Matrice300RTKとP1カメラを使用して1000枚以上の写真を撮影する場合、1～999枚で1フォルダが自動に生成されます。
1000枚以上のデータをKLAU PPK-J Desktop for DJI RTKで一気に処理しようとすると、999枚あたりの座標が0になってしまいます。
これは、DJIの機体で最後の数枚にobsファイルが生成されていないために起こる現象で、ファームウェアのアップデートで改善されると言われていますが、現状改善されていません。（2022.8.31現在）
メーカーからは下記リンクのように、アップデートで改善した、とありますが、KLAU PPK-J Desktop for DJI RTKで処理した際に依然として座標が抜けるとの報告もあります。
フライト前にMatrice300RTKの機体、カメラ、送信機、アプリのバージョンを確認の上、フライトしてください。
＜DJI Matrice300 RTKリリースノート＞
https:/dl.djicdn.com/downloads/Zenmuse_P1/20211022RN/DJI_P1_Release_Notes_en_20211022.pdf
KLAU PPK-J Desktop for DJI RTKを使用する場合、obsファイルが必要になるため、ミッションを作成する際は、写真の枚数が990枚程度になるように調整して作成してください。
↓ミッション作成画面で写真の枚数が確認可能です。