夏季休業期間:2026年8月11日(火)~ 2026年8月16日(日)
ドローン導入前に確認したい補助金・助成金6制度を、測量・点検・物流の用途別に示した2026年8月版サムネイル

ドローン導入で確認したい補助金・助成金まとめ|測量・点検・物流の制度と締切

本記事について
本記事は2026年8月13日時点で各制度の公式サイト・公募要領に公表されている情報をもとに構成しています。補助金・助成金の対象要件や公募日程は変更される場合があります。申請前に必ず各制度の公式サイト、公募要領および事務局で最新情報をご確認ください。なお、本記事はSkyLink Japanが独自に調査・整理したもので、すべての制度を網羅するものではありません。情報に抜け漏れが生じる可能性があることを、あらかじめご了承ください。本記事は情報提供を目的としたものであり、補助対象への該当や採択を保証するものではありません
SkyLink Japanの対応範囲
SkyLink Japanでは、利用できる補助金の選定・紹介、適用可否の判断、申請代行は行っていません。「この機体を購入したいが、どの補助金が使えるか」といったお問い合わせには回答できません。利用を検討する制度は、必ず各制度の公募元・事務局へ直接ご確認ください。対象制度と必要書類を確認済みの場合は、見積書・製品仕様書・機体構成資料など、当社が作成可能な販売事業者側の書類をご用意します。

「このドローンに、どの補助金が使えますか?」

このようなお問い合わせについて、SkyLink Japanでは制度の選定や適用可否の回答は行っていません。対象可否は、申請者の事業内容、申請枠、導入構成などによって変わります。利用を検討する制度は、必ず各制度の公募元・事務局へ直接ご確認ください。

ただ、ドローン導入を検討されているお客様から同様のお問い合わせを多くいただくため、今回はブログ記事として、ドローン導入に関連する可能性のある補助金・助成金を公式の公開情報からピックアップし、分かりやすく整理しました。まずは制度の全体像を知るための参考情報としてご覧ください。

※ 本記事に掲載している制度が、すべての申請者・導入案件に利用できるという意味ではありません。個別の対象可否は、必ず各制度の公募元・事務局へご確認ください。

2026年には、中小企業省力化投資補助金「カタログ注文型」の公式製品カタログにドローン関連カテゴリが相次いで追加されました。公開情報上の動きは次のとおりです。

追加日追加された製品カテゴリ
2026年3月26日物流用ドローン
2026年4月30日設備点検用小型ドローン
2026年7月2日写真測量用ドローン/LiDAR測量用ドローン

表1:中小企業省力化投資補助金(カタログ注文型)に追加されたドローン関連カテゴリ。出典:製品カタログ(カタログ注文型)

ドローンが「補助対象になり得る製品」として制度側に明示された、という点で大きな変化です。

ただし、「ドローンなら何でも対象」ではありません。

  • カタログ注文型は、公式カタログに登録された製品しか対象になりません。カテゴリが追加されていても、希望する機種が登録されているとは限りません
  • 省力化投資補助金(一般型)や新事業進出系の補助金の公募要領には、補助対象外経費として「船舶」「航空機」「車両及び運搬具」が明記されています。無人航空機がこの規定でどう扱われるかは公募要領に明示がないため、機体購入を経費に含める場合は事務局への事前確認が必要です
  • ソフトウェア中心の補助金では、ドローン機体そのものが補助対象経費の区分に存在しない場合があります

本記事では、2026年8月13日時点で公式に確認できる情報をもとに、導入目的に関連する公募情報を参考として整理します。個別の適用可否は、公募元・事務局へ直接ご確認ください。

この記事の構成

  1. 2026年8月13日時点の制度比較表
  2. 導入目的別の公募情報(参考)
  3. 各制度の詳細(6制度)
  4. 国の制度と自治体の制度の分け方
  5. 省力化投資補助金(カタログ注文型)の確認方法
  6. 申請時の重要な注意点
  7. まとめ|目的別に最初に確認すべき制度

2026年8月13日時点の制度比較表

横にスクロールして全7列を確認できます →

優先度制度名向いている導入補助率・上限額受付状況
(8月13日時点)
次の締切主な注意点
★★★ 中小企業省力化投資補助金カタログ注文型 登録済みドローン本体の購入 1/2以下
5人以下 500万円
6〜20人 750万円
21人以上 1,000万円
(賃上げ特例で750万・1,000万・1,500万円)
随時受付中
令和9年3月末頃までの受付予定
回次締切なし 登録製品のみ対象。登録販売事業者との共同申請が必要
★★★ 中小企業省力化投資補助金一般型 ドローンポート、自動充電、遠隔監視・遠隔運航、AI画像解析、点検管理クラウド 1/2(小規模事業者等2/3)
750万〜8,000万円
(賃上げ特例で最大1億円)
第7回は2026年7月31日17時で締切済み
第8回は2026年8月18日(火)公募開始
第8回:申請受付開始2026年9月中旬(予定)/締切2026年10月中旬(予定) 締切時刻・採択発表日は未発表。通信費は原則対象外
★★☆ 新事業進出・ものづくり商業サービス補助金(第1回) ドローンを使った新規サービスの立ち上げ 1/2〜2/3
750万〜7,000万円
(賃上げ特例で最大9,000万円)
公募中 2026年10月30日(金)18時
公募要領1.1版
「単なる設備導入」は対象外。旧2制度は新規受付終了
★★☆ デジタル化・AI導入補助金2026 写真測量・点群処理ソフト、3D GIS、AI画像解析、点検記録システム、クラウド型業務管理 通常枠 1/2以内(特例2/3以内)
5万〜450万円
受付中(1次締切) 2026年8月25日(火)17時 登録された「ITツール」のみ対象。通常枠にハードウェアの区分なし
★☆☆ 小規模事業者持続化補助金(第20回) 新サービスの販路開拓(広報・Web・展示会) 2/3(赤字事業者は特例で3/4)
50万円
(特例併用で最大250万円)
申請受付開始前 受付 2026年11月5日(木)〜2026年12月15日(火)17時 販路開拓が前提。社内効率化目的の機械購入は不適合
★☆☆ 人材開発支援助成金 操縦・測量・点群処理・画像解析の研修 コースにより経費助成45〜75%
+賃金助成(中小企業)
通年で申請可能
公募制ではない
訓練開始日の6か月前〜1か月前に計画届 機体等の設備費は対象外。訓練開始後の届出は不可

表2:ドローン導入に活用できる可能性のある制度の比較(2026年8月13日時点)。代表的な区分の要約です。正確な条件は各公募要領をご確認ください。

産業用ドローンの導入目的に関連する補助金・助成金の公開情報を整理した参考図

公開情報を導入目的別に整理した参考図です。対象可否は、公募元・事務局へ直接ご確認ください。
画像をタップすると拡大できます。

導入目的別の公募情報(参考)

この章は公開情報の整理です。
SkyLink Japanが補助金を選定・紹介したり、適用可否を判断したりするものではありません。制度の対象になるかどうかは、必ず各制度の公募元・事務局へ直接ご確認ください。

登録済みドローンを購入したい

公開情報上の確認候補として、中小企業省力化投資補助金「カタログ注文型」があります。物流用・設備点検用・写真測量/LiDAR測量用のカテゴリが追加されていますが、希望機種の登録状況と対象可否は、公式製品カタログおよび事務局でご確認ください。

ドローンポートや遠隔運航環境を構築したい

公開情報上の確認候補として、中小企業省力化投資補助金「一般型」があります。ハード・ソフト・機体購入費などの対象範囲は申請内容によって異なるため、公募要領と事務局での確認が必要です。

ドローンを使った新規サービスを始めたい

公開情報上の確認候補として、新事業進出・ものづくり商業サービス補助金があります。新規事業性や対象経費への適合は個別判断となるため、公募元・事務局へご確認ください。

解析ソフトや点検クラウドを導入したい

公開情報上の確認候補として、デジタル化・AI導入補助金2026があります。対象は事前登録されたITツールに限られるため、導入予定のソフトが対象かどうかを公式検索と事務局でご確認ください。

販路開拓を行いたい

公開情報上の確認候補として、小規模事業者持続化補助金があります。対象となる取組・経費・申請者要件は、公募要領および地域の商工会・商工会議所へご確認ください。

従業員を教育したい

公開情報上の確認候補として、人材開発支援助成金があります。対象訓練への該当、計画届の期限、助成対象経費は、管轄の労働局・ハローワークへご確認ください。

各制度の詳細

中小企業省力化投資補助金(カタログ注文型)

項目内容
どのような制度か公式カタログに登録された省力化製品の導入費用を補助する制度。製品が事前に審査されているため手続きが比較的簡易
対象になり得る導入「物流用ドローン」「設備点検用小型ドローン」「写真測量用ドローン/LiDAR測量用ドローン」の各カテゴリに登録された製品の購入
対象になりにくいケースカタログ未登録の機種/登録販売事業者を通さない購入/単価50万円未満の製品
補助率と上限額補助率1/2以下。上限額は従業員5人以下500万円、6〜20人750万円、21人以上1,000万円。賃上げ特例適用時はそれぞれ750万円・1,000万円・1,500万円
対象経費製品本体価格+導入経費(導入経費は本体価格の2割が上限)。送信機、地上局、解析ソフト等が含まれるかは製品ごとの登録内容による
主な申請要件GビズIDプライムの取得/登録販売事業者との共同申請/補助事業終了後3年間で労働生産性を年平均成長率3.0%以上向上させる計画(2回目以降の申請は4.0%以上)。賃上げ特例は事業場内最低賃金3.0%以上かつ給与支給総額6%以上の増加が条件
スケジュール回次締切はなく随時受付。公募要領では令和9年3月末頃までの受付予定
申請前に確認すること公式カタログ検索での機種登録の有無と、登録販売事業者

公式情報:製品カタログ(カタログ注文型)公募要領(カタログ注文型)

中小企業省力化投資補助金(一般型)

項目内容
どのような制度か

現場に合わせて専用設計した機械装置・システムの導入を支援するオーダーメイド型

カタログ注文型より上限額が大きく、ハードとソフトを自由に組み合わせられる

対象になり得る導入
  • ドローンポート
  • 自動充電設備
  • 遠隔監視・遠隔運航システム
  • AI画像解析
  • 点検管理クラウド
  • 既存業務システムとの連携を含む省力化システムの構築
対象になりにくいケース
  • 「自動車等車両、船舶、航空機等の購入費」は対象外(「機械及び装置」に該当するものは対象との注記あり)
  • 無人航空機の扱いは明示がなく、事務局確認が必要
  • 「電話代、インターネット利用料金等の通信費」も原則対象外
補助率と上限額
補助率中小企業 1/2、小規模企業者・小規模事業者および再生事業者 2/3
上限額5人以下 750万円/6〜20人 1,500万円/21〜50人 3,000万円/51〜100人 5,000万円/101人以上 8,000万円
特例大幅な賃上げ特例適用時は最大1億円
対象経費
  • 機械装置・システム構築費(必須。単価50万円以上の設備投資が1つ以上必要
  • 運搬費
  • 技術導入費
  • 知的財産権等関連経費
  • 外注費
  • 専門家経費
  • クラウドサービス利用費
主な申請要件
  • 労働生産性の年平均成長率 4.0%以上
  • 1人当たり給与支給総額の年平均成長率 3.5%以上
  • 事業場内最低賃金を 地域別最低賃金より30円以上高い水準
  • GビズIDプライムの取得
スケジュール
第7回2026年7月31日(金)17時で締切済み
第8回2026年8月18日(火)公募開始
申請受付開始:2026年9月中旬(予定)
締切:2026年10月中旬(予定)
未発表締切時刻と採択発表日
申請前に確認すること 第8回公募要領の公開後、対象経費と要件の変更点

公式情報:一般型トップスケジュール第7回公募要領

新事業進出・ものづくり商業サービス補助金(第1回)

制度名にご注意ください。2026年8月13日時点で、「中小企業新事業進出補助金」と「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」はいずれも新規受付を終了しています。現在申請できるのは、両者に相当する内容を「革新的新製品・サービス枠」「新事業進出枠」「グローバル枠」の3枠として扱う本制度です。
項目内容
対象になり得る導入既存事業とは異なる顧客層に向けたドローン測量・設備点検・AI判定付き点検などの新規サービス(新事業進出枠)/自社技術を活かした革新的なドローン関連サービス・システムの開発(革新的新製品・サービス枠)
対象になりにくいケース公募要領に「単に機械装置・システム等を導入するにとどまり、新製品・新サービスの開発を伴わないものは補助対象事業に該当しません」と明記。既存設備の単なる置き換え、「船舶」「航空機」「車両及び運搬具」も対象外
補助率と上限額革新的新製品・サービス枠:補助率1/2(小規模企業者・再生事業者2/3)、1〜5人750万円/6〜20人1,000万円/21〜50人1,500万円/51人以上2,500万円(大幅賃上げ特例で850万・1,250万・2,500万・3,500万円)
新事業進出枠:補助率1/2、1〜20人2,500万円/21〜50人4,000万円/51〜100人5,500万円/101人以上7,000万円(特例で3,000万・5,000万・7,000万・9,000万円)
対象経費機械装置・システム構築費(必須)、建物費(新事業進出枠・グローバル枠のみ)、運搬費、技術導入費、知的財産権等関連経費、外注費、専門家経費、クラウドサービス利用費、原材料費、広告宣伝・販売促進費など
主な申請要件付加価値額の年平均成長率4.0%以上/1人当たり給与支給総額の年平均成長率3.5%以上/事業場内最低賃金を地域別最低賃金より30円以上高い水準に。新事業進出枠では最終年度に新事業の売上高が総売上高の10%以上(または付加価値額が総付加価値額の15%以上)となる見込みも必要
スケジュール公募開始2026年6月29日(月)。公募要領1.1版(令和8年7月)では2026年10月30日(金)18時まで(厳守)2026年7月17日にスケジュール変更の告知が出ているため、公式スケジュールページと最新版の公募要領の双方をご確認ください
申請前に確認すること電子申請の受付開始日/過去の類似補助金の採択歴による申請制限

公式情報:公式サイト第1回公募要領

デジタル化・AI導入補助金2026

正式名称は「中小企業デジタル化・AI導入支援事業費補助金」です。従来の「IT導入補助金」から名称が変更された制度で、公式サイトのURLも事務局体制も継続しています。

写真測量・点群処理、飛行計画、地理空間データ共有などの業務用ソフトウェアは、2026年度の登録ITツールとして承認された製品・プランに限り、補助対象となる可能性があります。対象製品や購入方法については、公式ITツール検索または販売事業者へご確認ください。

項目内容
対象になり得る導入3D GIS、写真測量・点群処理ソフト、AI画像解析、点検記録・報告書作成システム、クラウド型業務管理など、登録されたITツールに該当するもの
対象になりにくいケース通常枠の対象経費にハードウェアの区分がありません。ハードウェアが対象になるのはインボイス枠と複数者連携枠に限られ、機器もPC・タブレット・複合機・POS専用機等に限定列挙されています。この構造から、ドローン機体そのものは対象になり得ないと考えられます。未登録ITツール、リース・レンタル、中古品、交付決定前の購入も対象外
補助率と上限額通常枠は補助率1/2以内(最低賃金近傍の事業者は2/3以内)。補助額は1プロセス以上で5万円以上150万円未満、4プロセス以上で150万円以上450万円以下。他の枠は別の補助率・上限額
対象経費ソフトウェア購入費、クラウド利用料(最大2年分)、導入関連費。枠により限定列挙のハードウェア
主な申請要件GビズIDプライムの取得/IPA「SECURITY ACTION」の宣言/1年後に労働生産性3%以上向上かつ事業計画期間の年平均成長率3%以上(過去に交付決定を受けた事業者は4%以上)/IT導入支援事業者との共同申請
スケジュール交付申請の受付開始は2026年3月30日(月)。1次締切は2026年8月25日(火)17時、交付決定日は2026年10月7日(水)の予定。2次締切以降は未発表
申請前に確認すること導入したいソフトが登録ITツールに含まれているか

公式情報:公式サイト事業スケジュールITツール検索

小規模事業者持続化補助金(一般型・通常枠 第20回)

項目内容
どのような制度か小規模事業者が経営計画を策定し、商工会・商工会議所の支援を受けて販路開拓に取り組む費用を補助する制度
対象になり得る導入ドローンを活用した屋根点検サービスなど、新サービスの販路開拓に必要な広報費、ウェブサイト関連費、展示会等出展費、機械装置等費
対象になりにくいケース「単なる取替え更新であって新たな販路開拓につながらない機械装置等」は対象外と明記。汎用機器も対象外で、社内利用のみを目的とした機体購入は適合しにくい
補助率と上限額補助率2/3、上限50万円。インボイス特例で+50万円、賃金引上げ特例で+150万円、両方該当で最大250万円。賃金引上げ特例に該当する赤字事業者は補助率3/4
対象経費機械装置等費、広報費、ウェブサイト関連費、展示会等出展費、旅費、新商品開発費、借料、委託・外注費の8科目ウェブサイト関連費は補助金交付申請額の上限が30万円(税込)で、この経費のみでの申請は不可
主な申請要件小規模事業者であること/経営計画に基づく販路開拓等の取組であること/商工会・商工会議所から事業支援計画書(様式4)の発行を受けること
スケジュール第20回の公募要領は2026年5月27日(水)公開(第8版は2026年7月21日改版)。申請受付は2026年11月5日(木)〜2026年12月15日(火)17時様式4の発行受付締切は2026年12月4日(金)
申請前に確認すること様式4の発行には面談等が必要で、地域独自の内部締切がある場合があります。早めのご相談を

公式情報:商工会議所地区 公式サイト第20回公募要領 第8版

人材開発支援助成金(厚生労働省)

項目内容
どのような制度か従業員に職務に関連した訓練を計画的に実施した場合に、訓練経費と訓練中賃金の一部を助成する制度。公募制ではない
対象になり得る導入ドローン操縦、測量、点群処理、画像解析などの外部スクール受講や社内研修。ただし公式資料に「ドローン」を名指しで例示した記載は確認できておらず、対象可否は要件への適合で個別に判断されます
対象になりにくいケース機体やパソコン等の設備購入費、受講者の旅費・宿泊費、繰り返し使える教材は対象外。実訓練時間10時間未満、受講率8割未満も対象外
助成率と助成額
(中小企業)
人材育成支援コース:経費助成45%(賃上げ等要件の達成で60%)、賃金助成800円/人・時間。経費助成の限度額は10時間以上100時間未満15万円/100時間以上200時間未満30万円/200時間以上50万円
事業展開等リスキリング支援コース:経費助成75%、賃金助成1,000円/人・時間。限度額はそれぞれ10万円/20万円/30万円
主な申請要件職務に関連した専門的な知識・技能の習得を目的とすること/実訓練時間10時間以上のOFF-JTであること/対象労働者が実訓練時間の8割以上受講すること
スケジュール通年で申請可能訓練実施計画届は訓練開始日の6か月前から1か月前までに労働局へ提出。支給申請は訓練終了日の翌日から2か月以内
申請前に確認すること検討中の研修が対象訓練に該当するかを管轄の労働局・ハローワークへ

公式情報:人材開発支援助成金(厚生労働省)

国の制度と自治体の制度は分けて考える

ここまで紹介したのは、全国の中小企業が対象になり得る国の制度です。これとは別に、都道府県や市区町村が独自にドローン導入やDXを支援する制度を設けている場合があります。

自治体制度は対象地域・業種・予算枠が限定されるため、国の制度とは分けて確認してください。自治体を含む最新の公募情報は、中小機構の支援情報ヘッドライン(J-Net21)で、国・都道府県の支援情報をまとめて検索できます。

省力化投資補助金(カタログ注文型)の確認方法

最有力候補だからこそ、確認の順序が大切です。

省力化投資補助金カタログ注文型の確認手順を5段階で示したフロー図

公式カタログでカテゴリと機種を確認してから、登録販売事業者・対象範囲・省力化効果の順に整理します。
画像をタップすると拡大できます。

1. 公式製品カタログでカテゴリを確認する

製品カタログから公式検索へ進み、「物流用ドローン」「設備点検用小型ドローン」「写真測量用ドローン/LiDAR測量用ドローン」を確認します。

2. 希望する機種が登録されているか確認する

ここが最重要です。

カテゴリの公開と製品登録は別の工程で進むため、カテゴリがあっても登録製品が掲載されているとは限りません。必ず製品名レベルで確認してください。

3. 登録販売事業者を確認する

カタログ注文型は中小企業等と販売事業者の共同申請です。登録販売事業者からマイページへの招待を受けて手続きが始まります。

4. 本体以外に何が含まれるか確認する

補助対象は製品本体価格と導入経費(本体価格の2割上限)です。送信機、地上局、通信装置、対空標識、解析システムがどこまで含まれるかは登録内容次第です。見積前に販売事業者へご確認ください。

5. 省力化効果を数値化する

労働生産性を年平均成長率3.0%以上向上させる計画が必要です。作業人数、作業時間、移動時間、点検回数、報告書作成時間を導入前後で比較できる形に整理しておきます。

申請時の重要な注意点

交付決定前に契約・発注・納品・支払いをしない。
多くの制度で交付決定前の経費は対象外です。省力化投資補助金(一般型)の公募要領には「いかなる理由であっても事前着手は認められません」とあります。「先に買って後から申請」はできないとお考えください。

「申請」「採択」「交付決定」の違いを理解する

用語意味
申請公募期間内に書類を提出すること
採択審査を通過し、補助金の交付候補者に選ばれること
交付決定交付申請の内容が確認され、正式に補助対象として決定されること。発注してよいのは原則としてここから

表3:申請・採択・交付決定の違い。採択と交付決定を混同すると、経費が対象外になる恐れがあります。

そのほかに押さえておくこと

  • 対象製品・対象経費・申請者要件は個別に確認する。自社が対象事業者に該当するか、導入予定の設備が対象経費に該当するかは、公募要領と事務局への確認で判断してください
  • GビズIDプライムの取得期間を見込む。取得に一定の期間がかかるため、公募開始を待たずに手続きを始めることをおすすめします
  • 賃上げ・付加価値額・労働生産性の要件を確認する。未達の場合に補助金の返還を求められる制度もあります
  • 補助金は後払いが多い。原則として事業完了後の実績報告・確定を経て支払われます。設備代金は一旦全額を自社で支払うため、資金計画が必要です
  • 採択されてもすべての経費が補助対象になるとは限らない。交付決定や確定検査の段階で、一部が対象外と判断されることがあります

補助金ありきで機種を決めない。

対象であることを優先すると、現場の要求性能に合わない機体を導入する恐れがあります。業務上の効果から選定し、その上で使える制度を探す順序をおすすめします。

目的別チェックリスト

A. 登録済みドローンを購入したい(カタログ注文型)

  • 公式製品カタログ検索で該当カテゴリを開いた
  • 希望機種が製品名レベルで登録されていることを確認した
  • 購入予定の販売店が登録販売事業者であることを確認した
  • 製品本体価格が単価50万円以上であることを確認した
  • 送信機・地上局・解析ソフト等が登録価格/導入経費に含まれるか販売事業者に確認した
  • 労働生産性を年平均成長率3.0%以上向上させる計画の根拠数値を整理した
  • GビズIDプライムを取得済み、または申請済み

B. ドローンポート・遠隔運航環境を構築したい(一般型)

  • 第8回公募要領(2026年8月18日以降公開見込み)を確認した
  • 単価50万円以上の機械装置・システム構築費が1つ以上含まれる構成になっている
  • 通信費・機体購入費の扱いを事務局に確認した
  • 労働生産性+4.0%/給与支給総額+3.5%/最低賃金+30円の要件を満たせるか検討した
  • 申請受付開始(2026年9月中旬予定)までに事業計画の骨子を用意した

C. 新規サービスを始めたい(新事業進出・ものづくり商業サービス補助金)

  • 制度名が「新事業進出・ものづくり商業サービス補助金」であることを確認した
  • 申請枠(革新的新製品・サービス枠/新事業進出枠/グローバル枠)を選定した
  • 「既存事業とは異なる顧客層」に向けた事業であることを説明できる
  • 「単なる設備導入」ではないことを事業計画で示せる
  • 最新の公募要領で締切日時を再確認した
  • 過去の類似補助金の採択歴による申請制限に該当しないか確認した

D. 解析ソフト・点検クラウドを導入したい(デジタル化・AI導入補助金2026)

  • 導入したいソフトが登録ITツールであることを公式検索で確認した
  • IT導入支援事業者と連携できる体制がある
  • 1次締切(2026年8月25日17時)に間に合うか、2次締切の発表を待つかを判断した
  • GビズIDプライムとSECURITY ACTION宣言を済ませた
  • ハードウェアが必要な場合、対象枠と対象機器の限定列挙を確認した

E. 販路開拓を行いたい(小規模事業者持続化補助金 第20回)

  • 自社が小規模事業者に該当することを確認した
  • 販路開拓の取組であることを経営計画で説明できる
  • 商工会・商工会議所へ様式4の相談を開始した(発行受付締切2026年12月4日)
  • ウェブサイト関連費のみの申請になっていない(上限30万円・単独申請不可)

F. 従業員を教育したい(人材開発支援助成金)

  • 検討中の研修が対象訓練に該当するか労働局に確認した
  • 実訓練時間が10時間以上ある
  • 訓練開始日の1か月前までに計画届を提出できるスケジュールになっている
  • 機体等の設備費を訓練経費に含めていない
  • 支給申請(訓練終了日の翌日から2か月以内)の担当と期限を決めた

まとめ ── 導入目的別の公募情報(参考)

横にスクロールして全3列を確認できます →

導入目的公開情報上の確認候補2026年8月13日時点の状況
登録済みドローンを購入したい省力化投資補助金「カタログ注文型」随時受付
ドローンポート・遠隔運航環境を構築したい省力化投資補助金「一般型」第8回:2026年8月18日公募開始
新規サービスを始めたい新事業進出・ものづくり商業サービス補助金第1回:2026年10月30日18時締切
解析ソフト・点検クラウドを導入したいデジタル化・AI導入補助金20261次締切:2026年8月25日17時
販路開拓を行いたい小規模事業者持続化補助金 第20回受付:2026年11月5日〜12月15日17時
従業員を教育したい人材開発支援助成金通年/訓練開始1か月前までに計画届

表4:導入目的別の入口

いずれの制度も、対象になるかどうかの最終判断は事務局が行います。

SkyLink Japanでは、補助金の適用可否を判断・回答しません。対象可否を確認できるのは、公募要領と各制度の公募元・事務局です。

対象制度を確認後、見積書・製品資料はSkyLinkへ

SkyLink Japanでは、補助金の選定・紹介、対象可否の判断、申請代行は行っていません。「この機体を購入したいが、どの補助金が使えるか」といったお問い合わせには回答できません。利用を検討する制度は、必ず各制度の公募元・事務局へ直接ご確認ください。

対象制度と必要書類を公募元へ確認済みの場合は、販売事業者として次の資料を準備できます。

  • 見積書:機体・周辺機器・ソフトウェア・保守等の見積明細
  • 製品仕様書・カタログ:導入予定製品の仕様を確認できる資料
  • 機体構成資料:機体、センサー、周辺機器、解析ソフト等の構成
  • 公募元から指定されたその他書類:当社が販売事業者として作成可能な範囲で対応
ご依頼の際は、制度名、申請枠、公募元へ確認した対象経費、必要書類をお知らせください。SkyLink Japanは、補助金の適用可否、採択可能性、申請内容の判断には回答できません。
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公募元へ確認済みの制度に必要な、見積書・製品資料をご相談ください。

制度名と必要書類をご共有いただければ、導入構成を確認し、見積書・製品仕様書・機体構成資料などを準備します。補助金の選定・紹介や対象可否に関するお問い合わせには対応していません。

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出典・参考(公式情報)

本記事は、各制度の公式サイト・公募要領をもとに整理しています。最新の要件・日程・公募要領は、以下の公式サイトおよび各事務局でご確認ください。

本記事は2026年8月13日時点の公開情報をもとに作成しています。補助金・助成金の対象要件や公募日程は変更される場合があります。申請前に必ず各制度の公式サイト、公募要領および事務局で最新情報をご確認ください。本記事は情報提供を目的としたものであり、補助対象への該当や採択を保証するものではありません。SkyLink Japanでは、補助金の選定・紹介、適用可否の判断、申請代行は行っていません。対象制度と必要書類を確認済みの場合に限り、見積書・製品仕様書・機体構成資料など、当社が作成可能な販売事業者側の書類をご用意します。

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