
現場ですることは、
展開して、実行するだけ。
UgCS は、飛行計画を事務所で完成させるソフトウェアです。範囲と必要な地上解像度を入力すれば、飛行高度・ライン間隔・撮影間隔・バッテリー分割まで自動で組み上がります。現地での作業時間は約45%減(想定試算)。
On Site
現場の作業は、どれだけ楽になるのか
一般的な飛行計画ソフトは機体を飛ばすための道具、UgCS は成果物をつくるための道具です。この違いは、現場の段取り時間にそのまま表れます。
この試算の前提条件を開く(10ha程度の写真測量・1現場あたり)
| 工程 | 一般的な飛行計画ソフト | UgCS |
|---|---|---|
| 事務所での準備・データ整理 | 10分 | 25分 |
| 現地での飛行計画作成 | 30分 | 0分 |
| 標高確認・高度の手調整 | 15分 | 0分 |
| ミッション転送・GPSロック待ち | 10分 | 0分 |
| 試験飛行・画角確認 | 10分 | 0分 |
| 本番飛行 | 60分 | 60分 |
| バッテリー交換時の再開位置確認 | 15分 | 3分 |
| 展開・撤収 | 30分 | 30分 |
| 現地作業 合計 | 170分 | 93分(−45%) |
| 案件全体 合計 | 180分 | 118分(−34%) |
これは実測値ではなく、標準的な作業手順から積み上げた想定値です。作業員2名・機体1台・バッテリー4本・地形に起伏のある現場を前提としています。効果は現場条件・体制・使用機材によって変わります。
なお、この試算に撮り直しによる再訪は含めていません。1回の再訪は半日規模の損失になるため、それを避けられる効果は上記の数値より大きくなります。実業務に近い条件での検証(デモ・PoC)を承ります。
どこで手間が消えるのか
1現場の時間の使われ方
オレンジの帯(現地での計画・設定)が、事務所側の+15分と引き換えにほぼ消えます。飛行そのものと展開・撤収の時間は変わりません。
いまの段取りのどこが縮むか、具体的に見積もります対象現場・使用機体・1回あたりの作業時間をお聞かせいただければ、工程ごとにご提示します。
Features
計画のつくり方を、図で。
UgCS の機能は「ルートを引く」ためではなく「求める成果物を、再現性をもって取得する」ために設計されています。オレンジの表記は、そのエディション以上で使える機能です。
地形追従・Smart AGLTERRAIN FOLLOWING
内蔵のグローバル標高データ(SRTM/3D地形)から、対地高度を一定に保つルートを自動生成します。自社保有の DEM/DSM(GeoTIFF等)もインポート可能。Smart AGL は樹冠や建物を含む表面モデルを参照し、障害物との離隔を保ちながら追従します。
Smart AGL・DSM対応は EXPERT 以上
写真測量PHOTOGRAMMETRY
ライブラリから機体とカメラを選び、必要なGSDと重複率を入力すると、飛行高度・ライン間隔・撮影間隔が自動計算されます。焦点距離とセンサー寸法からの手計算は不要。KML/CSV の入出力に対応します。
垂直スキャンVERTICAL SCAN
離隔距離・オーバーラップ・走査方向を指定すると、面に正対したまま昇降・水平移動するルートが生成されます。翌年も同じ条件で再実行でき、経年比較の前提になる再現性を計画段階で確保できます。
周回撮影CIRCLEGRAMMETRY
単独で立つ構造物を中心に、半径・高度・周回数を指定して周回。全周から均等に捉えた3Dモデル用の撮影計画に適します。
線状対象マッピングCORRIDOR MAPPING
中心線を読み込み、幅と本数を指定して帯状ルートを生成。蛇行する対象にも追従します。SARパターンにも対応。
LiDAR測量ツールLIDAR TOOLSET
8の字キャリブレーション、旋回時のループターン、一定ライン間隔、外周バッファを標準装備。
EXPERT 以上
ルート自動分割・再開BATTERY SPLIT
バッテリー容量に応じてルートを自動分割し、中断地点から続きを実行します。交換のたびに「どこまで撮ったか」を目視で探す必要がありません。
機体プロファイルとルート自動検証AIRFRAME PROFILE
最大上昇率・下降率、旋回時のバンク角、速度といった性能限界をプロファイルとして保持し、ルートを自動検証。急斜面のマッピングでも、機体が実行できない経路は生成されません。
実際の画面
© SPH Engineering3DミッションプランニングMISSION PLANNING
範囲・高度・速度・カメラの向きを指定してミッションを作成。ジンバル角度、シャッター制御、ロストリンク時の動作までミッション側で定義します。
© SPH Engineering飛ぶ前に断面で確認ELEVATION PROFILE
地形の起伏(緑)に対してルート(白線)がどれだけ余裕高を取っているかを事前に確認できるため、現地での試験飛行を省けます。
© SPH Engineering機体とカメラは選ぶだけ
登録済みのプロファイルから選択すれば、必要な撮影パラメータが自動で決まります。
© SPH EngineeringPCからの運航PC-BASED GCS
ノートPCから飛行の開始・監視・管理が可能。ミッションは事前にPCから機体へ検証済みの状態でアップロードでき、離陸前のGPSロック待ちで消費していたバッテリーを実飛行に回せます。
© SPH Engineeringプロジェクト管理PROJECT WORKSPACE
複数ルート・複数機種・複数ペイロードを1プロジェクトに収容。広域案件をバッテリー単位に分割しても全体像を保て、ルートの取り違えを構造的に防げます。
© SPH Engineeringライブ映像配信LIVE VIDEO
Wi-Fi/LTE 経由で本部へ低遅延配信。MISB標準のメタデータにより、映っているものが「どこ」なのかを受け手側で特定できます。
ENTERPRISE / 対応機体は限定(M300・Mavic 2 Enterprise・M210・M200・Phantom 4 シリーズ)
非カメラセンサー用スキャン
磁力計、地中レーダー、音響測深機、メタン検出器などに対応したスキャンパターン。センサーごとに異なる対地高度・測線間隔・飛行速度を計画します。
複数機の同時運用ENTERPRISE
最大10機の同時接続。中央サーバー経由でミッションを共有すれば、計画担当と現場のパイロットが別拠点にいても同じルート定義を扱えます。SDK連携も可能。
オフライン運用
地図タイルと標高データを事前キャッシュすれば、通信環境のない現場でも作成・編集・実行が可能。データは手元のPCに保持されます。
※ i-Construction 等、国内各基準への適合可否は工種・年度の要領により異なります。適用時に個別にご確認ください。
Use Cases
用途別の使いどころ
測量・土工
GSDを基準に計画を組み、起工測量から出来形計測までを同一条件で繰り返す。造成中の地形もDEM取込で反映。
PRO 以上
インフラ・設備点検
橋梁・ダム・法面・外壁を毎回同じ離隔と角度で撮影し、経年比較できる記録として残す。
PRO 以上
LiDAR測量
森林下の地盤面など、写真測量では抜けない植生下の地形を点群で取得する。
EXPERT 以上
物理探査・地下調査
磁力計・地中レーダーで、埋設物・空洞・遺構・不発弾を地表を掘らずに調べる。
EXPERT + 統合システム
水域・深浅測量
音響測深機を搭載し、船を出せない浅場・護岸際・ため池の水深を面的に取得する。
EXPERT + 統合システム
防災・公共安全
被災直後の広域把握と、対策室へのリアルタイム映像共有。通信が不安定な現場での運用。
ENTERPRISE
※ 用途イメージ:SPH Engineering 提供
Editions
エディションの選び方
分岐点は2つだけです。LiDAR を使うか(PRO / EXPERT)、複数機運用・映像配信・システム連携が要るか(ENTERPRISE)。永久ライセンスとサブスクリプションのいずれも選択できます。
| 機能 | PRO | EXPERT | ENTERPRISE |
|---|---|---|---|
| 基本機能 | |||
| 3D飛行計画・機体プロファイル検証・プロジェクト管理 | ✓ | ✓ | ✓ |
| 地形追従・カスタム標高データ(DEM)の取込 | ✓ | ✓ | ✓ |
| 写真測量(GSD・オーバーラップ指定)・KML/CSV 入出力 | ✓ | ✓ | ✓ |
| 垂直スキャン・周回撮影(Circlegrammetry)・線状対象マッピング(Corridor)・SARパターン | ✓ | ✓ | ✓ |
| PCベース地上管制局・事前アップロード・オフライン運用 | ✓ | ✓ | ✓ |
| LiDAR・高度な高度制御 | |||
| LiDAR測量ツール(8の字キャリブレーション・ループターン・一定ライン間隔) | — | ✓ | ✓ |
| Smart AGL・表面モデル(DSM)対応 | — | ✓ | ✓ |
| 組織運用・連携 | |||
| 同時接続できる機体数 | 1 | 1 | 最大10 |
| 中央サーバー経由のミッション共有・UgCS SDK | — | — | ✓ |
| ライブ映像配信(MISB準拠・対応機体は限定) | — | — | ✓ |
※ SPH Engineering 社の公開情報に基づく整理です。最新の機能構成・ライセンス条件はバージョンにより変更される場合があります。
※ 複数UAVミッションを並行管理する UgCS Commander、解析ツール UgCS Mapper もお取り扱いしています。最新の提供状況はお問い合わせください。
ライセンスはオンラインストアからもご購入いただけます永久ライセンス版は UAVOOM(SkyLink Japan 運営)にて販売中。価格・在庫はストアでご確認ください。
Supported Platforms
対応する機体と、カメラ以外のセンサー
UgCS は特定メーカーに依存しません。ArduPilot/PX4 を搭載した MAVLink 互換機まで含め、100機種以上に対応します。調達要件やセキュリティ要件で機体構成を見直しても、飛行計画の作り方は変わりません。
機上コンピュータ SkyHub
UAV搭載エコーサウンダー
UgCSで飛行・測線を計画し、SkyHubと音響測深機で河川・ダム・港湾の水深を計測。船を出しにくい水域の深浅測量に対応します。
※ 対応機種・対応機能は UgCS のバージョン、機体のファームウェア、SDK の提供状況により変動します。統合システムは国内での取り扱い可否を含め個別にご相談ください。
使用予定の機体で使えるか、お調べします機体・ペイロードの型式をお知らせいただければ、対応可否を確認してご回答します。
Requirements & Flow
動作環境と、導入までの流れ
| 項目 | 最小構成 | 推奨構成 |
|---|---|---|
| OS | Windows(64bit)/ macOS / Ubuntu Linux | Windows 11(64bit) |
| CPU / メモリ | 2.4GHz 以上のデュアルコア / 4GB | 4コア以上 / 8GB 以上 |
| ストレージ / GPU | 2GB の空き / OpenGL 対応 | SSD(地図キャッシュ用の空き)/ 独立GPU |
| 画面 / ネットワーク | 1024×768 / 認証・地図取得時に必要 | フルHD 以上 / 事前キャッシュでオフライン運用可 |
※ 対応OSのバージョンはリリースごとに更新されます。導入時点の正確な要件は最新版のリリースノートでご確認ください。現在お使いのPCで動作するかもお調べします。
ヒアリング
対象現場、必要な成果物、現在の機体・センサー、既存の業務フローをうかがいます。
構成のご提案
必要なエディションと機体・センサーの組み合わせをご提案し、お見積りを提示します。
評価・検証
実機でのデモや試験飛行により、想定した成果物が得られるかを事前に確認します。
導入・初期設定
ライセンス発行、インストール、機体・カメラプロファイル登録、初回ミッション作成まで支援。
運用・サポート
操作トレーニング、運用中の技術的な問い合わせ対応、バージョンアップのご案内を国内で。
※ 補助金・助成制度の活用可否は年度および自治体・事業ごとに条件が異なります。該当の可能性がある場合は要件を個別にご確認ください。
Why SkyLink
SkyLink Japan からご購入いただく理由
日本語での技術サポート
導入時の設定から運用中の疑問まで国内窓口で対応。海外ベンダーとの英語のやり取りは不要です。
機体とセットで設計
ソフト単体でなく、機体・カメラ・LiDAR・GNSS を含めた構成で提案。要件を満たせない導入を防ぎます。
運用まで担うグループ体制
販売・保守の SkyLink Japan、測量・点群解析の扶和ドローン、高難度運航の JDRONE。
トレーニングの提供
操作習得だけでなく、業務で使える飛行計画の組み方までお伝えします。異動時も運用が止まりません。
FAQ
よくあるご質問
いま使っている機体で動きますか。
PRO と EXPERT のどちらを選ぶべきですか。
購入前に試すことはできますか。
測量データが海外に送信されることはありませんか。
操作を覚えるのにどれくらいかかりますか。
i-Construction の基準に対応できますか。
Contact
使用機体と成果物の条件をお聞かせください。
「どのエディションが必要か」「いまの機体で使えるか」「想定する成果物が取れるか」。導入前に確認すべきことは、こちらでお調べしてご回答します。ご購入だけをご希望の場合は、オンラインストアからも手続きいただけます。
①使用予定の機体・ペイロード ②対象となる現場と成果物 ③導入予定時期 をお知らせいただけますと、より具体的にご回答できます。