情報セキュリティ特化ドローンAUTEL EVO MAX
Mode S
製造国だけでなく、データの流れと運用方法で選ぶ。
特定国製品を一律に除外しない一方、撮影データ・飛行ログ・通信経路を厳格に管理したい組織へ。外部ネットワークに接続しない運用を前提に設計された、限定提供モデルです。
- 外部ネットワーク非接続運用
- オンライン認証不要
- 通信・保存データ暗号化
- オフライン地図・更新
- 国内導入・保守支援
FOCUSED
MODEL
Procurement fit
この機体が適する案件、
適さない可能性がある案件。
「官公庁向け」という言葉だけで判断せず、実際の発注仕様・組織内規・情報管理条件に照らして選定します。
情報の流れを厳格に管理したい案件
- 中国製を一律に除外する調達規定はない
- クラウドや外部ネットワークへの接続を避けたい
- 撮影画像・設備位置・飛行ログを組織内で管理したい
- 電力・鉄道・港湾・水道・通信・プラント等を点検する
- 導入設定・講習・保守・データ消去を国内窓口へ集約したい
原産国や認証が指定される案件
- 国産機または非中国製機の指定がある
- 機体・通信機器・主要部品まで原産国指定がある
- 特定の政府認証・第三者認証の取得が必須
- 発注仕様に特定メーカー・原産国の除外条件がある
- 組織内規上、海外メーカー製品の利用が認められない
明確にお伝えします
Autel Roboticsは中国に本社を置くメーカーです。そのため、国産・非中国製が必須の案件には適しません。一方、製造国を一律の除外条件とせず、通信経路・保存先・クラウド接続・保守時のデータ管理を個別評価する案件では、有力な比較候補になります。
ドローン選定で確認したい7つの情報セキュリティ要件
Security architecture
オンラインに依存しない。
データを外へ出さない。
起動から撮影、保存、更新、返却・修理まで。運用ライフサイクル全体で情報の流れを管理します。

認証せずに起動
オンラインアクティベーションや定期ログインに依存しない運用。

外部接続せず飛行
オフライン地図を使用し、クラウド同期を前提としない現場運用。

通信・保存を暗号化
機体-送信機間の通信と、SDカード内の保存データを保護。

データを消去
撮影データ・動作ログ・キャッシュの残存リスクに配慮。
Requirement mapping
調達・運用要件と
Mode Sの対応。
機能名の羅列ではなく、発注者・情報システム部門が確認したい要件から整理しました。
| 調達・運用要件 | Mode Sの対応 | 導入時の確認ポイント |
|---|---|---|
| 初回オンライン認証を避けたい | ノンアクティベーション起動時のオンライン認証を必要としない運用。 | 使用する機体・送信機・ファームウェアの組み合わせを確認。 |
| 外部ネットワークへ接続したくない | オフライン地図・オフライン更新地図取得や更新を外部接続に依存させない。 | 地図データと更新ファイルの管理・持込手順を策定。 |
| 通信傍受リスクを抑えたい | AES128 / 256通信暗号化機体と送信機間の映像・データ伝送を保護。 | 暗号化の適用範囲と鍵・パスワード管理を確認。 |
| 記録媒体の持出しに備えたい | SDカード暗号化撮影データが保存された媒体を保護。 | 媒体番号、貸出、保管、廃棄までの運用ルールを整備。 |
| 修理・返却時のデータ残存を避けたい | 撮影データ・ログ・キャッシュ消去外部へ預ける前の消去フローに対応。 | 消去の実施記録と、故障時に操作できない場合の手順を確認。 |
| 国内で導入・保守を完結したい | SkyLink Japanによる導入支援要件確認、初期設定、講習、点検・修理の国内窓口。 | 調達仕様・組織内規・運用手順書との適合を個別確認。 |
※対応可否は機体構成、地域、年度、ファームウェア、発注仕様および組織内規により異なります。導入前に個別確認が必要です。
Use cases
機微な設備情報を扱う
点検・調査・公共安全へ。
外部通信の制限や、撮影データ・飛行ログの組織内管理が求められる現場を想定しています。

電力設備・送電線
設備位置や劣化状況など、機微な点検データを現場内で管理。

橋梁・道路・鉄道
重要構造物の撮影画像と飛行ログを外部クラウドに依存せず運用。

自治体・警備・防災
秘匿性や即応性が求められる状況で、オンライン認証に依存しない。

消防・災害対応
通信環境が不安定な現場でも、地図ダウンロードに依存せず初動を支援。

捜索・救助
ネット圏外でもオフライン地図を活用。現場の取得情報をローカル管理。

プラント・港湾・水道
施設配置や設備状態など、事業継続に関わる情報の管理を重視する現場へ。

Base performance
セキュリティだけでなく、
現場で使える飛行性能。
Mode Sはセキュリティ仕様の追加モデルであり、飛行・センサーの基本性能はEVO Max 4Tを継承します。
※基本性能はEVO Max 4Tの公開仕様を基準に記載。搭載構成・環境・地域等により異なります。
Comparison
通常版EVO MAXと
Mode Sの違い。
暗号化などの基本セキュリティは共通。Mode Sでは、オフライン運用と特殊運用向けの設定範囲が拡張されています。
| 主な項目 | 通常版 | Mode S |
|---|---|---|
| ノンアクティベーション | − | ✓ |
| オフラインマップ(MBTiles) | − | ✓ |
| オフラインバージョンアップ | − | ✓ |
| 撮影データ・ログの一括消去 | − | ✓ |
| 通信暗号化(AES128 / 256) | ✓ | ✓ |
| SDカード暗号化 | ✓ | ✓ |
| GNSS・RID・LED等の個別設定 | − | ✓ |
| 周波数帯・NFZ・高度等の設定範囲 | 標準設定 | 拡張設定* |
「機体が対応していること」と「国内で運用してよいこと」は別です。
RID発信、NFZ、高度制限、周波数帯、GNSSなどの設定変更は、航空法・電波法・リモートID制度等の適用を受けます。Mode Sが機能として対応していても、国内で常に許容されることを意味しません。用途、場所、飛行方法、機体構成に応じて個別に適法性と安全性を確認してください。
Implementation support
機体を納めるだけでなく、
運用要件まで設計します。
セキュリティ機能は、設定と運用ルールが揃って初めて機能します。SkyLink Japanが導入前から国内で支援します。
調達要件・組織内規の確認
製造国、接続可能なネットワーク、保存対象データ、第三者認証、保守条件を整理します。
機体構成・設定・手順書の設計
オフライン地図、更新、ログ管理、媒体管理、修理時の消去を含め、運用フローを設計します。
講習・保守・運用開始支援
操縦者と管理者への説明、初期設定、点検・修理の国内窓口まで一貫して支援します。
FAQ
よくあるご質問
EVO MAX Mode Sは中国製ですか?
はい。Autel Roboticsは中国に本社を置くメーカーです。国産・非中国製が必須の案件には適しません。一方、製造国を一律の除外条件とせず、通信・保存・クラウド接続・保守時のデータ管理を個別評価する案件では比較候補になります。
官公庁や自治体で使用できますか?
すべての官公庁・自治体の仕様に一律で適合することを保証するものではありません。発注仕様、組織内規、用途、使用場所、必要な認証等を確認し、案件ごとに適否を判断します。
撮影データや飛行ログは海外へ送信されますか?
Mode Sは外部ネットワークへ接続しない運用、オフライン地図・更新、ローカル保存を前提とした構成が可能です。実際のデータフローは機体構成、設定、使用する周辺機器や業務PCを含めて導入時に確認します。
インターネットに一度も接続せず運用できますか?
ノンアクティベーション、オフライン地図、オフラインバージョンアップに対応しています。ただし、更新ファイルや地図データをどの端末で取得し、どの媒体で持ち込むかまで含めた運用設計が必要です。
修理・点検時のデータはどのように扱いますか?
原則として、お預かり前に撮影データ・飛行ログ・キャッシュ等の消去手順を確認します。故障によって消去操作ができない場合を含め、機体の状態と契約条件に応じて個別対応します。
国産・非中国製が必須の場合、代替機も提案できますか?
はい。原産国、用途、必要なセンサー、飛行時間、セキュリティ機能、予算を確認し、国産・非中国製を含む別構成をご提案します。
誰でも購入できますか?
Mode Sは一般販売モデルではありません。用途・調達要件・運用体制を確認したうえで、対象となるお客様・機関へ個別にご案内します。
自組織の要件に合うか。
仕様書の段階から確認します。
発注仕様、製造国条件、ネットワーク制限、取り扱う情報、点検対象をお聞かせください。Mode Sが適さない場合も、国産・非中国製を含む別の選択肢をご案内します。