を確認し、必要な許諾を取得してください。

機体、可視・サーマル・LiDARペイロード、Dock、クラウドを一つの環境で運用できる総合力が強みです。測量、橋梁・設備点検、災害対応、定期巡回に向き、国内では建設会社、インフラ事業者、自治体の現場で幅広く使われています。
出典:国交省 型式認証一覧DJI Japan

2. ACSL(日本)

ACSL SOTEN
SOTEN|出典:ACSL公式サイト(元ページ
© 株式会社ACSL。メーカー公式サイト掲載画像。公開ページでの閲覧可否と転載許諾は別です。ブログ掲載・転載・改変前に権利者の利用条件を確認し、必要な許諾を取得してください。

国産フライトコントローラとセキュアなデータ設計に強く、国産機や制度対応が求められる案件に向きます。官公庁・重要インフラの点検、防災、物流の目視外飛行などで使われています。
出典:ACSL製品サイト国交省 型式認証一覧

3. Skydio(米国)

Skydio Skydio X10
Skydio X10|出典:SkyLink Japan(元ページ
© WorldLink & Company/各メーカー。SkyLink Japan掲載画像。公開ページでの閲覧可否と転載許諾は別です。ブログ掲載・転載・改変前に権利者の利用条件を確認し、必要な許諾を取得してください。

オンボードAIによる障害物回避と、非GPS環境での自律飛行が強みです。橋梁の桁下、発電設備、屋内施設など操縦が難しい点検現場に向き、インフラ事業者や公共安全分野で使われています。
出典:Skydio X10 国内紹介ページSkydioとの資本業務提携リリース

4. Autel Robotics Enterprise(中国)

Autel Robotics Enterprise EVO Max 4T
EVO Max 4T|出典:SkyLink Japan(元ページ
© WorldLink & Company/各メーカー。SkyLink Japan掲載画像。公開ページでの閲覧可否と転載許諾は別です。ブログ掲載・転載・改変前に権利者の利用条件を確認し、必要な許諾を取得してください。

可視・ズーム・サーマル・レーザー測距をまとめたカメラと、メッシュ通信を含む自律飛行機能が強みです。インフラ点検、消防・災害時の状況把握、警備、広域調査で使いやすい構成です。
出典:Autel Robotics国内正規代理店の問い合わせページ

5. Parrot(フランス)

Parrot ANAFI Ai
ANAFI Ai|出典:SkyLink Japan(元ページ
© WorldLink & Company/各メーカー。SkyLink Japan掲載画像。公開ページでの閲覧可否と転載許諾は別です。ブログ掲載・転載・改変前に権利者の利用条件を確認し、必要な許諾を取得してください。

軽量で携行しやすく、短時間で展開できることに加え、オープンSDKと暗号化設計が強みです。警備、公共安全、設備点検、現場記録など、少人数で素早く飛ばしたい用途に向きます。
出典:Parrot ANAFI Ai 国内取扱ページParrot

6. PRODRONE(日本)

PRODRONE PD4B-ML Mark02
PD4B-ML Mark02|出典:PRODRONE公式サイト(元ページ
© 株式会社プロドローン。メーカー公式サイト掲載画像。公開ページでの閲覧可否と転載許諾は別です。ブログ掲載・転載・改変前に権利者の利用条件を確認し、必要な許諾を取得してください。

既製品では対応しにくいペイロードや機体を個別設計できる、カスタム開発力が強みです。強風下のインフラ点検、災害対応、物流・重量物運搬など、特殊条件の現場で採用されています。
出典:Prodrone製品一覧国交省 型式認証一覧

7. Inspired Flight Technologies(米国)

Inspired Flight Technologies IF1200
IF1200|出典:Inspired Flight Technologies公式サイト(元ページ
© Inspired Flight Technologies。メーカー公式サイト掲載画像。公開ページでの閲覧可否と転載許諾は別です。ブログ掲載・転載・改変前に権利者の利用条件を確認し、必要な許諾を取得してください。

PX4/MAVLink系のオープン設計で、LiDARや独自センサーを柔軟に統合できる点が強みです。測量、研究開発、インフラ点検、公共安全など、用途に合わせて機体を作り込む案件に向きます。
出典:DroneTribune 国内代理店に関する報道Inspired Flight IF1200A

8. Atlas Aerospace(ラトビア)

Atlas Aerospace(Atlas UAS) AtlasPRO
AtlasPRO|出典:SkyLink Japan(元ページ
© WorldLink & Company/各メーカー。SkyLink Japan掲載画像。公開ページでの閲覧可否と転載許諾は別です。ブログ掲載・転載・改変前に権利者の利用条件を確認し、必要な許諾を取得してください。

約1kgの軽量機体、短時間での展開、暗号化通信と複数機のメッシュ運用が強みです。警備、捜索、災害現場の状況把握など、少人数で広い範囲を監視する用途に向きます。
出典:Atlas UAS 企業概要AtlasPRO

9. Fotokite(スイス)

Fotokite Fotokite Sigma+
Fotokite Sigma+|出典:Fotokite公式サイト(元ページ
© Fotokite。メーカー公式サイト掲載画像。公開ページでの閲覧可否と転載許諾は別です。ブログ掲載・転載・改変前に権利者の利用条件を確認し、必要な許諾を取得してください。

地上給電の係留式で、長時間連続して上空から映像を送れることが最大の強みです。消防・救急の指揮支援や大規模災害、イベント警備など、同じ場所を継続監視する現場で使われています。
出典:Fotokite パートナー一覧Fotokite Sigma+

10. CENTURY(センチュリー/日本)

CENTURY D-HOPE I-J01
D-HOPE I-J01|出典:CENTURY公式サイト(元ページ
© 株式会社センチュリー。メーカー公式サイト掲載画像。公開ページでの閲覧可否と転載許諾は別です。ブログ掲載・転載・改変前に権利者の利用条件を確認し、必要な許諾を取得してください。

D-HOPE Iはウインチによる物資投下・引き上げを前提とした、災害救助・消防向けの機体です。孤立地域への物資搬送、捜索支援、救助訓練など、人が入りにくい現場に向きます。
出典:センチュリー D-HOPE国交省 型式認証一覧

11. Aeroprobing(台湾)

Aeroprobing AS1
AS1|出典:ブルーイノベーション/Aeroprobing(元ページ
© Blue Innovation/Aeroprobing。ブランドライセンス協業リリース掲載画像。ブログ掲載・転載・改変前に両権利者の利用条件を確認し、必要な許諾を取得してください。

インフラ点検用マルチコプターと農業用無人ヘリを、運航管理プラットフォームと組み合わせて提供できる点が強みです。設備点検や農薬散布など、機体とデータ管理を一体で運用したい現場に向きます。
出典:ブルーイノベーション×Aeroprobing(2026年6月)ブランドライセンス契約

測量・インフラ・屋内点検に強い11社

このグループは、機体の性能より「どこまで入れるか」「どこまで測れるか」で選ぶことになります。広域を一気に回すVTOL固定翼と、狭隘部に入っていく小型機とでは、同じ「点検用ドローン」でも設計思想がまるで違います。加えて、公共測量では成果品が規程に適合するかどうかが問われるので、機体単体ではなく後処理ソフトと運用手順まで含めて見る必要があります。

12. Flyability(スイス)

Flyability Elios 3
Elios 3|出典:SkyLink Japan(元ページ
© WorldLink & Company/各メーカー。SkyLink Japan掲載画像。公開ページでの閲覧可否と転載許諾は別です。ブログ掲載・転載・改変前に権利者の利用条件を確認し、必要な許諾を取得してください。

衝突耐性のあるケージ構造と、LiDAR・超音波肉厚測定などの点検ペイロードが強みです。ボイラー、タンク、煙突、下水道、鉱山、船舶など、人が入りにくい暗所・狭所で広く使われています。
出典:Flyability DistributorsELIOS 3 国内取扱ページ

13. Flybotix(スイス)

Flybotix ASIO X
ASIO X|出典:SkyLink Japan(元ページ
© Flybotix。メーカー公式サイト掲載画像。公開ページでの閲覧可否と転載許諾は別です。ブログ掲載・転載・改変前に権利者の利用条件を確認し、必要な許諾を取得してください。

ケージ型ながら飛行時間を確保しやすく、高照度ライトとガスセンサーを搭載できる点が強みです。下水道、共同溝、タンクなどのノーエントリー点検や、ガス環境の確認に向きます。
出典:適時開示資料(2026年6月17日)Flybotix Where to buy

14. Wingtra(スイス)

Wingtra WingtraRAY
WingtraRAY|出典:SkyLink Japan(元ページ
© WorldLink & Company/各メーカー。SkyLink Japan掲載画像。公開ページでの閲覧可否と転載許諾は別です。ブログ掲載・転載・改変前に権利者の利用条件を確認し、必要な許諾を取得してください。

垂直離着陸と固定翼の巡航効率を両立し、広い範囲を短時間で撮影できる点が強みです。造成地、鉱山、農地、災害現場などの写真測量・地形計測で使われています。
出典:ANA HD × Wingtra MOUWingtra RAY

15. CHCNAV(中国)

CHCNAV X500
X500|出典:SkyLink Japan(元ページ
© WorldLink & Company/各メーカー。SkyLink Japan掲載画像。公開ページでの閲覧可否と転載許諾は別です。ブログ掲載・転載・改変前に権利者の利用条件を確認し、必要な許諾を取得してください。

機体、LiDAR、GNSS、解析ソフトをまとめて提供でき、点群取得から後処理まで一貫させやすい点が強みです。道路、河川、森林、造成地などの測量やインフラ維持管理に向きます。
出典:CHCNAV CSPI-EXPO 2026DRONE.jp AlphaAir 6

16. Liberaware(日本)

Liberaware IBIS2
IBIS2|出典:Liberaware公式サイト(元ページ
© 株式会社Liberaware。メーカー公式サイト掲載画像。公開ページでの閲覧可否と転載許諾は別です。ブログ掲載・転載・改変前に権利者の利用条件を確認し、必要な許諾を取得してください。

20cm級の小型機で、狭い入口から非GPS・暗所へ進入できる点が強みです。下水道、ボイラー、タンク、煙突、トンネルなどの点検や、屋内の3Dデータ取得で使われています。
出典:IBIS2 Chainage(2026年7月24日)国内販売店制度

17. エアロセンス(日本)

Aerosense AS-VT02K
AS-VT02K|出典:Aerosense公式サイト(元ページ
© エアロセンス株式会社。メーカー公式サイト掲載画像。公開ページでの閲覧可否と転載許諾は別です。ブログ掲載・転載・改変前に権利者の利用条件を確認し、必要な許諾を取得してください。

長距離・長時間飛行ができる国産VTOL固定翼と、高精度な写真測量・LiDAR運用が強みです。広域測量、山間部や沿岸の調査、災害状況の把握など、マルチコプターでは効率が出にくい現場に向きます。
出典:エアロセンス AS-VT02K国交省 型式認証一覧

18. FIXAR(ラトビア/米国)

FIXAR FIXAR 007
FIXAR 007|出典:SkyLink Japan(元ページ
© WorldLink & Company/各メーカー。SkyLink Japan掲載画像。公開ページでの閲覧可否と転載許諾は別です。ブログ掲載・転載・改変前に権利者の利用条件を確認し、必要な許諾を取得してください。

可動式チルト機構を使わないシンプルなVTOL構造と、固定翼による長距離飛行が強みです。広域測量、道路・送電線などの線状インフラ点検、遠距離輸送に向きます。
出典:FIXAR(fixar.pro)FIXAR(fixar.lv)

19. 空解(QUKAI/日本)

空解(QUKAI) QUKAI FUSION 2.0 V2
QUKAI FUSION 2.0 V2|出典:空解公式サイト(元ページ
© 株式会社空解。メーカー公式サイト掲載画像。公開ページでの閲覧可否と転載許諾は別です。ブログ掲載・転載・改変前に権利者の利用条件を確認し、必要な許諾を取得してください。

国産のVTOL固定翼で、長時間・長距離飛行と比較的大きなペイロード搭載を両立できる点が強みです。沿岸監視、広域測量、災害調査、通信・観測機器の搭載用途に向きます。
出典:空解 公式サイト海上保安庁 大型ドローンによる沿岸飛行実証

20. Wingcopter(ドイツ)

Wingcopter Wingcopter 198
Wingcopter 198|出典:Wingcopter公式Media Assets(元ページ
© Wingcopter。公式Media Assetsは報道掲載での利用可と明記。クレジット「© Wingcopter」を付与し、掲載前に最新の利用条件を再確認してください。

ティルトローターによる垂直離着陸と高速巡航が強みで、長距離を短時間で結ぶ用途に向きます。海外では医薬品配送、日本では広域LiDAR測量や物流の実証に使われています。
出典:伊藤忠商事 プレスリリース(2026年1月7日)Wingcopter 198

21. Terra Drone(日本)

Terra Drone Terra Xross 1
Terra Xross 1|出典:Terra Drone公式サイト(元ページ
© Terra Drone株式会社。メーカー公式サイト掲載画像。公開ページでの閲覧可否と転載許諾は別です。ブログ掲載・転載・改変前に権利者の利用条件を確認し、必要な許諾を取得してください。

機体販売よりも、測量、点検、運航管理、データ解析までを組み合わせた導入支援に強みがあります。石油・ガス設備、屋内プラント、建設・測量、インフラ管理の現場で国内外に導入されています。
出典:Terra Drone 会社概要迎撃ドローン実証機種採択

22. DRONE SPORTS(Rangle/日本)

DRONE SPORTS(Rangle) Rangle 5
Rangle 5|出典:DRONE SPORTS公式サイト(元ページ
© DRONE SPORTS株式会社。メーカー公式サイト掲載画像。公開ページでの閲覧可否と転載許諾は別です。ブログ掲載・転載・改変前に権利者の利用条件を確認し、必要な許諾を取得してください。

小型・低コストの国産機と、破損時の交換を含むサブスクリプション型運用が強みです。下水管や狭い管渠、床下など、機体をぶつけるリスクが高い点検現場に向きます。
出典:DRONE SPORTS 鹿島建設導入Rangle Pro

農業・林業に強い7社

農業ドローンは、ここまでの分野とは選び方がかなり違います。決め手になるのは飛行性能ではなく、圃場の規模、散布シーズン中に整備してもらえるか、そして使う農薬がその機体で登録されているかです。国産メーカーが多いのもこの分野の特徴で、価格を公開している会社もあります。なお、この分野では2026年5月にナイルワークスが特別清算に入っており、メーカーの継続性も見ておきたいところです。

23. ヤマハ発動機(日本)

ヤマハ発動機 FAZER R G2
FAZER R G2|出典:ヤマハ発動機公式サイト(元ページ
© ヤマハ発動機株式会社。メーカー公式サイト掲載画像。公開ページでの閲覧可否と転載許諾は別です。ブログ掲載・転載・改変前に権利者の利用条件を確認し、必要な許諾を取得してください。

大容量散布と、長年の教習・整備ネットワークを持つ産業用無人ヘリに強みがあります。大規模な水稲・畑作の農薬散布で使われ、短時間に広い圃場を処理したい農業事業者に向きます。
出典:ヤマハ発動機 UMS国交省 型式認証一覧

24. XAG(中国)

XAG P150 Max
P150 Max|出典:SkyLink Japan(元ページ
© XAG。メーカー公式サイト掲載画像。公開ページでの閲覧可否と転載許諾は別です。ブログ掲載・転載・改変前に権利者の利用条件を確認し、必要な許諾を取得してください。

大容量の散布・運搬機と、RTK・地形追従による高い自動化が強みです。大規模な水稲、畑作、果樹園での農薬散布や播種に使われ、作業者の負担を減らしたい現場に向きます。
出典:XAG日本総代理店サイトXAG 日本語サイト

25. NTT e-Drone Technology(日本)

NTT e-Drone Technology AC102
AC102|出典:SkyLink Japan(元ページ
© WorldLink & Company/各メーカー。SkyLink Japan掲載画像。公開ページでの閲覧可否と転載許諾は別です。ブログ掲載・転載・改変前に権利者の利用条件を確認し、必要な許諾を取得してください。

日本の狭小・中山間圃場に合わせた農業機と、修理・定額保守を組み合わせた運用支援が強みです。農薬散布、鳥獣害対策、感染症防除など、稼働率を重視する地域農業の現場で使われています。
出典:NTT e-Drone Technology企業情報

26. マゼックス(日本)

マゼックス 飛助15
飛助15|出典:マゼックス公式サイト(元ページ
© 株式会社マゼックス。メーカー公式サイト掲載画像。公開ページでの閲覧可否と転載許諾は別です。ブログ掲載・転載・改変前に権利者の利用条件を確認し、必要な許諾を取得してください。

導入しやすい価格帯の国産農業機と、農業・林業に合わせた実用的な機体設計が強みです。中小規模圃場の農薬散布、山間部での苗木・資材運搬などに使われています。
出典:マゼックス 農業用ドローン住友林業×マゼックス(2026年7月17日)

27. 石川エナジーリサーチ(日本)

石川エナジーリサーチ Build Flyer
Build Flyer|出典:SkyLink Japan(元ページ
© WorldLink & Company/各メーカー。SkyLink Japan掲載画像。公開ページでの閲覧可否と転載許諾は別です。ブログ掲載・転載・改変前に権利者の利用条件を確認し、必要な許諾を取得してください。

農業機・産業機に加え、動力系まで自社設計できる技術力が強みです。農薬散布、設備点検、長時間監視など、飛行時間や搭載力が求められる用途に向きます。
出典:石川エナジーリサーチBuild Flyer 国内販売ページ

28. 東光鉄工(日本)

東光鉄工 TSV-RQ1
TSV-RQ1|出典:東光鉄工公式サイト(元ページ
© 東光鉄工株式会社。メーカー公式サイト掲載画像。公開ページでの閲覧可否と転載許諾は別です。ブログ掲載・転載・改変前に権利者の利用条件を確認し、必要な許諾を取得してください。

設計・製造・販売・整備を国内で一貫し、農業機とレスキュー機の両方を扱う点が強みです。水稲の農薬散布・直播、防災訓練、災害時の情報収集などで使われています。
出典:東光鉄工UAV事業部製品一覧

29. ciRobotics(日本)

ciRobotics R-17 V3(17L積載)
R-17 V3(17L積載)|出典:ciRobotics公式サイト(元ページ
© ciRobotics株式会社。メーカー公式サイト掲載画像。公開ページでの閲覧可否と転載許諾は別です。ブログ掲載・転載・改変前に権利者の利用条件を確認し、必要な許諾を取得してください。

農薬散布、林業、物資運搬、除草剤散布ボートまで揃え、中山間地の作業をまとめて支援できる点が強みです。農地での散布、山間部の資材運搬、大型機による作業に使われています。
出典:ciRobotics 会社概要ciRobotics お知らせ農林水産省 農業用ドローンカタログ(PDF)

物流・重量物・プロフェッショナル用途の6社

最後のグループは、「機体を買う」という前提そのものを疑ったほうがいい領域です。物流分野では、機体を購入して自社で飛ばすモデルと、運航サービスとして利用するモデルが混在しています。実際、この6社のうち2社は「その会社から機体を買う」形にはなりません。重量物運搬機についても、最大離陸重量25kg超はほぼ確実なので、限定変更と機体登録を前提に計画を立ててください。

30. Zipline(米国)

Zipline Platform 1(Sparrow)
Platform 1(Sparrow)|出典:Zipline公式サイト(元ページ
© Zipline International Inc.。メーカー公式サイト掲載画像。公開ページでの閲覧可否と転載許諾は別です。ブログ掲載・転載・改変前に権利者の利用条件を確認し、必要な許諾を取得してください。

機体、発着設備、運航ソフトを一体化した長距離配送サービスが強みです。日本では五島列島の医薬品配送、海外では医療・小売品の定期配送に使われています。
出典:そらいいな五島市処方薬配送商用化(2026年2月)

31. エアロネクスト(日本)

エアロネクスト AirTruck
AirTruck|出典:エアロネクスト公式サイト(元ページ
© 株式会社エアロネクスト。メーカー公式サイト掲載画像。公開ページでの閲覧可否と転載許諾は別です。ブログ掲載・転載・改変前に権利者の利用条件を確認し、必要な許諾を取得してください。

機体そのものより、物流プラットフォームSkyHub®と運航ノウハウに強みがあります。自治体や物流事業者と組み、山間部・過疎地での食品、日用品、医薬品の配送に使われています。
出典:エアロネクスト LogiAirAirTruck

32. イームズロボティクス(日本)

イームズロボティクス E6150TC
E6150TC|出典:イームズロボティクス公式サイト(元ページ
© イームズロボティクス株式会社。メーカー公式サイト掲載画像。公開ページでの閲覧可否と転載許諾は別です。ブログ掲載・転載・改変前に権利者の利用条件を確認し、必要な許諾を取得してください。

自動離着陸、LTE通信、目視外飛行に対応した物流向け機体と、運航システムの構築力が強みです。山間部や離島を想定した物流実証、拠点間輸送、インフラ巡回に使われています。
出典:イームズロボティクス E6150TC国交省 型式認証一覧

33. Velos Rotors(ギリシャ/米国)

Velos Rotors Velos V3
Velos V3|出典:SkyLink Japan(元ページ
© WorldLink & Company/各メーカー。SkyLink Japan掲載画像。公開ページでの閲覧可否と転載許諾は別です。ブログ掲載・転載・改変前に権利者の利用条件を確認し、必要な許諾を取得してください。

電動シングルローターによる長時間飛行と、重量センサーを安定して搭載できる点が強みです。LiDAR測量、送電線・広域設備の点検、長時間監視など、マルチコプターでは届きにくい用途に向きます。
出典:Velos RotorsAbout us

34. Freefly Systems(米国)

Freefly Systems Alta X Gen2
Alta X Gen2|出典:Freefly Systems公式サイト(元ページ
© Freefly Systems。メーカー公式サイト掲載画像。公開ページでの閲覧可否と転載許諾は別です。ブログ掲載・転載・改変前に権利者の利用条件を確認し、必要な許諾を取得してください。

積載15kg級のAlta Xと、用途に合わせてセンサーや機材を組み込めるオープンな設計が強みです。映像制作、LiDAR測量、研究開発、インフラ点検、重量物運搬で使われています。
出典:国内取扱情報Alta X Gen2 国内出荷開始(2026年2月19日)

35. ドローンWORKシステム(日本)

ドローンWORKシステム EAGLE75
EAGLE75|出典:ドローンWORKシステム公式サイト(元ページ
© 株式会社ドローンWORKシステム。メーカー公式サイト掲載画像。公開ページでの閲覧可否と転載許諾は別です。ブログ掲載・転載・改変前に権利者の利用条件を確認し、必要な許諾を取得してください。

最大75kg級の重量物運搬機をはじめ、農業、消防、有線給電、水上点検まで機体を揃える開発力が強みです。林業・山間部の資材運搬、農薬散布、災害対応、水インフラ点検に使われています。
出典:ドローンWORKシステム 公式サイト会社案内古河産業との合弁会社設立(2024年7月)

用途から逆算して選ぶなら、どうなるか

メーカー名から選ぶのではなく、現場の条件から候補を絞るほうが確実です。用途別の目安を一覧にしました。

用途候補の目安先に確認すること
測量・点群広域はWingtra、エアロセンス、FIXARなどのVTOL固定翼。小面積はDJI、Skydio。LiDAR統合型はCHCNAV。RTK/PPK精度、校正、後処理ソフト、公共測量の運用実績
屋内・狭所・プラント点検IBIS2、Rangle Pro、Elios 3、ASIO X最小開口寸法、暗所・粉塵・ガス、防爆要件
橋梁・建築物点検Skydio X10、DJI Matriceシリーズ非GPS環境での飛行、ズーム性能、点検支援技術性能カタログ
農業・林業マゼックス、東光鉄工、NTT e-Drone、XAG、ヤマハ発動機など圃場規模、農薬登録、積載量、整備拠点、繁忙期の対応
物流・重量物運搬Zipline、エアロネクスト、イームズロボティクス、ACSL、Freefly、PRODRONEなどサービス利用か機体購入か、飛行レベル、25kg超の手続き
消防・災害・警備Fotokite、D-HOPE I、Autel、DJI、Skydio、Parrotなどサーマル・係留・物資搬送、データ保存先、通信の暗号化
長時間飛行VTOL固定翼、無人ヘリ、ハイブリッド、係留式必要なのが滞空時間、移動距離、無中断運用のどれか
高セキュリティ用途ACSL、PRODRONE、センチュリー、Skydio、Freefly、Inspired Flightなど国産、型式認証、NDAA準拠のどれが求められているか

この表は候補を探すための入口です。同じメーカーでも、型番によって用途・認証・技適は異なります。最終判断は、導入する機種と運用条件をセットにして行ってください。

買う前に、ここだけは確認してください

比較は機体スペックからではなく、次の順序で進めます。

産業用ドローン導入検討の4ステップ

機体スペックの比較から入らず、要件の確定から始める。

1 用途要件の確定 最小開口寸法・飛行距離・積載 量・取得データ 2 制度要件の確認 型式認証の種別・技適・飛行レ ベル(3/3.5/4) 3 国内サポートの確認 正規代理店・修理窓口・代替機 ・部品供給年数 4 トータルコスト試算 機体+電池+ペイロード+ソフ ト+整備+保険+教育(5年)

確認は機種単位で行います。技適、型式認証、機体認証、使用周波数、Remote ID、飛行許可、操縦者資格は、型番と運用方法によって変わります。「日本で買える」ことと「日本で正規に買える」ことも別です。

正規代理店、修理窓口、部品供給、代替機、ソフトウェアの継続性を確認し、機体・電池・ペイロード・保険・教育まで含めた5年間の総額で比較してください。

先に決めるのはメーカー名ではなく、「何をするか」「どこで飛ばすか」「どの制度とサポートが必要か」です。条件が固まれば、候補は自然に絞れます。最後に希望する型番の国内正規流通、法令適合、修理体制をメーカーまたは販売窓口へ確認して決定してください。


SKYLINK INDUSTRIAL DRONE

型式認証も技適も、機種単位です。

「このメーカーなら大丈夫」という判断は、調達でいちばん事故が起きやすいところです。導入をご検討の型番について、認証・技適・保守体制の確認からお手伝いします。

お問い合わせはこちら

よくいただく質問

日本で購入できる産業用ドローンメーカーはどこですか?

2026年8月時点の公開情報で、日本での販売・導入・実証などの接点を確認できた35社を掲載しています。一部は取扱継続を確認できていないため、購入前にメーカー公式の代理店一覧と現行機種をご確認ください。

国産ドローンと海外製ドローンの違いは何ですか?

国産機は制度対応や国内での修理・部品供給を確認しやすく、海外大手は機体・ペイロード・ドックを含む製品の幅に強みがあります。どちらが適するかは、案件の要件次第です。

産業用ドローンメーカーを選ぶときの注意点は何ですか?

現場の条件、必要な法制度対応、国内サポート、5年間の総費用を先に決めてください。機体スペックの比較は、その後です。

「型式認証を取得しているメーカー」という言い方は正しいですか?

正確ではありません。型式認証はメーカーではなく型番に付与されるため、導入する機種を国土交通省の最新一覧で確認してください。

技適はメーカーに確認すれば大丈夫ですか?

技適も機種・仕向地仕様ごとに異なります。購入する型番を指定し、国内仕様の技適取得状況を書面で確認するのが確実です。

「日本で買える」と書かれていれば正規に購入できますか?

必ずしも正規流通とは限りません。メーカー公式の代理店一覧に販売店が掲載されているか、紹介されている機種が現行世代かを確認してください。


おわりに

35社を比べて分かったのは、スペック以上に「今も日本で正規に買えて、壊れたときに直せるか」が重要だということです。

まず現場の条件を決め、次に法制度、国内サポート、5年間の総費用を確認する。この順番なら、候補は自然に絞れます。型式認証と技適は、必ず導入する型番で確認してください。

本記事の調査について
掲載内容は、SkyLink Japanが2026年8月時点の官公庁資料、メーカー公式情報、企業開示、国内の販売・導入情報をもとに独自に調査・整理したものです。可能な限り確認していますが、誤りや漏れが含まれる可能性があります。また、「確認できなかった」ことは、販売や事業の終了を意味しません。導入時にはメーカーまたは販売窓口へ最新情報をご確認ください。


本シリーズの他の記事

  • 第2回:日本の防衛・官公庁と接点があるUAVメーカー19社を調べてみた。採用と実証は別だった【2026年版】
  • 第3回:海外では軍事、日本では産業へ|Penguin C VTOLが広がるためのデュアルテック条件
上部へスクロール
Share via
Copy link
Powered by Social Snap