【FIXAR 007】送信機によるマニュアル操作時の注意事項

FIXAR 007は完全自動運用を想定したVTOLで、マニュアル操作は緊急時の離着陸に用います。操縦時はGPSと高度維持補正のないスタビライズモードとなり、一般的なドローンとは操縦感覚が異なります。

回答

FIXAR 007はフラップのない固定翼と、角度のついたモーターを備えた機構です。そのため、一般的なドローンと操縦感覚が異なります。離発着地点は、マニュアルに記載のとおり十分なクリアランスを確保したうえで運用する必要があります。

スタビライズモードでの操作となるため、マニュアル操作権の獲得時には、ある程度のスロットル入力と、機体の挙動に合わせた舵を用意する必要があります。スロットル0での操作権獲得は、機体の自重落下につながります。

離陸

  • 機体の構造上、フロントから浮き上がり、遅れて後方が持ち上がる形になります。
  • 離陸時はモーター角度が機体のIMUに伴っていないため、アクロモードで離陸し、水平になったタイミングでスタビライズモードに変更します。
  • 固定翼の影響で、スロットル操作に伴い前方に進もうとして前傾姿勢になります。ピッチを少し戻すことで垂直に離陸できます。

ホバリング

  • ホバリングモードと固定翼モードにスイッチ切り替えのような機能はありません。モーターのスピードによって機体が前傾姿勢になっているかどうかを指します。
  • ホバリング時間は最大5分以内にします。マニュアルでのホバリング飛行はモーターおよびESCへの負荷が高く、ESC温度がリミットを超えるとモーター停止機能が働きます。離着陸の前には機体のモーターを手で触って確認し、熱を感じれば冷まします。
  • ホバリングモードでスロットルを下げすぎないようにします。スロットルを下げると機体は下降しますが、その際に翼が風を受ける関係で、回転する、または大きく暴れる場合があります。この場合はスロットルを上げ、コントロールができる状態で下降させます。
  • ホバリング時には、一般的なドローンに比較して固定翼のぶん風の影響を大きく受けます。そのため、基本的に機首方向を風向きに合わせる飛行方法をとります。また、ピッチを下げての後方移動は非推奨です。

着陸

  • ミッションの最終ポイントは、50〜60m程度の安全を確保したうえで、設定可能な限りの高度に設定します。これにより、マニュアル介入した場合の不要なホバリング時間を回避できます。
  • 着陸時には、離陸時の挙動とおおむね逆の動作になります。後方ランディングギアから着陸し、前方が倒れ込む挙動になります。
  • 後方ランディングギアが着陸した時点でディスアームを行うことを推奨します。
  • 着陸後は速やかにバッテリーケーブルを抜きます。

前提条件・注意事項

  • 記載の手順は2022年8月時点の情報に基づくものです。現行の仕様は都度ご確認ください。
最終更新:2026年9月
上部へスクロール