圃場の生育ムラを地図にして、必要な場所にだけ撒く。PIX4Dfields
ドローンや衛星の画像から、圃場のオルソ画像と植生指数マップ(作物の元気さを色で表した地図)を数分で作成します。生育のムラをゾーンに分け、可変施肥機やスポット散布ドローンが読み込める処方マップとして出力できます。処理は現場のノートPCで完結し、圃場に通信環境がなくても使えます。
PIX4Dfieldsが向いているのは、こういう方です
圃場の生育ムラを、感覚ではなくデータで把握したい
植生指数マップで、目視では分からない生育のばらつきを色で確認できます。
可変施肥・スポット散布で、肥料・薬剤の使用量を必要な場所に絞りたい
ゾーン分けから処方マップの出力までを1本で行えます。
圃場に通信環境がなく、その場で結果を見たい
完全オフラインで処理できます。データをクラウドに上げる必要がありません。
複数の圃場・作期を継続して記録したい
圃場ごとの記録を残し、作期をまたいで比較できます。
この目的なら、別の製品をおすすめします
- 測量成果(点群・等高線・CADデータ)が必要 → PIX4Dmatic
- 建設現場の進捗共有 → PIX4Dcloud
- 災害対応の即時地図 → PIX4Dreact
撮影から、散布までの5ステップ

ドローン(RGBまたはマルチスペクトル)で撮影した画像や、対応する衛星画像をプロジェクトへ読み込みます。

画像の種類を選び、現場のノートPCで処理します。通信環境がない圃場でも作業を進められます。


NDVIなどの植生指数を選び、生育状態を色分けしたマップで弱っている場所や圃場内のばらつきを確認します。

生育状況に応じて圃場を区分し、可変施肥・スポット散布で使う処方量を設定します。

散布ドローンや可変施肥機で利用する形式へ書き出し、PDFレポートなどで関係者と共有します。
画面・データ:Pix4D公式サポート/Courtesy of Pix4D / pix4d.com。製品アップデートにより実際の画面が変わる場合があります。
得られる成果物
| 成果物 | 内容 | 主な使いみち |
|---|---|---|
| オルソ画像 | 圃場全体をゆがみなく1枚に | 現況の記録、面積の把握 |
| 植生指数マップ | NDVI等の指数で作物の状態を色分け | 生育ムラの発見、病害の早期把握 |
| ゾーンマップ | 生育状況に応じて圃場を区分 | 散布・施肥の区画設計 |
| 処方マップ | 可変施肥・スポット散布用(ISOXML等) | 散布機・可変施肥機への入力 |
| DSM | 地表面の高さデータ | 排水・地形の確認 |
| 圃場レポート | 注釈・計測を含むPDF | 関係者・生産者への報告 |
主な特長
通信のない圃場でも、その場で結果が出る
完全オフラインで処理が完結します。回線のない現場でも待たされません。
衛星画像とドローン画像を組み合わせて、広域と詳細を使い分けられる
広域は衛星、要注意の区画はドローン、という運用ができます。
散布機・可変施肥機にそのまま渡せる形式で出力できる
ISOXML等に対応しています。お使いの散布ドローン・可変施肥機の型式をお知らせいただければ、適合を個別に確認してご回答します。
年間の処理量が増えても、追加費用がかからない
オフライン処理のためクレジットは不要です。何回処理しても年額は変わりません。
PIX4Dfieldsの料金
プランは1つだけです。機能の取捨選択で迷う必要がありません。選ぶのは支払い方法だけ ―― 期間で借りるサブスクリプション(月額/年額/3年)か、1回の支払いで期限なく使える永久ライセンス(買い切り)か。処理はオフラインで完結するため、通常の運用では追加費用も発生しません。
PIX4Dfields 年額
PIX4Dcloudでの共有・処理に使う分です。オフライン処理では消費しません
- ○完全オフライン処理
- ○植生指数マップ・ゾーンマップ
- ○可変施肥・スポット散布用の処方マップ
- ○衛星画像との併用
- ○PDFレポート出力
- —同時利用 1台(フローティング)
- ○15日間の無料トライアル(エクスポート不可)
PIX4Dfields 永久ライセンス
最大3年分まで一括購入可
更新が必要なのは、機能追加・アップデートとサポートを受ける場合です
- ○年額と同じ全機能
- ○期限なく使用可能
- —4年目以降まで使うなら年額より割安になる場合があります
この価格に含まれるもの・含まれないもの
含まれるもの:PIX4Dfieldsの全機能(オフライン処理、植生指数マップ、ゾーンマップ、処方マップ出力、PDFレポート、衛星画像の利用)、年間100クレジット。
含まれないもの:撮影用ドローン、マルチスペクトルカメラ、散布ドローン・可変施肥機、現場用ノートPC、操縦訓練。SkyLink Japanでは、これらを含めた構成でご提案できます。
追加費用が発生する条件:年間100クレジットを超えてPIX4Dcloud上で処理・共有を行う場合のみ。オフライン処理だけであれば追加費用は発生しません。
体系別の価格一覧(税別)
| 体系 | PIX4Dfields | 補足 |
|---|---|---|
| 月額 | ¥65,000 | 毎月請求。短期の実証・受託案件向け |
| 1年(年額) | ¥380,000 | 年1回一括請求。もっとも一般的な体系です |
| 3年(総額) | ¥740,000 | 契約時に一括請求。年あたり 約¥246,667 |
| 永久ライセンス(買い切り) | ¥1,200,000 | 1回のお支払いで期限なく使用できます |
| └ S&U(保守)更新・有効期限内 | ¥360,000 | 最大3年分まで一括購入可。未更新でも既存機能は継続使用できます |
| 官公庁向け 永久ライセンス | ¥950,000 | 自治体・官公庁向けの価格です |
| └ 官公庁向け S&U(保守) | ¥285,000 | 同上 |
- 表示はすべて税別です。年額は年1回一括請求、月額は毎月請求、3年・5年は契約時に総額を一括請求します。
- 年額と月額はサブスクリプションで、期間終了後は更新が必要です。更新しない場合、ソフトはご使用いただけなくなります。
- 永久ライセンス(買い切り)は1回のお支払いで期限なくご使用いただけます。機能追加・アップデートとサポートを受けるにはS&U(保守)の更新が必要ですが、S&Uが切れても購入時点の機能は継続してお使いいただけます。S&Uは1回のお手続きで最大3年分まで一括購入できます。
- 追加費用:原則なし。オフライン処理では追加費用は発生しません。付属の年間100クレジットを超えてPIX4Dcloud上で処理・共有する場合のみ、追加クレジットが必要です。
- SkyLink Japanのサポート範囲:導入相談/実データ検証/ライセンス選定/初期設定/日本語での操作サポート。
- 同時に使う台数分のライセンスが必要です(フローティングライセンスのため、1ライセンスで同時に使えるのは1台です)。
- 価格情報の最終更新日:2026-08-11(SkyLink Japan 国内定価・2026年1月1日改定)。本数・契約年数・構成により変わりますので、正式なお見積りをご依頼ください。
年間費用の例
| 使い方 | 構成 | 費用(税別) |
|---|---|---|
| ① ソフトだけを1本 | fields × 1(年額) | 年額 ¥380,000/3年なら総額 ¥740,000(年あたり 約¥246,667) |
| ② 標準的な農業法人利用 | fields × 1(年額)+ 撮影用ドローン | 年額 ¥380,000+機材費 |
| ③ 複数担当者で利用 | fields × 2(年額・同時稼働2台分) | 年額 ¥760,000 |
| ④ 散布まで含む構成 | fields × 1(年額)+ 散布ドローン + 操縦訓練 | 年額 ¥380,000+機材・研修費 |
| ⑤ 長く使う前提で買い切り | fields 永久ライセンス × 1 | 初回 ¥1,200,000+S&U(保守)¥360,000/回。4年目以降まで使う場合、年額より総額を抑えられる可能性があります |
導入前に確認すること
| 確認項目 | 目安・注意点 |
|---|---|
| OS | Windows 10/11(64bit)/macOS Sequoia以降。Apple silicon専用・Intel Mac非対応(v2.13以降) |
| CPU | 最小:4〜6コアのIntel i5以上/推奨:8コア以上のi7・i9・Ryzen(Macは M1 以降) |
| メモリ | Windows:最小16GB・推奨32GB/Mac:最小16GB・推奨24GB |
| GPU | VRAM 2GB以上・OpenGL 4.1以上/推奨 GeForce GTX・RTX(VRAM 6GB以上) |
| ストレージ | SSD 空き200GB(推奨 NVMe SSD) |
| 対応カメラ | RGBカメラでも植生の可視化は可能。NDVI等の指数を正確に出すにはマルチスペクトルカメラが必要です。機種名をお知らせください |
| 対応する散布機・可変施肥機 | ISOXML等に対応。お使いの機種の型式をお知らせください。適合を個別に確認します |
| インターネット接続 | 処理には不要(オフライン動作)。ライセンス認証時のみ必要 |
| 圃場の面積と年間の処理回数 | 処理回数による追加費用はありません |
| 運用人数 | 同時に使う人数分のライセンスが必要です |
出典:support.pix4d.com「System requirements – PIX4Dfields」(2026-08-11 確認)