載せるものが決まれば、機体は選べる。 Gremsy ジンバル・ペイロード 製品一覧
Gremsy は ArduPilot/PX4 に MAVLink で統合できるジンバル・ペイロードのメーカーです。 機体メーカーのエコシステムに縛られないため、調達要件やセキュリティ要件で機体を変えても、センサー資産をそのまま持ち越せます。 用途と重量制約から、4製品の中で最適なものをご提案します。
How to Choose
最初の分かれ道は、カメラを「含めるか」「載せるか」
Gremsy の製品は大きく2種類あります。ここを決めれば、候補は2つまで絞れます。
カメラ一体型ペイロード
センサーがジンバルに組み込まれており、機体に付けてすぐ運用できます。可視光・赤外・測距の構成はメーカー側で最適化済みです。
該当:Vio F1 / G1 / LYNX / ZIO
選ぶ人:点検・監視・防災で、決まったセンサー構成をすぐ現場投入したい。カメラの選定に時間をかけたくない。
カメラキャリア型ジンバル
カメラは別途用意し、ジンバルに載せます。一眼・中判・サーマルなど、成果物の要求に合わせてカメラを選べます。
該当:T3V3
選ぶ人:写真測量・構造物点検で、必要なGSDや画質からカメラを指定したい。すでにカメラ資産を持っている。
Line-up
Gremsy ジンバル・ペイロード ラインナップ
現在 SkyLink Japan で取り扱っている4製品です。各ページに仕様・用途・搭載条件を掲載しています。
見る・測る・位置を出すを1台で。対象までの距離を測り、機体GPSと組み合わせて位置情報を算出できます。
- 可視光:4K 30fps/光学20倍・超解像30倍
- 赤外:640×512 放射測定対応/NETD ≤50mK
- レーザー距離計:最大2,400m(1Hz・大型対象物)
- AI検出(車両・人物)/自動追尾/自動ズーム
190gに可視光・赤外とAI追跡を収めた小型デュアルセンサー。搭載可能重量が厳しい機体や、国産機への組み込みに向きます。
- デュアルセンサー(可視光+赤外)
- AI追跡/DRI性能(検知・認識・識別距離)を公開
- NDAA準拠モデルあり(詳細は製品ページ)
- 機体メーカー向けの統合サポートに対応
赤外は不要で、遠くを鮮明に見たい場合の選択肢。480gと軽く、映像伝送の手段が揃っています。
- 30倍ズーム(光学20倍+デジタル12倍)
- 4K解像度対応センサー
- HDMI 1920×1080/60fps / RTSP 1280×720/30fps
- 設備点検・屋根点検・送電線点検・施工進捗管理
カメラは別途用意して載せるタイプ。一眼から中判の PhaseOne iXM まで搭載でき、成果物の要求からカメラを選べます。
- 最大搭載重量 1,700g(自重1,200g)
- 角度振動範囲 ±0.02°/マッピングモード搭載
- 適合カメラ:Sony α、Nikon、Canon、PhaseOne iXM、WIRIS ほか
- AUXポート(S1〜S9)で外部トリガーと連携
Comparison
4製品の比較
重量とセンサー構成で見比べてください。詳細な仕様は各製品ページに掲載しています。
| 項目 | Vio F1 / G1 | LYNX | ZIO | T3V3 |
|---|---|---|---|---|
| タイプ | カメラ一体型 | カメラ一体型 | カメラ一体型 | カメラキャリア型 |
| 重量 | 854g | 190g | 480g | 自重1,200g(搭載1,700gまで) |
| 可視光 | 4K・光学20倍/超解像30倍 | 搭載 | 4K・30倍ズーム | 搭載カメラによる |
| 赤外(サーマル) | 640×512・放射測定対応 | 搭載 | なし | サーマルカメラを載せれば可 |
| レーザー距離計 | 最大2,400m | なし | なし | なし |
| AI機能 | AI検出・自動追尾・自動ズーム | AI追跡 | なし | なし |
| 映像伝送 | HDMI/RTSP | 製品ページ参照 | HDMI/RTSP | HDMIパススルー |
| 制御 | 共通:MAVLink/ArduPilot・PX4/Pixhawk・CubePilot 系フライトコントローラー | |||
| 主な用途 | インフラ点検、捜索救助、災害対応、監視 | 国産機への組み込み、公共安全 | 設備・屋根・送電線点検、施工進捗管理 | 写真測量、構造物点検の高解像度撮影 |
| 詳細 | Vio F1 / G1 | LYNX | ZIO | T3V3 |
記載値はメーカー公表値です。搭載可否は機体のペイロード容量・供給電圧・重心位置によって決まります。 機体が決まっていない段階でもご相談ください。用途から機体側も含めてご提案します。
By Application
用途から選ぶ
やりたいことが決まっている場合は、こちらから絞り込めます。
| やりたいこと | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 送電線・プラントの発熱を見る | Vio F1 / G1 | 640×512の放射測定サーマルで温度をリアルタイム表示。可視光30倍ズームで金具の状態も撮り分けられる。 |
| 要救助者・熱源の位置を出す | Vio F1 / G1 | 4製品で唯一レーザー距離計を搭載。機体GPSと組み合わせて対象の位置情報を算出できる。 |
| 自社機体にEO/IRを組み込む | LYNX | 190gと軽く、搭載可能重量の制約が厳しい機体にも載る。機体メーカー向けの統合サポートあり。 |
| 遠くの設備を鮮明に見る(熱は不要) | ZIO | 30倍ズームと4Kで十分。サーマルを省いた分、480gと軽く構成も単純。 |
| 写真測量のオルソ・点群を作る | T3V3 | マッピングモードで直下を出し、必要なGSDから選んだカメラを載せられる。 |
| 構造物の変状を高解像度で撮る | T3V3+PhaseOne iXM | 中判カメラを搭載できる数少ないジンバル。離隔を取ったまま細部を解像できる。 |
About Gremsy
Gremsy について
2013年にベトナム・ホーチミンで設立されたジンバルメーカーです。空撮向けのH10から始まり、 現在は測量・地図作成、ソーラーパネル点検、建設、農業などの産業用途向けに、 カメラ一体型ペイロードと汎用ジンバルの両方を展開しています。
機体メーカーに依存しない
MAVLink で ArduPilot/PX4 に統合できるため、特定の機体エコシステムに縛られません。調達要件で機体を変えても、センサー資産を持ち越せます。
非中国製という選択肢
官公庁・重要インフラの案件では、性能より先に調達要件が問われます。要件の可否は年度・発注仕様書で変わるため、個別に確認してご回答します。
SDKで自社システムに組み込める
Payload SDK/gSDK が公開されており、地上局や自社アプリからの制御・データ取得を実装できます。定型業務の自動化の土台になります。
Support
国内正規代理店としての体制
ジンバル単体では成果は出ません。機体・カメラ・地上局を含めた構成の設計から、国内での保守までを担当します。
選定・構成設計
用途と成果物の要求から、機体・ペイロード・地上局の組み合わせを設計します。調達要件がある場合は要件の確認から。
デモ・搭載検証
実機デモと、お使いの機体への搭載検証(PoC)。飛行時間・電力・重心への影響まで確認します。
国内保守・トレーニング
修理・定期点検を国内窓口で。運用トレーニングとサポートプランもご用意しています。
用途と機体を教えてください
「この機体に載るか」「この対象を判別できるか」「この調達要件を満たせるか」—— 条件をいただければ、4製品のどれが適切か、あるいは別の構成が要るかを含めて回答します。