農業法人・営農支援・農業ドローン事業者の方へ

圃場の生育ムラを地図にして、必要な場所にだけ撒く。PIX4Dfields

ドローンや衛星の画像から、圃場のオルソ画像と植生指数マップ(作物の元気さを色で表した地図)を数分で作成します。生育のムラをゾーンに分け、可変施肥機やスポット散布ドローンが読み込める処方マップとして出力できます。処理は現場のノートPCで完結し、圃場に通信環境がなくても使えます。

国土交通省 新技術情報提供システムNETIS登録技術「有用な技術(-VE)」
NETIS登録番号KT-230067-VE
処理環境
現場のPC(Windows/macOS)
完全オフライン処理可
代表的な成果物
オルソ・植生指数マップ・ゾーンマップ・
処方マップ・PDFレポート
料金
年額 ¥380,000
税別・年1回一括請求
永久ライセンス ¥1,200,000 もお選びいただけます
SkyLink Japan 国内定価(2026年1月改定)
Who is it for

PIX4Dfieldsが向いているのは、こういう方です

圃場の生育ムラを、感覚ではなくデータで把握したい

植生指数マップで、目視では分からない生育のばらつきを色で確認できます。

可変施肥・スポット散布で、肥料・薬剤の使用量を必要な場所に絞りたい

ゾーン分けから処方マップの出力までを1本で行えます。

圃場に通信環境がなく、その場で結果を見たい

完全オフラインで処理できます。データをクラウドに上げる必要がありません。

複数の圃場・作期を継続して記録したい

圃場ごとの記録を残し、作期をまたいで比較できます。

この目的なら、別の製品をおすすめします

  • 測量成果(点群・等高線・CADデータ)が必要 → PIX4Dmatic
  • 建設現場の進捗共有 → PIX4Dcloud
  • 災害対応の即時地図 → PIX4Dreact
Case study

衛星画像1枚から可変施肥マップを作り、1回の施肥で肥料費を約20%削減した事例

ウルグアイの精密農業サービス会社DigitalAgroが、354.27haの圃場でPIX4Dfieldsを使った事例です。大雨で現地に行けなかった日に、事務所のPCで衛星画像からゾーン分けと可変施肥の処方マップを作成しました。Pix4D社の公開事例を、SkyLink Japanが日本語で再構成しています。

約20%肥料(尿素)の投入コスト削減
6,000米ドル超1回の施肥での削減額
18分ゾーン分けから処方マップ作成までの総作業時間
衛星画像1枚現地でのドローン飛行なしで実施
課題

予定日が大雨で、現地作業ができない

354haの耕作地を牧草地へ転換する案件。作業予定日に大雨となり、現地へ移動してのドローン撮影ができなくなりました。

対応

事務所で、衛星画像から処方マップを作成

PIX4Dfieldsで圃場境界を作成し、Sentinel-2の衛星画像からNDVIを計算。圃場を3つのゾーンに分け、可変施肥の処方マップを作成しました。

結果

尿素を約9.4t削減し、納期も守れた

均一施肥なら46,055.1kg必要だった尿素が36,624kgに。投入コストは約20%減り、1回の施肥で6,000米ドルを超える削減になりました。

作業の流れ(実際の画面に日本語で注記)

PIX4DfieldsでSentinel-2の標準解像度衛星画像を取得し、対象圃場を表示した画面
1. 衛星画像を取得する圃場境界を作成し、PIX4Dfieldsの中からSentinel-2の標準解像度衛星画像をダウンロードします。この事例で使った画像は1枚です。
衛星画像からPIX4Dfieldsで作成したNDVIマップ。赤は窒素不足の傾向、緑は生育良好を示す
2. NDVIで生育ムラを確認する衛星画像からNDVI(植生指数)を計算します。緑は生育が良い場所、赤は窒素が不足している傾向の場所です。
NDVIに基づき3ゾーンに区分した可変施肥の処方マップ。ゾーン1は130kg/ha、ゾーン2は100kg/ha、ゾーン3は80kg/ha
3. 3ゾーンの処方マップを作成するNDVIに応じて圃場を3つのゾーンに分け、生育の弱いゾーンほど尿素を多く配分しました。
ゾーン面積施肥量投入量
ゾーン1
NDVI低
117.68 ha130 kg/ha
(13 kg/10a)
15,298.3 kg
ゾーン2
NDVI中
119.91 ha100 kg/ha
(10 kg/10a)
11,990.9 kg
ゾーン3
NDVI高
116.68 ha80 kg/ha
(8 kg/10a)
9,334.2 kg
可変施肥 合計354.27 ha平均 103.38 kg/ha36,623.4 kg
均一施肥の場合354.27 ha130 kg/ha46,055.1 kg

面積・投入量はPIX4Dfieldsの画面上の集計値です。事例記事の本文では、可変施肥の投入量を36,624kgとしています。

均一施肥(130kg/ha)46,055 kg
可変施肥(3ゾーン)36,624 kg
差:−9,431 kg(投入コスト 約20%減)

この事例から分かる、PIX4Dfields導入のメリット

天候や移動に左右されず、事務所で処方マップまで作れる

衛星画像を使えば、現地に行けない日でも圃場の状態を確認し、ゾーン分けから処方マップ作成まで進められます。事例の総作業時間は18分でした。

生育の弱い場所に多く、良い場所に少なく。肥料を配分し直せる

ゾーンごとに施肥量を変えたことで、圃場全体の平均施肥量は130kg/haから103.38kg/haに下がり、尿素の投入量は約9.4t減りました。

現地飛行を省いた分、移動コストを抑えられる

事例の事業者は、現地でのドローン飛行が不要になったことで移動費を大きく抑え、依頼主により競争力のある料金を提示できたとしています。営農支援・受託事業者の方に向く使い方です。

専用のワークステーションがなくても始められる

事例では、Intel Core i7とIntel Irisグラフィックスを搭載したLenovo製PCで、全レイヤーと可変施肥の処方を4分で処理しています。ドローン画像を大量に処理する場合は、推奨スペックをご確認ください。

担当者のErnesto Claramunt氏(DigitalAgro)は、現地にいるのと同等の精度を保ったまま、複数の現場を並行して担当できるようになった点を評価しています。Pix4D社の公開事例より要約

事例の条件

所在地ウルグアイ
事業者DigitalAgro(精密農業・林業サービス)
対象面積354.27ha(耕作地から牧草地への転換)
使用データSentinel-2の標準解像度衛星画像 1枚
事例当時は標準解像度のみ。現在のPIX4Dfieldsでは高解像度衛星画像も利用できます
処理環境Lenovo製PC(Intel Core i7/Intel Irisグラフィックス)
処理時間全レイヤーと可変施肥の処方:4分
総作業時間18分
成果尿素 46,055.1kg(均一施肥)→ 36,624kg(可変施肥)、投入コスト約20%減、6,000米ドル超の削減

日本の圃場で使う前に確認したいこと

  • 解像度:標準解像度の衛星画像は元データが10m(PIX4Dfields上では5mに再サンプリング)です。小さな区画や圃場の端まで細かく見たい場合は、ドローン画像か高解像度衛星画像(30〜70cm)を検討してください。
  • 雲:雲がかかった画像は使えません。Sentinel-2の撮影間隔は約5日のため、曇天が続く時期は使える画像が限られます。
  • 位置精度:Pix4D社は、衛星画像の位置精度を高解像度で1〜5m程度、標準解像度で5〜10m程度としています。追加の位置合わせをしない高解像度衛星画像は、スポット散布には適さないとされています。
  • 費用:衛星画像の取得にはクレジットを消費し、ダウンロード時にはインターネット接続が必要です(詳しくはFAQ)。
  • 機材:可変施肥を実施するには、処方マップを読み込める可変施肥機または散布ドローンが必要です。お使いの型式で適合を確認します(農業ソリューション/散布の受託相談)。
  • 効果:本事例の削減率は、1回の施肥での結果です。圃場のばらつきや施肥設計によって変わり、同じ効果を保証するものではありません。

お手持ちの圃場で、肥料の削減額を試算する

事例の削減率を当てはめた目安の計算です。実際の効果は、圃場のばらつきや施肥設計によって変わります。

初期値は事例の均一施肥量(130kg/ha=13kg/10a)

20kg袋の場合は、袋の価格÷20

削減できる肥料(年間)
—
削減額(年間)
肥料の単価を入力すると表示します

PIX4Dfields年額(¥380,000・税別)と同額の削減になる面積の目安
肥料の単価を入力すると表示します

ドローン、可変施肥機・散布ドローン、散布作業、衛星画像のクレジット等の費用は含みません。本試算は効果を保証するものではありません。

この条件で導入効果を相談する

まずは、お手元の圃場で確かめてください15日間の無料トライアル(エクスポート不可)で、衛星画像の取得からNDVI・ゾーン分けまでをお試しいただけます。圃場の面積とお使いの散布機を伺い、構成もご提案します。

出典:Pix4D「Saving $6,000 in one VRA application using satellite imagery」(2026年3月17日公開)の内容と画像をもとに、SkyLink Japanが日本語で再構成・注記しました(画像:Courtesy of Pix4D)。金額は事例公開時の米ドル表記です。衛星データの仕様・位置精度・クレジット:Pix4Dサポート「Standard resolution satellite data」「Satellite data FAQ」、高解像度の解像度:Pix4D「PIX4Dfields 2.12」(いずれも2026-09-11確認)。

Workflow

撮影から、散布までの5ステップ

PIX4Dfieldsのデータ読み込みメニュードローン撮影画像から作成された圃場オルソモザイク
STEP 1撮影・データ読み込み

ドローン(RGBまたはマルチスペクトル)で撮影した画像や、対応する衛星画像をプロジェクトへ読み込みます。

PIX4Dfieldsの画像種類選択画面PIX4Dfieldsの処理オプション設定画面
STEP 2オフライン処理

画像の種類を選び、現場のノートPCで処理します。通信環境がない圃場でも作業を進められます。

PIX4Dfieldsの植生指数ジェネレーター画面PIX4Dfieldsで作成した植生指数マップ
STEP 3生育ムラの確認

NDVIなどの植生指数を選び、生育状態を色分けしたマップで弱っている場所や圃場内のばらつきを確認します。

PIX4Dfieldsで作成したゾーンマップ
STEP 4ゾーン分け・処方マップ作成

生育状況に応じて圃場を区分し、可変施肥・スポット散布で使う処方量を設定します。

PIX4Dfieldsから書き出せる可変散布用処方マップ
STEP 5書き出し・散布・共有

散布ドローンや可変施肥機で利用する形式へ書き出し、PDFレポートなどで関係者と共有します。

画面・データ:Pix4D公式サポート/Courtesy of Pix4D / pix4d.com。製品アップデートにより実際の画面が変わる場合があります。

Output

得られる成果物

成果物内容主な使いみち
オルソ画像圃場全体をゆがみなく1枚に現況の記録、面積の把握
植生指数マップNDVI等の指数で作物の状態を色分け生育ムラの発見、病害の早期把握
ゾーンマップ生育状況に応じて圃場を区分散布・施肥の区画設計
処方マップ可変施肥・スポット散布用(ISOXML等)散布機・可変施肥機への入力
DSM地表面の高さデータ排水・地形の確認
圃場レポート注釈・計測を含むPDF関係者・生産者への報告
Key benefits

主な特長

通信のない圃場でも、その場で結果が出る

完全オフラインで処理が完結します。回線のない現場でも待たされません。

衛星画像とドローン画像を組み合わせて、広域と詳細を使い分けられる

広域は衛星、要注意の区画はドローン、という運用ができます。衛星画像1枚から可変施肥の処方マップを作った事例もご覧ください。

散布機・可変施肥機にそのまま渡せる形式で出力できる

ISOXML等に対応しています。お使いの散布ドローン・可変施肥機の型式をお知らせいただければ、適合を個別に確認してご回答します。

年間の処理量が増えても、追加費用がかからない

オフライン処理のためクレジットは不要です。何回処理しても年額は変わりません。

Pricing

PIX4Dfieldsの料金

プランは1つだけです。機能の取捨選択で迷う必要がありません。選ぶのは支払い方法だけ ―― 期間で借りるサブスクリプション(月額/年額/3年)か、1回の支払いで期限なく使える永久ライセンス(買い切り)か。処理はオフラインで完結するため、通常の運用では追加費用も発生しません。

おすすめ

PIX4Dfields 年額

農業法人・営農支援・農業試験場・農業ドローン事業者
¥380,000
年額・税別・年1回一括請求
月額 ¥65,000/3年 ¥740,000(年あたり 約¥246,667)
付属クレジット 100/年
衛星画像の取得や、PIX4Dcloudでの共有・処理に使う分です。オフライン処理では消費しません
  • ○完全オフライン処理
  • ○植生指数マップ・ゾーンマップ
  • ○可変施肥・スポット散布用の処方マップ
  • ○衛星画像との併用
  • ○PDFレポート出力
  • —同時利用 1台(フローティング)
  • ○15日間の無料トライアル(エクスポート不可)
無料トライアルを相談する

PIX4Dfields 永久ライセンス

毎年の更新をせず、長く使い続けたい方
¥1,200,000
買い切り・税別・1回のお支払い
+S&U(保守)¥360,000/回
最大3年分まで一括購入可
S&Uが切れても、購入時点の機能は継続してお使いいただけます。
更新が必要なのは、機能追加・アップデートとサポートを受ける場合です
  • ○年額と同じ全機能
  • ○期限なく使用可能
  • —4年目以降まで使うなら年額より割安になる場合があります
永久ライセンスを相談する

この価格に含まれるもの・含まれないもの

含まれるもの:PIX4Dfieldsの全機能(オフライン処理、植生指数マップ、ゾーンマップ、処方マップ出力、PDFレポート、衛星画像の利用)、年間100クレジット。

含まれないもの:撮影用ドローン、マルチスペクトルカメラ、散布ドローン・可変施肥機、現場用ノートPC、操縦訓練。SkyLink Japanでは、これらを含めた構成でご提案できます。

追加費用が発生する条件:年間100クレジットを超えて、衛星画像を取得する場合やPIX4Dcloud上で処理・共有を行う場合のみ。オフライン処理だけであれば追加費用は発生しません。

体系別の価格一覧(税別)

体系PIX4Dfields補足
月額¥65,000毎月請求。短期の実証・受託案件向け
1年(年額)¥380,000年1回一括請求。もっとも一般的な体系です
3年(総額)¥740,000契約時に一括請求。年あたり 約¥246,667
永久ライセンス(買い切り)¥1,200,0001回のお支払いで期限なく使用できます
└ S&U(保守)更新・有効期限内¥360,000最大3年分まで一括購入可。未更新でも既存機能は継続使用できます
官公庁向け 永久ライセンス¥950,000自治体・官公庁向けの価格です
└ 官公庁向け S&U(保守)¥285,000同上
  • 表示はすべて税別です。年額は年1回一括請求、月額は毎月請求、3年・5年は契約時に総額を一括請求します。
  • 年額と月額はサブスクリプションで、期間終了後は更新が必要です。更新しない場合、ソフトはご使用いただけなくなります。
  • 永久ライセンス(買い切り)は1回のお支払いで期限なくご使用いただけます。機能追加・アップデートとサポートを受けるにはS&U(保守)の更新が必要ですが、S&Uが切れても購入時点の機能は継続してお使いいただけます。S&Uは1回のお手続きで最大3年分まで一括購入できます。
  • 追加費用:原則なし。オフライン処理では追加費用は発生しません。付属の年間100クレジットを超えて衛星画像を取得する場合や、PIX4Dcloud上で処理・共有する場合のみ、追加クレジットが必要です。
  • SkyLink Japanのサポート範囲:導入相談/実データ検証/ライセンス選定/初期設定/日本語での操作サポート。
  • 同時に使う台数分のライセンスが必要です(フローティングライセンスのため、1ライセンスで同時に使えるのは1台です)。
  • 価格情報の最終更新日:2026-08-11(SkyLink Japan 国内定価・2026年1月1日改定)。本数・契約年数・構成により変わりますので、正式なお見積りをご依頼ください。

年間費用の例

使い方構成費用(税別)
① ソフトだけを1本fields × 1(年額)年額 ¥380,000/3年なら総額 ¥740,000(年あたり 約¥246,667)
② 標準的な農業法人利用fields × 1(年額)+ 撮影用ドローン年額 ¥380,000+機材費
③ 複数担当者で利用fields × 2(年額・同時稼働2台分)年額 ¥760,000
④ 散布まで含む構成fields × 1(年額)+ 散布ドローン + 操縦訓練年額 ¥380,000+機材・研修費
⑤ 長く使う前提で買い切りfields 永久ライセンス × 1初回 ¥1,200,000+S&U(保守)¥360,000/回。4年目以降まで使う場合、年額より総額を抑えられる可能性があります
Before you start

導入前に確認すること

確認項目目安・注意点
OSWindows 10/11(64bit)/macOS Sequoia以降。Apple silicon専用・Intel Mac非対応(v2.13以降)
CPU最小:4〜6コアのIntel i5以上/推奨:8コア以上のi7・i9・Ryzen(Macは M1 以降)
メモリWindows:最小16GB・推奨32GB/Mac:最小16GB・推奨24GB
GPUVRAM 2GB以上・OpenGL 4.1以上/推奨 GeForce GTX・RTX(VRAM 6GB以上)
ストレージSSD 空き200GB(推奨 NVMe SSD)
対応カメラRGBカメラでも植生の可視化は可能。NDVI等の指数を正確に出すにはマルチスペクトルカメラが必要です。機種名をお知らせください
対応する散布機・可変施肥機ISOXML等に対応。お使いの機種の型式をお知らせください。適合を個別に確認します
インターネット接続処理には不要(オフライン動作)。ライセンス認証時と、衛星画像をダウンロードするときに必要
圃場の面積と年間の処理回数処理回数による追加費用はありません
運用人数同時に使う人数分のライセンスが必要です

出典:support.pix4d.com「System requirements – PIX4Dfields」(2026-08-11 確認)

FAQ

よくあるご質問

通信のない圃場でも使えますか?
使えます。処理は完全にオフラインで完結します。クラウドへのアップロードは不要です。衛星画像を使う場合は、通信できる場所で事前にダウンロードしておきます。
どのドローンで撮影すればよいですか?
RGBカメラでも植生の可視化は可能ですが、NDVI等の指数を正確に出すにはマルチスペクトルカメラが必要です。お持ちの機種名をお知らせいただければ適合を確認します。お持ちでない場合は、機材を含めた構成をご提案します。
散布ドローンや可変施肥機に、そのまま渡せますか?
ISOXML等の形式で処方マップを出力できます。実際に検証済みの対応機種については、お使いの機種名をお知らせいただければ個別に確認してご回答します。
クレジットは必要ですか?
ドローン画像のオフライン処理には不要です。付属の年間100クレジットは、衛星画像の取得やPIX4Dcloudでの共有・処理に使います。衛星画像は、標準解像度(Sentinel-2)が1クレジットで50,000ha分(取得面積×枚数で計算し、端数は切り上げ)、高解像度(30〜70cm)が1haあたり0.26クレジット(最低100ha分)です。PIX4Dcloudで処理する場合、100クレジットは標準条件で10haを約3回処理できる量にあたります。
買い切り(永久ライセンス)はありますか?
あります。¥1,200,000(税別)です。1回のお支払いで期限なくお使いいただけます。機能追加・アップデートとサポートを受けるにはS&U(保守)¥360,000/回の更新が必要ですが、S&Uが切れても購入時点の機能は継続してお使いいただけます。4年目以降まで使う前提であれば、年額より総額を抑えられる場合があります。
衛星画像も使えますか?
使えます。PIX4Dfieldsの中から、標準解像度(Sentinel-2・元の解像度10m、2017年以降の過去画像あり)と高解像度(30〜70cm)の衛星画像を取得できます。取得にはクレジットを消費します。広域は衛星、詳細はドローンという使い分けができます。衛星画像だけで可変施肥の処方マップを作成した事例はこちらをご覧ください。
衛星画像だけで、可変施肥の処方マップは作れますか?
作れます。Pix4D社が公開した海外事例では、Sentinel-2の標準解像度衛星画像1枚からNDVIを計算し、354.27haを3つのゾーンに分けて可変施肥の処方マップを作成しています。ただし標準解像度の元データは10m(PIX4Dfields上では5mに再サンプリング)のため、小さな区画や圃場の端まで細かく見たい場合はドローン画像が向いています。雲がかかった日の画像は使えない点にもご注意ください。
可変施肥にすると、肥料はどれくらい減らせますか?
圃場内の生育のばらつき、作物、施肥設計によって変わるため、一律の数値はお示しできません。海外事例では、均一施肥(130kg/ha)なら46,055.1kgだった尿素が、3ゾーンの可変施肥で36,624kgとなり、投入コストは約20%減りました。お手持ちの圃場の条件で目安を出したい場合は、試算ツールをお使いいただくか、ご相談ください。
天候が悪くて圃場に行けない日でも、作業できますか?
衛星画像を使えば、事務所から圃場の状態を確認し、ゾーン分けや処方マップの作成まで進められます。海外事例でも、大雨で現地に行けなかった日に事務所から作業し、18分で処方マップまで作成しています。ただし、雲の少ない衛星画像があることが前提です。衛星画像のダウンロードには、インターネット接続とクレジットが必要です。
処理には高性能なPCが必要ですか?
処理する画像の量によります。海外事例では、衛星画像1枚分のレイヤー作成と可変施肥の処方作成を、Intel Core i7とIntel Irisグラフィックスを搭載したLenovo製PCで4分で処理しています。ドローンで撮影した大量の画像を処理する場合は、導入前に確認することの推奨スペック(Windowsはメモリ32GB推奨など)を目安にしてください。
Macで使えますか?
Apple silicon(M1以降)のmacOS Sequoia以降に対応しています。Intel Macには対応していません。
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