パープルのDIPS2.0エラー対処集|よくある質問・原因・対処

DIPS2.0のよくある質問とエラー対処集【2026年最新版】

本記事について
本記事は2026年8月6日時点で国土交通省が公表している情報をもとに構成しています。制度は改正が頻繁なため、実際の手続きにあたっては必ず国土交通省の公式ページおよびDIPS2.0の最新情報をご確認ください。

DIPS2.0を使っていると、入力そのものよりも「どこで止まったのか分からない」ことに困りがちです。

ログインできない、認証メールが届かない、機体がプルダウンに出てこない、申請が差し戻される。そんなときにすぐ確認できるよう、国土交通省の公式FAQをもとに、よくあるつまずきと対処方法を症状別にまとめました。

DIPS2.0で止まった場所をログイン・機体登録・飛行許可承認・送信後の4段階で切り分ける診断図

図1:止まった手続きから、確認する項目を切り分けます(クリックで拡大)

アカウント作成・ログインのトラブル

症状原因と対処
認証メールが届かない迷惑メールフィルタでブロックされている可能性が高いです。information@dips-reg.mlit.go.jp(機体登録関係)とinformation@dips.mlit.go.jp(技能証明関係)のドメイン受信許可を設定してください
SMSが届かないSMS非対応端末、海外電話番号、キャリアのブロックが原因。SMSが受信できなくても、メールが受信できれば申請は継続可能です
ログインIDを忘れた氏名・メールアドレス等を入力して再通知を受けられます。登録メールアドレスが使用不可の場合はヘルプデスクへ
パスワードを忘れたログイン画面の「パスワードを忘れた方」から初期化
マイナンバーカードが読み取れない①電子証明書が搭載されていないカードは使用不可 ②署名用・利用者証明用の暗証番号が必要 ③スマホで別アプリに切り替えて約10秒経過すると申請が失敗する場合あり ④マイナポータル側のメンテナンス中は手続き不可
eKYCの撮影が通らない枠内に大きく収める/傾けすぎない/光の反射やブレをなくす/枠内に余計な物を映さない
スマホを持っていないeKYCは利用できません。郵送による本人確認を選択してください

表1:アカウント作成時のトラブルと対処法

2026年7月24日の重要なお知らせ。
振り仮名記載版のマイナンバーカードは、DIPS2.0の本人確認に使用できませんとアナウンスされています。該当するカードをお持ちの場合は、eKYCまたは郵送による本人確認をご検討ください。
動作環境にご注意ください。推奨環境はPCがWindows/macOS(Chrome 106以降・Edge 106以降・Safari 16以降)、スマートフォンがAndroid(Chrome)/iOS(Safari)です。フィーチャーフォン、Chromebook、iPadOS搭載タブレットは動作保証の対象外です。また、60分以上操作を中断するとやり直しになり、ブラウザの「戻る」「更新」ボタンは使用不可、複数端末での同時ログインも禁止されています。

DIPS2.0でよくあるご質問

機体登録について

100g未満のドローンも登録が必要ですか?
不要です。ただし「100g」は機体本体とバッテリーの合計重量で判定します。外付けリモートID機器の重量は含めません。カメラやプロペラガードを装着して100gを超える場合の扱いは機体構成によるため、判断に迷う場合はメーカーまたはヘルプデスクにご確認ください。
屋内だけで飛ばす場合も登録は必要ですか?
登録義務は「航空の用に供する」=屋外飛行が対象です。完全に屋内(外部と遮断された空間)でのみ飛行させる場合は航空法の規制対象外ですが、屋外で少しでも飛ばす予定があるなら登録してください。
登録記号は希望の番号を選べますか?
選べません。国土交通省が定めた記号が付与されます。
登録の更新はいつすればよいですか?
有効期間満了日の1か月前から満了日までに手続きするのがおすすめです。それより早く更新すると、新しい有効期限が「更新した日から3年後」となり、その分だけ次の有効期限が早まるため、ご注意ください。
更新を忘れて期限が切れてしまいました。
登録は抹消されるため、新規登録をやり直す必要があります。この場合、登録記号も変更されます。機体への表示も貼り替えが必要です。
登録情報を変更したいときは?
所有者・使用者の氏名/住所/メールアドレス/電話番号の変更、機体を改造した場合などは、事由があった日から15日以内に変更の届出が必要です。
機体を売却するときはどうすればよいですか?
登録を抹消してから売却するか、売却後に新しい所有者とともに所有者移転の手続きを行います。移転の場合は、現在の所有者が「移転用パスワード」を発行し、新しい所有者がそれを使って手続きします。
中古のドローンを購入しました。何をすればよいですか?
前の所有者が登録を抹消済みなら新規登録を行います。前の所有者の登録が有効なままなら、前の所有者に所有者移転または抹消を依頼してください。前の所有者の登録が残っている状態では、購入者は飛行させられません。
機体が滅失・解体した場合は?
事由があった日から15日以内に抹消の申請が必要です。墜落で機体を失った場合、機体を解体・廃棄した場合などが該当します。
複数機をまとめて登録すると安くなりますか?
なります。1回の申請で複数機を申請した場合、2機目以降は割引価格(マイナンバーカード利用で890円)が適用されます。日を分けて申請すると毎回1機目の価格になるため、まとめて申請してください。
自作機・改造機も登録できますか?
できます。ただし通常の入力に加え、機体重量・最大離陸重量・寸法・改造の概要、4方向から撮影した機体画像の提出が必要です。製造番号は半角英数字20桁までで自分で設定します。

リモートIDについて

手持ちの機体にリモートIDが内蔵されているか分かりません。
メーカーの製品仕様またはサポートにご確認ください。2022年6月以降に発売された産業用機の多くは内蔵型です。内蔵されていない場合は、認証済みの外付型リモートID機器を装着します。
外付型リモートIDを交換したら手続きは必要ですか?
必要です。リモートID機器の製造者名・型式・製造番号についてDIPS2.0で変更届出を行ってください。
事前登録した機体は、更新後もリモートIDが不要ですか?
不要のままです。国土交通省は「事前登録期間中(2021年12月20日〜2022年6月19日)に登録申請を完了した機体は、登録更新後もリモートIDの搭載は不要」と明記しています。

飛行許可・承認について

包括申請の更新はどうすればよいですか?
期間満了日の40開庁日前から10開庁日前までに更新申請を行います。ただし更新申請で変更できるのは飛行日時のみです。機体や操縦者を変えたい場合は変更申請、または複製して新規申請になります。
許可を取った後で機体を追加したいときは?
変更申請を行います。DIPS2.0のメインメニューから「申請書の作成(変更)」を選択してください。機体・操縦者・飛行マニュアルは変更申請で対応できますが、飛行日時と提出先は変更できません。
操縦者を追加したいときは?
同じく変更申請です。追加する操縦者には、原則として機体の種類別に10時間以上の飛行経歴が必要です。技能証明保有者であれば様式3の提出を省略できます。
会社の名称や住所が変わりました。
機体登録側は15日以内に変更の届出が必要です。飛行許可については、申請者情報が変わるため変更申請または新規申請での対応が必要になります。許可書に記載された内容と実態が食い違わないようご注意ください。
提出した申請に誤りが見つかりました。
申請者側では訂正できません。「申請書の複製」で正しい内容を作成し、複製元は取り下げてください。
申請から許可まで何日かかりますか?
提出期限は飛行開始予定日の10開庁日前(カテゴリーⅢは20開庁日前)ですが、国土交通省は3〜4週間程度の余裕をもった申請を推奨しています。補正が入ると、飛行予定日までに許可が得られないケースもあります。
飛行実績の報告は必要ですか?
現行の審査要領には、定期的・一律の飛行実績報告の義務は規定されていません。航空局が必要と判断した場合に、個別に提出を求められることがあります。ただし、飛行計画の通報と飛行日誌の作成は義務であり、いずれも罰則があります。
保険への加入は必須ですか?
一般的な法律上の加入義務はありませんが、総重量25kg以上の機体は2025年10月1日以降、第三者賠償責任保険への加入が必須です。またレベル3.5飛行でも加入が要件になっています。それ以外の場合も、申請書に保険情報の記載欄があり、実務上は加入が前提と考えてください。
他人が所有する機体を使って申請できますか?
できます。機体の所有者側でDIPS2.0の「機体情報の提供」操作を行ってもらうことで、自分の申請に追加できるようになります。

技能証明・機体認証について

国家資格(技能証明)を取れば、飛行申請は不要になりますか?
条件付きで「はい」ですが、実務上はほとんどのケースで申請が必要です。申請不要にできるのはカテゴリーⅡB(DID上空・夜間・目視外・30m未満)に限られ、かつ機体認証を受けた機体が必要です。しかも第二種型式認証を取得している機種は2026年6月時点で13認証のみで、M300/M350などの主力機は含まれていません。詳しくはDIPS2.0完全ガイドの「機体認証+技能証明があれば申請不要?」の章をご覧ください。
二等の資格を取れば夜間飛行が申請なしでできますか?
できません。二等技能証明には標準で「昼間飛行の限定」「目視内飛行の限定」が付いています。夜間飛行を申請不要で行うには、夜間飛行の限定解除が別途必要です。目視外も同様です。
技能証明を取るメリットは何ですか?
申請不要ルートが使えるかどうかとは別に、飛行許可申請時に様式3および追加基準適合性資料の提出を省略できるという実務上のメリットがあります。2025年12月の改正で民間資格の省略特例が廃止されたため、現在、この省略が認められるのは国家資格の保有者です。
技能証明の有効期間は?
3年です。更新は有効期間満了日の6か月前から申請可能で、満了日の1か月前までに手続きを完了する必要があります。更新講習は登録更新講習機関で受講し、学科のみ(一等75分/二等50分)。更新講習は申請から3か月前までに修了したものが有効です。
技能証明申請者番号とは何ですか?
登録講習機関の受講申請や、指定試験機関(一般財団法人日本海事協会)の受験申請に必要な番号です。DIPS2.0で取得します。マイナンバーカードで本人確認すれば即時発行、eKYC・郵送の場合は数日かかります。有効期間はなく、削除もできません(16歳未満は取得不可)。
機体認証の有効期間は?
第一種機体認証は1年、第二種機体認証は3年です。型式認証は第一種・第二種とも3年です。

飛行計画・飛行日誌について

飛行計画の通報は何時間前までに行えばよいですか?
「何時間前まで」という数値規定はありません。通報要領は「飛行開始前に必要な運航に係る情報を入手し、時間に十分なゆとりを持って事前に通報すること」としています。当日の朝ではなく、前日までに済ませておくのが実務的です。
飛行を中止した場合はどうすればよいですか?
「飛行の中止が判明した時点で速やかに当該飛行計画の通報を取り消す」ことが求められています。天候不良などで中止することもあるため、社内の運用手順には取消方法まで入れておくと安心です。
他の人の飛行計画と重複してしまいました。
飛行日時・経路・高度のすべてが重複する場合、飛行を中止するか、当事者間で調整して重複のない飛行計画を通報しなければなりません。DIPS2.0の調整掲示板機能で、定型文を使ったやり取りができます。
飛行日誌はDIPS2.0で作れますか?
作れません。国土交通省が公開しているExcel(様式1)/Word(様式2・3)をダウンロードして作成するか、民間のアプリ・クラウドサービスをご利用ください。電磁的な記録・保管は正式に認められています。
飛行日誌はいつまで保管すればよいですか?
ガイドラインは「無人航空機が登録されている間は継続しなければならない」としています。年数での規定ではないため、機体を保有している間は、飛行日誌も継続して保管してください。

よくあるエラー・つまずきポイント集

症状原因と対処
ログインできないログインIDは英字3文字+数字6文字。忘れた場合は氏名・メールアドレス等を入力して再通知を受けられます。パスワードはログイン画面の「パスワードを忘れた方」から初期化。ログインにマイナンバーカードは不要です
メールが届かないinformation@dips-reg.mlit.go.jp(機体登録)とinformation@dips.mlit.go.jp(技能証明)のドメイン受信許可を設定してください。キャリアの迷惑メールフィルタが最大の原因です
本人確認に失敗する
(マイナンバーカード)
①電子証明書が搭載されていないカードは使用不可 ②署名用・利用者証明用の暗証番号が必要 ③スマホで別アプリに切り替えて約10秒経過すると失敗する場合あり ④マイナポータルのメンテナンス中は手続き不可 ⑤振り仮名記載版のマイナンバーカードは使用できません(2026年7月24日告知)
本人確認に失敗する
(eKYC)
枠内に大きく収める/傾けすぎない/光の反射やブレをなくす/枠内に余計な物を映さない。エラーコード「RM01」はカード無効・利用限度額超過等が原因で、別のカードを使うかカード会社へ問い合わせ
スマホがなくeKYCが使えない郵送による本人確認を選択してください(手数料は1,450円区分)
プルダウンに機体がない製造者区分を「自作した機体・その他」に変更して入力を継続できます
製造番号が分からない機体のラベルまたはメーカーの操作アプリ内で確認。不明な場合はメーカーへ問い合わせ。自作機は半角英数字20桁までで自分で設定
登録番号(登録記号)エラー「JU」で始まる記号を、半角英数字で正確に入力してください。全角混在が典型的な原因です
申請画面に機体が出てこない①機体登録が完了していない ②飛行許可申請側の「無人航空機情報の登録」がまだ ③機体登録の更新手続き中の可能性。機体登録と申請用の機体情報登録は別手続きです
操縦者情報が自動表示されない自動表示されるのは技能証明保有者の情報に限られます。それ以外は個別に入力してください
包括申請が差し戻された飛行場所の特定不足/飛行経路図の不備/飛行マニュアルの規定不足/機体の基準適合性の未確認/添付資料の欠落/操縦者の飛行経歴不足が典型例。初回申請で補正なしに通るケースは多くありませんので、期間に余裕を持って申請してください
旧許可が更新できない2025年12月18日の改正により、ホームページ掲載無人航空機・民間技能認証を含む過去の申請は、複製・変更申請・更新申請が行えません。新規申請をやり直してください
申請が送信できたか分からない申請書一覧のステータスを確認。「審査中」=送信完了、「作成中」=未提出です
入力途中で画面が戻ってしまう60分以上操作を中断するとやり直しになります。またブラウザの「戻る」「更新」ボタンは使用不可、複数端末での同時ログインも禁止です
iPadで操作できないiPadOS搭載タブレットは動作保証対象外です。パソコン(Chrome/Edge/Safari)またはスマートフォンをお使いください
リモートIDが書き込めないDIPS APPの「接続可能機体一覧」に表示されない場合、対象機器が接続可能な状態(電源投入・Bluetooth有効化)になっているか確認。具体的手順は製品マニュアルをご参照ください
手数料が納付できない郵送による本人確認を選んだ場合、クレジットカード納付は利用できません。Pay-easy対応のATMまたはインターネットバンキングをご利用ください。納付期限は案内後3か月以内です

表2:DIPS2.0のよくあるエラーと対処法

DIPS2.0の申請ステータス「作成中」と「審査中」の違いと次の対応

図2:「作成中」は未提出、「審査中」は送信完了です(クリックで拡大)

解決しないときは、無人航空機ヘルプデスクへ。
国土交通省は無人航空機ヘルプデスク(平日9時〜17時、土日祝・年末年始を除く)を設置しています。ただし電話番号は2026年に変更されており、国土交通省の各ページで表記が異なっている状態です。お電話の前に、国土交通省の無人航空機ページで最新の番号をご確認ください。

どこで止まったかを、最初に切り分ける

まずは「本人確認」と「機体情報の登録」を確認してみてください。該当する項目から本文へ移動できます。

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出典・参考

制度に関する記載は、2026年8月6日時点の公表資料をもとにしています。手続きの前に、各出典元で最新情報をご確認ください。

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