通信がない被災現場で、数分後に1枚の地図をつくる。PIX4Dreact
ドローンで撮影した画像から、現場のノートPCだけで、数分のうちに計測できる2Dマップを作成します。インターネット接続は不要です。被害箇所にマーカーを置き、距離・面積を測り、PDFレポートとして関係機関へ共有できます。3Dの精密な処理を待たずに、初動判断に使える1枚を先に作ることが目的の製品です。
PIX4Dreactが向いているのは、こういう方です
発災直後、通信が使えない現場で状況図を作る必要がある
完全オフライン動作。回線が落ちている被災地で使うことを前提にした製品です。
3Dの精密な成果物より、速さと共有のしやすさを優先する場面がある
2Dに割り切ることで、現場のノートPCでも短時間で結果が出ます。
関係機関へ、注記入りのPDFで状況を配布する必要がある
組織のロゴを入れたレポートを出力できます。
行方不明者の捜索、出動計画、事故現場の記録を残したい
平時の訓練・記録から、有事の初動まで同じ手順で使えます。
この目的なら、別の製品をおすすめします
- 測量精度の点群・等高線が必要 → PIX4Dmatic。reactは2D専用です
- 平時から現場を記録し、関係者と共有したい → PIX4Dcloud
- 農地の被害調査で植生解析が必要 → PIX4Dfields
発災から共有までの5ステップ

ドローンで被災地・現場を空撮し、初動判断に必要な範囲の画像を取得します。

現場のノートPCで2Dマップを生成します。通信が落ちている状況でも処理できます。

被害箇所にマーカーを置き、現場の距離や被害範囲の面積を地図上で計測します。

注記や計測結果を含むPDFレポート、GeoTIFF、Shapefile・KMLなどで書き出します。

PDFや地図データを関係機関へ配布。必要に応じてPIX4Dcloudへ共有し、初動判断・出動計画に活用します。
画面・サンプルデータ:Pix4D公式サポート/Courtesy of Pix4D / pix4d.com。製品アップデートにより実際の画面が変わる場合があります。
得られる成果物
| 成果物 | 形式 | 主な使いみち |
|---|---|---|
| 2Dオルソモザイク | GeoTIFF | 現場全体の状況図、GISへの取り込み |
| マーカー | GeoJSON/KML/Shapefile | 被害箇所・要救助者位置の記録 |
| 計測結果 | 被害範囲の面積、距離の記録 | |
| スクリーンショット | JPEG | 報告資料への貼り付け |
| プロジェクト一式 | .p4r | 他の担当者への引き継ぎ |
| レポート | PDF(組織ロゴの差し替え可) | 関係機関への配布 |
出典:pix4d.com/jp/product/pix4dreact(2026-08-11 確認)
主な特長
通信環境がなくても動く
完全オフライン。回線が落ちている被災地で使うことを前提にした設計です。
2Dに割り切ることで、処理が速い
3Dモデルを作らないため、現場のノートPCでも短時間で結果が出ます。
地図の上に、そのまま所見を書き込める
マーカー・距離・面積を地図上で記録し、そのままPDFに出せます。
GISへそのまま渡せる
GeoTIFF・Shapefile・KMLで出力でき、既存の地図システムに載せられます。
PIX4Dreactの料金
プランは1つだけです。PIX4D 4製品の中でもっとも導入しやすい価格帯で、年度予算での導入を検討しやすい構成です。毎年の更新手続きを避けたい自治体様には、官公庁向けの永久ライセンス(買い切り)もご用意しています。
PIX4Dreact 年額
- ○完全オフライン動作
- ○2Dオルソの高速生成
- ○マーカー・距離・面積の記録
- ○PDFレポート(組織ロゴ差し替え可)
- ○GeoTIFF/Shapefile/KML出力
- ✕3D処理(2D専用です)
- —同時利用 1台(フローティング)
- ○15日間の無料トライアル(エクスポート不可)
官公庁向け 永久ライセンス
最大3年分まで一括購入可
災害対応という性質上、「更新が切れていて使えない」が起こらない点は実運用上の利点です
- ○年額と同じ全機能
- ○期限なく使用可能
- —3年目以降まで使うなら年額より割安になる場合があります
この価格に含まれるもの・含まれないもの
含まれるもの:PIX4Dreactの全機能、フローティングライセンス1台分。
含まれないもの:撮影用ドローン、現場用ノートPC、操縦訓練、飛行許可申請の代行。SkyLink Japanでは、機材と訓練を含めた一式でのご提案が可能です。
追加費用が発生する条件:ありません。処理回数・処理量による課金はありません。班や拠点を増やす場合のみ、同時稼働台数分のライセンスが必要です。
補助制度について
緊急防災・減災事業債などの補助制度の対象となるかは、年度・自治体・事業の組み立て方によって異なります。断定はできませんので、対象となりうる構成の考え方を個別にご案内します。
補助制度について相談する体系別の価格一覧(税別)
| 体系 | PIX4Dreact | 補足 |
|---|---|---|
| 月額 | ¥18,000 | 毎月請求。訓練期間や短期の実証向け |
| 1年(年額) | ¥180,000 | 年1回一括請求。単年度予算で導入しやすい体系です |
| 3年(総額) | ¥360,000 | 契約時に一括請求。年あたり ¥120,000 |
| 官公庁向け 永久ライセンス(買い切り) | ¥500,000 | 自治体・官公庁向け。1回のお支払いで期限なく使用できます |
| └ 官公庁向け S&U(保守)更新 | ¥150,000 | 最大3年分まで一括購入可。未更新でも既存機能は継続使用できます |
- 表示はすべて税別です。年額は年1回一括請求、月額は毎月請求、3年・5年は契約時に総額を一括請求します。
- 年額と月額はサブスクリプションで、期間終了後は更新が必要です。更新しない場合、ソフトはご使用いただけなくなります。
- 永久ライセンス(買い切り)は1回のお支払いで期限なくご使用いただけます。機能追加・アップデートとサポートを受けるにはS&U(保守)の更新が必要ですが、S&Uが切れても購入時点の機能は継続してお使いいただけます。S&Uは1回のお手続きで最大3年分まで一括購入できます。
- 追加費用:ありません。処理回数・処理量による課金はありません。班・拠点を増やす場合のみ、同時稼働台数分のライセンスが必要です。
- SkyLink Japanのサポート範囲:導入相談/実データ検証/ライセンス選定/初期設定/日本語での操作サポート。
- 永久ライセンスは官公庁向けの体系です。民間企業でのご利用は年額・月額・3年からお選びください。
- 価格情報の最終更新日:2026-08-11(SkyLink Japan 国内定価・2026年1月1日改定)。本数・契約年数・構成により変わりますので、正式なお見積りをご依頼ください。
年間費用の例
| 使い方 | 構成 | 費用(税別) |
|---|---|---|
| ① ソフトだけを1本 | react × 1(年額) | 年額 ¥180,000/3年なら総額 ¥360,000(年あたり ¥120,000) |
| ② 標準的な自治体利用 | react × 1(年額)+ 現場用ノートPC | 年額 ¥180,000+PC費用 |
| ③ 複数拠点・複数班で利用 | react × 3(年額・同時稼働3台分) | 年額 ¥540,000/3年なら総額 ¥1,080,000 |
| ④ ドローンを含む一式導入 | react × 1(年額)+ ドローン + 操縦訓練 | 年額 ¥180,000+機材・研修費 |
| ⑤ 毎年の更新手続きを避けたい | 官公庁向け 永久ライセンス × 1 | 初回 ¥500,000+S&U(保守)¥150,000/回。3年目以降まで使う場合、年額より総額を抑えられる可能性があります |
導入前に確認すること
| 確認項目 | 目安・注意点 |
|---|---|
| OS | Windows 10(64bit)以上/macOS Sonoma・Sequoia(Apple silicon対応) |
| CPU | 最小:4〜6コアのIntel i5以上/推奨:8コア以上のi7・i9・Ryzen(Macは M1 以降) |
| メモリ | Windows:最小16GB・推奨32GB/Mac:最小16GB・推奨24GB |
| GPU | VRAM 2GB以上・OpenGL 4.1以上/推奨 GeForce GTX・RTX(VRAM 6GB以上) |
| ストレージ | SSD 空き50〜100GB(推奨はデータセットの4倍の空き) |
| インターネット接続 | 処理には不要(完全オフラインで動作します)。起動時のライセンス認証における接続要否は、発災時の運用可否に直結するため、導入前に実機で検証してご報告します |
| 対応データ | ドローンで撮影したRGB写真 |
| 必要な成果物 | 3D・測量精度が必要な場合はreactでは対応できません |
| 運用体制 | 同時に稼働させたい班・拠点の数(=必要ライセンス数) |
出典:support.pix4d.com「System requirements – PIX4Dreact」(2026-08-11 確認)