夏季休業期間:2026年8月11日(火)~ 2026年8月16日(日)
スマートフォン測量ワークフロー

スマートフォンから、
公共測量成果まで。
ひとつづきのワークフローで。

撮影から成果物まで、途切れないワークフロー。iPhone と Reach RX / RX2 で撮り、PIX4D で解析して点群・オルソ・3Dモデルへ。そのデータを CAD・GIS や公共測量の実務まで、SkyLink が一気通貫で支えます。

Apple MFi 認証(RX/RX2) 国内正規代理店・日本語保守 オープンフォーマット LAS/GeoTIFF/DXF
NETIS登録技術 KT-230067-A
国土交通省 NETIS 登録技術新技術情報提供システム登録 / 登録番号 KT-230067-A
iPhone / iPad から、公共測量成果まで
iPhone / iPad + Reach RX / RX2 PIX4Dcatch PIX4Dmatic / PIX4Dcloud 点群・オルソ・3Dモデル 測量CAD・GIS(TREND-POINT/Civil 3D 等) 測量・設計成果 公共測量・設計・施工管理
はじめての方へ

スマートフォン測量とは?

スマートフォン測量とは、iPhone / iPad のカメラ(と一部機種の LiDAR)で対象を撮影し、RTK GNSS 受信機で撮影位置を高精度に記録することで、cm 級の 3D データ(点群)を得る計測手法です。多くの現場では、三脚や自前の基地局を用意する必要はありません(補正データは NTRIP 配信サービスで受け取れます)。まずは 4 つの用語だけ押さえれば十分です。

GNSS

GNSS(衛星測位)

GPS・みちびき(QZSS)・Galileo・GLONASS・BeiDou など、世界各国が運用する衛星測位システムをまとめて GNSS と呼びます。スマホの「GPS」もこの一種ですが、単体では数 m の誤差があります。

RTK

RTK(リアルタイムキネマティック)

基準局からの補正データ(NTRIP)を使い、GNSS の誤差を数 m からセンチメートル級まで小さくする技術。これが「スマホで測量精度」を成立させる心臓部です。

写真
測量

写真測量(フォトグラメトリ)

角度を変えて撮った多数の写真から、コンピュータが立体形状を復元する技術(SfM)。RTK で各写真の撮影位置に高精度な座標が記録されることで、成果が実寸・実座標になります。

点群

点群(Point Cloud)

XYZ 座標(+色情報)を持つ無数の点で現場を再現した 3D データ。オルソ・DSM/DTM・CAD・GIS など、あらゆる成果物の「元データ」になります。

つまりスマートフォン測量は、「撮る(写真測量)」×「正確な位置情報(RTK GNSS)」=「実座標を持つ 3D データ」。この 3D データから、点群・オルソ画像・CAD・GIS 向けデータなど、さまざまな成果物を作成できます。それを何に活かすかが、次の「2 つの考え方」で分かれます。

測り方の基礎

「点群測量」と「単点測量」、2つの測り方

スマートフォン測量には、面をまるごと記録する「点群測量」と、必要な点だけを高精度に押さえる「単点測量」の2つがあります。どちらが優れているという話ではなく、現場の目的で使い分けるのが正解です。

PIX4Dcatchで取得した駐車場の3D点群データ
点群測量|PIX4Dcatch・ドローン

面を「まるごと」記録する

対象エリアの表面を、多数の点として連続的に取得します。現場を丸ごとデジタルツイン化するイメージです。

  • 成果物:点群・3Dメッシュ・断面・面積・体積
  • 測り忘れが起きない。複雑な現状把握に強い
  • 後から「あの寸法も測りたい」に、再訪せず対応できる
  • 精度管理が煩雑になりやすく、データが大容量
Emlid GNSS受信機で取得した測点の座標データ
単点測量|Emlid GNSS受信機

必要な点を「1点ずつ」確実に

必要な測点を1点ずつ選んで測定します。基準点・杭・マンホール中心など、意味のある点を押さえる測り方です。

  • 成果物:測点の座標・距離・高低差
  • 高精度で扱いやすく、データも軽量
  • そのまま座標値として、図面・台帳・申請に載せられる
  • 複雑な形状・細かな凹凸や変形の把握には向かない
使い分けの目安。「現況をとにかく残したい」「後から何度でも測りたい」なら点群測量。「この点の座標が欲しい」「杭を打ちたい・出来形を記録したい」なら単点測量
そして実務では、両方を同じワークフローで回せることが効いてきます。PIX4Dcatch で面を押さえ、Emlid の GNSS 受信機で要点を締める——同じ座標系のまま、同じ現場データとして扱えます。
技術解説

なぜ「スマホ+RTK」で、cm精度出せるのか

従来型の測量(TS/トラバース測量)と、GNSS/RTK 測量。何が違って、なぜ一人で回せるようになるのかを、仕組みから整理します。

従来

TS/トラバース測量:難しく、そして高価

既知の基準点から順に測り継いで新点を出す方式。精度は高い一方、体制と時間のコストが大きくのしかかります。

  • 測量=プロへの委託/専任者が前提になる
  • 初心者の習得が難しく、操作が難解
  • 実座標系で測るには、現場に既知の基準点が必要
  • 機器が大きく重い
  • 複数の作業者と長い作業時間=そのままコストに直結
トラバース測量の概念図:基準点からトラバース点を経由して新点を求める

基準点 → トラバース点 → 新点。測り継ぐ工程そのものが、人手と時間を必要とする。

GNSS/RTK測量の構成図:測位衛星・RTKアンテナ・スマホ(コントローラ)・補正情報

測位衛星(GNSS)+ RTKアンテナ + スマホ(コントローラ)。補正情報はインターネット経由(NTRIP)で受け取る。

RTK

GNSS/RTK(衛星測量)の強み

衛星から届く電波を使い、補正情報をリアルタイムに適用することで、メートル級だった測位をcm精度まで引き上げます。

  • 誰でも簡単に測量を実施できる
  • 軽量・小型(持ち運びも測量も一人で完結)
  • 現場に基準点を用意しなくても、地図上の正しい座標が測れる
仕組み(要約)。GPS・みちびき(QZSS)・ガリレオなど世界各国の測位衛星を利用し、インターネット経由で補正情報をリアルタイム受信(NTRIP)。搬送波の位相差も利用することで、メートル精度の GPS 測位を cm 精度まで向上させます。
※ ただし 上空視界の確保が前提です。橋梁下・高架下・樹冠下・ビル谷間などでは測位が不安定になります。

現場とオフィスは、アプリとクラウドで自動的につながる

Emlid Flow(スマホ)と Emlid Flow 360(ブラウザ)が自動連携。現場の測量結果はそのままオフィスで閲覧でき、オフィスで入力した設定は現場に自動で反映されます。

Emlid Flow(スマホ)と Emlid Flow 360(ブラウザ)の連携図
  • 使いやすさ(UI/UX)を最優先に設計されたアプリ
  • スマホの測量結果を、即時にオフィスのブラウザで確認
  • オフィスで設定した座標系・プロジェクト情報が現場に自動反映
  • 日本語UIとビジュアルガイドで、初日から迷わない
  • 無償版に加え、一部の高度な機能は有償版も用意
Emlid Flow 日本語UI:受信機のLEDパネルを手前に向ける案内 Emlid Flow 日本語UI:傾斜補正のオン/オフ設定 Emlid Flow 日本語UI:ポール高の設定画面 Emlid Flow 日本語UI:測位ステータスと座標精度の表示 Emlid Flow 日本語UI:地図上での測点記録

日本語UIとビジュアルガイドで、初期設定から測点記録までを画面の指示どおりに進められる。

カテゴリで理解する

スマホRTKには、2つの考え方があります

同じ「スマホ+RTK」でも、目指すゴールは大きく2つに分かれます。どちらが優れているかではなく、あなたの成果物が何かで選ぶべきものが変わります。

現場DX型 RTK

「今」を、素早く共有する

記録・可視化・情報共有を最優先。非測量者でもすぐ使える手軽さが価値。

主な目的現場記録・AR表示・進捗共有・簡易可視化
主な成果物写真・現況スナップ・簡易3D・アプリ内ビュー
データアプリ内で完結しやすい(囲い込み型)
強み即時性・操作の手軽さ・端末一体
限界測量成果・設計・公共測量へは繋ぎにくい
測量ワークフロー型 RTK (本ソリューション)

「成果物」まで、途切れず繋ぐ

点群・オルソ・CAD・GIS・公共測量まで。オープン形式で下流に繋がる。

主な目的測量成果・設計・出来形・公共測量
主な成果物cm級点群・オルソ・DSM/DTM・等高線・CAD/GIS
データLAS/GeoTIFF/DXF/LandXML/SHP(オープン)
強み精度・拡張性・継続運用・他工程と連携
拡張ドローン写真測量・UAV LiDAR と同一基盤

SkyLink がご提案するのは、測量ワークフロー型
受信機ではなく「成果物までのワークフロー」を選ぶ、という考え方です。

30秒でわかる

あなたには、どちらが向いていますか?

現場でやりたいことを選ぶだけ。あなたに合う「型」と、はじめの一台をご提案します。

現場で「実現したいこと」を選んでください

複数選択できます。選ぶほど精度が上がります。

写真で記録したい ARで現場に重ねたい 簡易な点群がほしい オルソ画像を作りたい CAD(DXF)に落としたい GIS(ArcGIS等)で使いたい 公共測量・設計に使いたい ドローン写真測量と繋ぎたい UAV LiDARと組み合わせたい 壁際・斜面・狭所が多い
測量ワークフロー型現場DX型
診断結果
現場でやりたいことを選んでください
全体像

スマホから成果物まで、ひとつのワークフロー

スマホ測量は「点」ではなく、測量・設計成果までつながる「線」の入口です。取得した点群・オルソは、国内実務で使われる測量CAD・GIS(TREND-POINT・TOWISE・Civil 3D 等)にそのまま載せられるため、いまの業務フローを変えずに成果まで到達できます。

1現場計測
iPhone / iPad + Reach RX / RX2 + PIX4Dcatch
現場を歩いて計測。写真1枚ごとにcm級の座標を付与
2点群・オルソ・3Dモデル生成
PIX4Dmatic / PIX4Dcloud
SfM処理で 高密度点群・オルソ・3Dモデル を生成
3国内実務で使われる 点群・測量CAD・GIS へ
点群・測量CAD
TREND-POINT/TREND-ONE/WingEarth/Wingneo INFINITY/TOWISE
汎用CAD・GIS
AutoCAD Civil 3D/ArcGIS など
4測量・設計成果
測量・設計成果
点群・オルソ・平面図・断面図・等高線
5活用
公共測量・設計・施工管理
各基準・要領に沿って成果を活用(適合は要確認)
成果物と制度について:生成した点群・オルソは、TREND-POINT・TREND-ONE・WingEarth・Wingneo INFINITY・TOWISE などの国内測量CADや、AutoCAD Civil 3D・ArcGIS にそのまま取り込めます。公共測量への適合は案件・年度により要確認です(作業規程の準則 第17条第2項 等)。SkyLink が成果設計から運用までご支援します。
かんたん3ステップ

基本的な使い方は、3ステップ

特別な訓練は要りません。マウントにスマホを差し、歩いて撮る。あとはクラウド/デスクトップが成果物に変えてくれます。

歩きながら撮影する

Reach RX/RX2 を付けたスマホで PIX4Dcatch を起動し、対象の周囲を一筆書きで撮影。NTRIP 補正で写真 1 枚ごとに cm 級の座標が付きます。

クラウド/デスクトップへ転送

撮影データを PIX4Dcloud(クラウド処理)へアップロード、または PIX4Dmatic(デスクトップ処理)へ転送します。

点群・3Dデータとして出力

点群や 3D モデルを出力。点群・オルソは、TREND-POINT・TREND-ONE などの国内測量CADや AutoCAD Civil 3D・ArcGIS に取り込み、平面図・断面図・等高線を作成できます。

アウトプット

実際に手に入る、成果物

スマホ測量の点群は、そのまま「見て終わり」ではありません。測量・土木・GIS の現場でそのまま使える、標準的な成果物に展開できます。

オルソモザイク例Orthomosaic

オルソ画像

Orthomosaic

ひずみ・傾きを補正し、全域を一定縮尺(正射投影)にした画像。画面上で距離・面積を計測できます。

▶ 平面図のベース・現況把握・面積算定
切土・盛土の標高モデルDSM / DTM

標高モデル(DSM / DTM)

Surface / Terrain Model

DSM は構造物・樹木を含む地表最上面、DTM は地物を除いた地盤の標高モデル。等高線・土量の基礎です。

▶ 等高線生成・土工・設計面比較
現場の高密度点群Point Cloud

高密度点群

Dense Point Cloud

XYZ 座標(+色)を持つ無数の点で現場を再現。すべての成果物の元データで、任意箇所を後から 3D 計測できます。

▶ 全成果の元データ・任意断面計測
遺構の3Dメッシュモデル3D Mesh

3Dメッシュ

Textured Mesh

点群を三角形面で連続化し、写真テクスチャを貼った 3D モデル。可視化・点検・合意形成に。

▶ 可視化・点検記録・プレゼン
CAD向けベクトル例DXF / LandXML

CAD 向けベクトル

for AutoCAD / Civil 3D

点群から抽出した線・地形・等高線を DXF・LandXML で書き出し。AutoCAD・Civil 3D にそのまま取り込めます。

▶ 設計・図面化・出来形
GIS向けデータ例SHP / GeoTIFF

GIS 向けデータ

for ArcGIS

シェープファイル・GeoTIFF で書き出し、ArcGIS など GIS へ。地物・等高線・オルソを地図データとして活用。

▶ 台帳・都市計画・資産管理
データ形式はオープン標準:LAS/LAZ・GeoTIFF・DXF・LandXML・SHP。特定ソフトへの囲い込みがなく、いま社内で使っている CAD/GIS にそのまま繋がります。
世界標準である理由

なぜ、世界中の現場で選ばれているのか

スマホ測量を支える受信機(Emlid)と解析(PIX4D)は、世界の測量・GIS・建設の現場で標準的に使われています。その理由は、手軽さだけではありません。

01

成果物はオープン標準形式で出力

LAS・GeoTIFF・DXF・LandXML・SHP などのオープン標準形式に対応。特定ソフトに依存せず、既存のCAD・GIS環境へそのまま取り込めます。

02

現場から成果物まで、一つのワークフローで完結

スマートフォン・ドローン・UAV LiDARまで、同じPIX4Dエコシステムで運用。現場の規模や求められる精度に応じて、ワークフローを変えることなくスムーズに拡張できます。

03

公共測量・i-Constructionにも対応

ドローン写真測量やUAV LiDARによる計測成果は、国土地理院のマニュアルに準拠した公共測量や、i-Constructionにおける3次元出来形管理へ展開できます。※案件や年度、使用機材・ソフトウェアの組み合わせにより適合要件が異なります。

04

調達要件に配慮したハードウェアと国内サポート

調達要件や情報セキュリティを重視する官公庁・インフラ分野にも対応。国内正規代理店として、日本語による導入支援・技術サポート・保守サービスを提供します。

NETIS 登録技術 KT-230067-A「モバイル端末による3次元計測ソリューション」。※NETIS は新技術の情報提供の枠組みであり、公共測量適合や有用性を保証するものではありません。
価格ではなく、価値で選ぶ

スマホRTKソリューション比較

メーカーや価格ではなく、「何を成果物にしたいか」で比較します。同じ「スマホ+RTK」でも、下流に繋がるかどうかで到達点はまったく変わります。

比較軸現場DX型 RTK測量ワークフロー型 RTK(本ソリューション)
主な目的現場記録・可視化・情報共有測量成果・設計・出来形・公共測量
主な成果物写真・簡易3D・アプリ内ビュー点群・オルソ・DSM/DTM・等高線・CAD/GIS
精度の考え方「見て分かる」レベル重視RTK cm級(水平 7mm+1ppm)で実座標を担保
データ形式独自・アプリ内で完結しがちオープン標準(LAS/GeoTIFF/DXF/LandXML/SHP)
CAD / GIS 連携限定的・書き出し前提でないAutoCAD・Civil 3D・ArcGIS へそのまま
公共測量・出来形想定外ドローン/LiDAR と同一基盤で拡張(適合は要確認)
拡張性端末・アプリに依存スマホ→ドローン→UAV LiDAR へ段階拡張
運用・保守個別・自己解決になりがち選定・設定・講習・保守までワンストップ
向くユーザー記録・共有が主目的の現場測量・土木・GIS で成果物を作る現場

※ 本表は製品カテゴリの一般的な傾向を整理したもので、特定製品・メーカーを指すものではありません。精度値は Emlid Reach RX/RX2 のメーカー公称値(実運用精度は受信環境・基線長に依存)。

活用シーン

このような現場で活用されています

Reach RX/RX2は、距離・面積の確認から、点群・オルソ・3Dデータの作成まで、目的に応じて幅広い現場で活用できます。

文化財調査の3Dモデル

文化財・遺構調査

遺構や出土物の位置関係を座標つき 3D データで記録。埋め戻し後も現場を再現でき、研究・保存・共有に。

災害現場の点群データ

災害・防災調査

被災直後の現場を位置付き 3D で保存。立ち入り困難な場所も遠隔で被害を確認でき、迅速で安全な判断を支援。

土量計算

土量計算・出来形

地形を 3D 化し、切土・盛土量を自動算出。施工進捗・搬出入計画・出来高管理を効率化します。

高速道路の舗装補修現場でRTK GNSS受信機を使用して計測する作業員

舗装・道路工事

道路補修や駐車場舗装の事前調査、舗装・切削範囲の面積確認、舗装延長の計測、補修箇所の位置記録などに活用できます。

面積 距離・周長 補修位置 施工前後記録
距離・面積の簡易計測にはReach RX/RX2とEmlid Flowを使用できます。点群・オルソ・土量などの3Dデータを作成する場合は、PIX4Dcatchと対応する解析ソフトが必要です。
業種別ソリューション|上下水道・地下埋設物

“撮る・重ねる・共有”で変える、下水道維持管理

老朽化する管路、減り続ける担い手、そして「埋めたら見えなくなる」構造。下水道インフラの維持管理は、危険・属人・非効率という3つの壁に同時に向き合わなければなりません。ここでは、スマートフォン測量と写真測量(フォトグラメトリ)が、その壁をどう崩していけるのかを整理します。

こんな課題、抱えていませんか?

防護マスクを着用して暗渠内を点検する作業員
1危険空間の点検

暗く・狭く・有毒ガスが充満する空間の、点検コストとリスク

  • 人立ち入りの事故リスク:酸素欠乏・硫化水素中毒など、命に関わる危険性
  • 従来カメラの限界:複雑形状の施設や大口径管では、全体像が把握できない
  • 莫大な事前準備・コスト:点検のための水抜き・仮排水手配に大きな手間と費用
掘削したトレンチの脇で図面を確認する現場作業員
2埋設後の不可視化

埋設後の「見えなくなる」リスクと、施工データの曖昧さ

  • 埋め戻し後の確認が不可能:埋設位置や深度は、二度と目視で確かめられない
  • 写真管理・図面化の膨大な工数:黒板撮影の手間、撮影漏れ、データ化の手戻り
  • 将来の掘削事故・手戻りリスク:過去図面と現場位置のズレによる地下埋設物の損傷
現場と会議室で図面を共有する技術者たち
3属人化と共有の壁

熟練技術者のノウハウ依存と、データ共有の壁

  • ベテランの感覚依存:「目視判断」中心のため、定量評価や技術継承が困難
  • 2D・紙報告書の限界:全体像や劣化の進行度が、自治体・コンサル・施工者のあいだで正しく共有できない
解決策

「入れない場所」を、安全かつ高精度に可視化する

1

非進入・高精度の 3D点検

TVカメラ車や簡易動画撮影の限界は、「映像を見るだけでは、クラックの正確な幅や距離を定量評価できない」こと。さらに暗所・粉塵・水滴のある特殊環境では、画像解析エラー(マッチング不良)が多発します。

  • 暗所・特殊環境に強い独自アルゴリズム:Flyability Elios ドローンなどの広角映像や特殊ライティングに対応し、他社ソフトで破綻しやすい暗所の映像も高精度に3D化
  • 「見るだけ」から「測れる 3D」へ:クラックの長さ・面積・容積を画面上で計測できる
  • 経年変化のビジュアル定量評価:過去の点群データと重ね合わせ、劣化の進行度をカラーマップ表示
Flyability Eliosドローンによる管路内部の撮影

人が入れない管路内も、小型UAVの映像から高精度な3Dモデルへ。

埋設前の下水管とその施工黒板
2

埋め戻し前の「真実」を記録する、埋設DX

相対位置(メジャー手測量)による管理には限界があります。「○○の建物から垂直に○cm、深さ○cm」という記録は、周辺の工事で地形が変わると位置特定が不可能に。手測量・手書き・黒板写真は、撮影漏れや転記ミスの温床でもあります。

  • スマホをかざして「歩くだけ」:小型RTKアンテナを装着したスマホで溝に沿って歩くだけ(数分で完了)。専門知識ゼロで、誰でも現場で撮影・データ化
  • 地形が変わっても迷わない「絶対座標(RTK)」記録:緯度・経度・標高をもった cm精度の3D点群を自動生成。周囲の街並みが変貌しても、埋設位置をセンチ単位でピンポイント特定
  • AR(拡張現実)による「地下の透視」:埋め戻し後の現場でスマホをかざすと、地下の管が3Dで画面上に透過表示。将来の再掘削時の誤掘削事故・手戻りをゼロに

動画で見る:スマホをかざして歩くだけの、cm級 3Dスキャン

小型RTKアンテナを装着したスマートフォンで、現場をどう記録していくのか。実際の操作イメージをご覧ください。

動画:「スマホで簡単3Dスキャン・cm級の高精度を実現するRTKローバー【Emlid Reach RX】」/【公式】Pix4D(ピックスフォーディー)日本

現場を選ばないデータ取得:ドローンと、スマートフォン

狭小空間(小型室内UAV)も、地下埋設物も、広域施設(ドローン空中撮影)も——すべて PIX4D のエコシステム内で一元化できます。

ドローンによる市街地の3Dマッピング成果

ドローン・UAV 3Dマッピング

  • 上空からの新たな視点:地上からは見えない、もしくは危険を伴い到達困難な情報を、死角なく取得
  • 圧倒的な効率性:人力ではあり得ない情報量を、たった1フライトで切り取る
スマートフォンでスキャンした橋脚の3Dモデル

スマホ 3Dマッピング・3Dスキャン

  • 全員が3Dスキャン:かつてないレベルで、3Dスキャンをみんなの手に
  • 圧倒的な鮮明さ、精度:デジタル版「百聞は一見にしかず」を実現し、コミュニケーションの齟齬を排除

点検から施工・維持管理まで、データがシームレスに繋がる

撮 る
現場を選ばないデータ取得。狭小空間(小型室内UAV)も、地下埋設物も、広域施設(ドローン空中撮影)も、すべて PIX4D のエコシステム内で一元化。
重 ね る
設計データ(CAD/BIM)と現況の自動重畳。3D点群データと 2D/3D の設計図面(DXF/IFC)を重ね合わせ、施工誤差や干渉チェックをクラウド上で一瞬で判定。
共 有
ブラウザひとつで誰でもアクセス。ハイスペックPCや特殊なCADソフトは不要。自治体職員・コンサル・施工会社が、Webブラウザ上で同じ3Dモデルを見ながら計測・注釈記入・合意形成。
ブラウザ上で計測できる管路内部の3Dモデル

高精度な3Dモデルで、安全に点検。

位置情報付きデータによる地下埋設物の管理画面

正確な位置情報のあるデータで、埋設物を効率的に管理。

導入事例

世界の上下水道・土木の現場で、すでに使われています

「本当に現場で回るのか」——その答えは、すでに海外の水道局・道路工事・土工事の現場が出しています。コスト削減額まで含めた、3つの実例です。

ベルギー 水道局 CILE

掘削・埋戻しの土量を自動算出し、請求額の妥当性を客観的に検証

水道局 CILE では、掘削工事の土量管理に PIX4D を導入。従来は施工者からの申告に頼らざるを得なかった数量が、スキャンした点群から自動算出できるようになりました。

正確な体積計算
土量を自動算出
掘削・埋戻しの正確な土量を自動で算出し、請求額の妥当性を客観的に検証できるように。
投資対効果(ROI)
約 380 万円
わずか 15 回のスキャンで、約 23,000 ユーロ(約380万円)のコスト削減を達成。
悪条件下での記録
雨天・夜間でも
雨天や夜間(投光器使用)でも、高精度な測量が可能であることを実証。
アメリカ・イリノイ州 大規模道路工事

消えてしまう「埋設物マーキング」を、ARで何度でも復元する

背景・課題
道路工事において、老朽化した上下水道管の撤去・交換を実施。工事期間が長期にわたるため、地上に引いた「埋設物のマーキング」が頻繁に消えてしまい、正確な位置の再特定が困難になっていた。
PIX4Dによる解決策
露出した水道管をスマートフォンアプリ「PIX4Dcatch」と RTK デバイスでスキャンし、正確な位置情報をもった 3Dデジタルツインを作成。
ARによる現地での可視化
埋め戻した後でも、PIX4Dcatch の AR機能を使って「地下の配管がどこにあるか」を画面上で視覚的に確認。正確な再マーキングが可能になり、掘削時の配管損傷リスクを大幅に軽減
データ連携と図面のアップデート
取得したデータを「PIX4Dcloud」や「PIX4Dmatic」と連携し、設計図(DXFデータ)と重ね合わせて検証。現場の正確な状況をリアルタイムに把握し、市の記録やエンジニアの設計図面の高精度なアップデートを実現。
道路工事現場で取得した水道管まわりの3Dモデル

露出した管路まわりを PIX4Dcatch でスキャンして作成した 3Dデジタルツイン。

カナダ KLS Earthworks & Environmental

30〜60現場を、3名の測量チームで支える運用へ

背景・課題
30〜60 の工事現場を、わずか 3 名の測量チームで支援。位置出しや高さの確認依頼が集中し、測量待ちで工事が停滞していた。既存の体制・機器では対応不可能な状態。
Emlidによる解決策
現場に Reach RX / RX2 受信機を配備。専門的な知識なしで使えるソフト(Emlid Flow)を利用し、現場作業者自身が位置出し・高さ確認・設計データとの照合・施工後の出来形記録を実施。
効果
測量担当者を待たずに工事を継続。切削深さや配管位置などの記録品質が向上。測量チームは緊急対応から解放され、計画・予算管理・業務改善に注力できるように。複数現場の測量を同時支援できる運用体制を実現。
現場作業員がGNSS受信機で位置出しを行う様子
掘削現場での高さ確認作業

現場作業者自身が測る体制へ。測量待ちがなくなる。

出典:Emlid Blog|Case study: KLS Earthworks & Environmental

※ 掲載している事例は海外の導入例です。効果は現場条件・運用体制により異なります。円換算額は発表時点のレートによる概算です。

製品と価格

はじめの一台を選ぶ

用途と現場条件に合わせて、2 つのモデルから。「PIX4Dcatch で 3D を回せれば十分」なら Reach RX、「傾斜地・壁際・狭所が多い」「GIS でも本格運用したい」なら Reach RX2

NETISNETIS登録技術 KT-230067-A
Emlid Reach RX

Emlid Reach RX

いちばん軽い計測キット。数分で高精度の3Dモデルを。
  • 重量 250g/IP68・最大16時間駆動
  • RTK 水平 7mm+1ppm・約5秒で FIX
  • NTRIP 接続のみ。設定項目が最小
  • PIX4Dcatch 連携に必要十分な構成
  • レンタルあり(導入前の現場検証に)
Emlid Reach RX2

Emlid Reach RX2

傾けても、狭くても、cm級。現行フラッグシップ。
  • 重量 280g/IP68・最大16時間駆動
  • チルト補正:RTK +2mm+0.3mm/°(キャリブレーション不要)
  • 672チャンネル/全帯域(L5・E6・NavIC 対応)
  • クイックリリースマウントで着脱が速い
  • Apple MFi 認証。iPhone / iPad と安定直結
スペックEmlid Reach RXEmlid Reach RX2
こんな方にPIX4Dcatch中心。とにかく軽く始めたい傾斜地・壁際・狭所が多い。GISでも使い倒したい
寸法172 × 51 × 51 mm172 × 51 × 51 mm
重量250 g280 g
RTK精度水平 7mm+1ppm / 鉛直 14mm+1ppm水平 7mm+1ppm / 鉛直 14mm+1ppm
チルト補正—(非対応)RTK +2mm+0.3mm/°(キャリブレーション不要)
FIXまでの時間約5秒約5秒
対応GNSSGPS/QZSS: L1C/A, L2C/GLONASS: L1OF, L2OF/BeiDou: B1I, B2I/Galileo: E1, E5b左記+ GPS/QZSS L5/BeiDou B1C, B2a, B3I/Galileo E5a, E6/NavIC(全帯域)
チャンネル数184672
更新レート5 Hz5 Hz
稼働時間最大16時間最大16時間
防塵・防水IP68IP68
認証Made for iPhone/iPadApple MFi(FCC/CE/IC)

※ スペックはメーカー公称値。実運用精度は受信環境・基線長に依存します。価格・納期はご要件により異なるため、お見積り時にご案内します。

パッケージ内容

Reach RX スターターセット

PIX4Dcatch を回す最小構成
  • Emlid Reach RX 本体
  • マウントキット
  • USB-C ケーブル
  • ソフトバッグ

Reach RX2 基本計測パッケージ

RX2+ポール一式
  • Emlid Reach RX2 本体
  • クイックリリースアダプター
  • USB-C 充電ケーブル
  • スマホホルダー付き測量ポール
  • (オプション)iPhone用ケース/RX2ソフトケース

Reach RX レンタルセット

現場検証フルセット
  • RX 本体/マウント/ソフトバッグ
  • iPhone Pro+専用ケース(SPC+対応)
  • USB-C ケーブル
  • ichimill(NTRIP補正)
  • ※ライセンスは別途
さらに本格運用へ

用途が広がったら、4機種から選ぶ

Reach RX / RX2 は「ネットワークRTK専用・軽量」が持ち味です。基準局を自分で立てたいいま公共測量に使いたい遮蔽下でのFix速度を上げたいAR杭打ち・写真計測まで使いたい——という段階では、RS3 / RS4 / RS4 Pro も選択肢になります。いずれも無償ソフトウェア(Emlid Flow)に対応しています。

Emlid Reach RX2

Reach RX2

軽量 280g の小型携帯機。
PIX4Dcatch とも連動。

  • ネットワークRTK専用。本体 280g(ポール込み約1.2kg)
  • 2周波から L1/L2/L5 多周波対応へアップグレード
  • IMU傾斜補正を新搭載(最大60度)
  • PIX4Dcatch と連携し、そのまま点群測量へ
Emlid Reach RS3

Reach RS3

1級登録済みの汎用機。
いますぐ公共測量に対応。

  • 国土地理院 1級GNSS測量機として登録済み(登録番号 259)
  • 固定局・移動局の両方に対応。LoRa方式通信対応
  • IMU傾斜補正(最大60度)/NTRIPキャスター機能
  • Emlid Flow アプリからスマートフォンで操作
Reach RS3 の詳細を見る
Emlid Reach RS4/RS4 Pro

Reach RS4 / RS4 Pro

672chの最新世代。
ProはAR杭打ち・写真計測に。

  • RS4 Pro はデュアルカメラによるAR杭打ち・写真計測に対応
  • 672チャンネル、L1/L2/L5・Galileo E6・NavIC 対応。QZSS L6/CLAS は公開仕様に含まれません
  • LTE/LoRa/UHFから現場に合う補正方式を選択
  • クイックリリースオプション対応
Reach RS4/RS4 Pro の詳細を見る
AR

AR杭打ちという選択肢

Reach RS4 Pro では、スマホ画面で目標座標までビジュアル誘導。カメラ映像の上に目標位置が重なるため、地図や図面と足元を見比べ続ける必要がありません

  • スマホ画面で目標座標までビジュアル誘導
  • 距離に応じてカメラが自動で切り替わる(ダイナミック・ナビゲーション
  • 傾斜補正により、測量ポールを垂直に立てなくてもOK
  • だれでも簡単に、杭打ち/逆打ち作業を実施できる

※ 右の動画は AR杭打ちの操作イメージを紹介した第三者による参考動画です。

動画:「Emlid RS4 Pro – AR Stake Out Made Easy」/Flying Surveyor(YouTube)

※ 各機種の価格・納期については、営業担当までお問い合わせください。
※ Reach RS4/RS4 Pro/RX2 は国土地理院1級GNSS測量機として現在申請中です。
※ 無償ソフトウェア Emlid Flow が付属します。スマートフォンはお客様にてご用意ください。

よくあるご質問

スマートフォン測量 FAQ

基礎知識から精度・データ・公共測量・購入まで。はじめての方の疑問に、ひととおりお答えします。

基礎知識
スマートフォン測量とは何ですか?
iPhone / iPad のカメラ(対応機種では LiDAR も)で対象を撮影し、RTK GNSS 受信機で写真 1 枚ごとに正確な座標を与えて、cm 級の 3D 点群を得る計測手法です。三脚や基地局は不要で、歩いて撮るだけで測量グレードのデータが得られます。
iPhone だけで測量できますか?
スマホ単体の GPS は数 m の誤差があり、測量用途には足りません。Reach RX / RX2 などの RTK 受信機と NTRIP 補正を併用することで、はじめて cm 級になります。
RTK とは何ですか?
RTK(リアルタイムキネマティック)は、基準局からの補正データを使って GNSS の誤差を打ち消し、リアルタイムで cm 級の測位を得る方式です。スマホ測量の精度の心臓部です。
GNSS と GPS の違いは?
GPS は米国の測位衛星システム。GNSS は GPS・みちびき(QZSS)・Galileo・GLONASS・BeiDou などの総称です。多くの衛星を使うほど、都市部や山間部でも安定します。
写真測量(フォトグラメトリ)とは?
角度を変えて撮影した多数の写真から、コンピュータ(SfM)が立体形状を復元する技術です。RTK で各写真に座標が付くことで、成果が実寸・実座標になります。
点群とは何ですか?
XYZ 座標(+色)を持つ無数の点で現場を 3D 再現したデータです。オルソ・DSM/DTM・CAD・GIS など、あらゆる成果物の「元データ」になります。
LiDAR と写真測量はどう違いますか?
LiDAR はレーザで直接距離を測り、写真測量は画像から形状を復元します。PIX4Dcatch は LiDAR 搭載端末で両者を併用でき、より高忠実度のモデルを得られます。
精度・技術
どのくらいの精度が出ますか?
Reach RX / RX2 のメーカー公称値で 水平 7mm+1ppm・鉛直 14mm+1ppm。実運用精度は上空視界・基線長・補正品質・撮影方法に依存します。
FIX(初期化)までどのくらい?
良好な受信環境で 約 5 秒(公称)です。
傾き補正(チルト)とは?RX でも使えますか?
ポールを傾けたままでも正確に測れる機能で、壁際・斜面・狭所で有効です。RX2 のみ対応(RX は非対応)。RX2 はキャリブレーション不要で有効化されます。
基地局は必要ですか?
ネットワーク型 RTK として動作するため不要です。ichimill 等の NTRIP サービス・電子基準点(CORS)・自社基地局+Emlid Caster に対応します。
精度に影響する要因は?
上空の視界、マルチパス(反射)、基線長、NTRIP 補正の品質、そして撮影の重なり方です。SkyLink が現場条件に合わせて設定・運用をご支援します。
機材・端末・接続
対応するスマホ・タブレットは?
PIX4Dcatch の 3D スキャンは LiDAR 搭載の iPhone Pro / Pro Max・iPad Pro の利用を推奨します。対応機種の詳細は世代により異なるため、最新の対応状況はお問い合わせください(要確認)。
Reach RX と RX2、どちらを選べば?
PIX4Dcatch 中心で軽く始めるなら RX。傾斜地・壁際・狭所が多い、GIS でも本格運用したいなら RX2(チルト補正・全帯域)。用途別診断もご活用ください。
NTRIP とは?契約は必要ですか?
インターネット経由で RTK 補正データを配信する方式です。ichimill 等の NTRIP サービス契約が必要になります。導入時に一緒にご提案します。
インターネット接続は必須ですか?
RTK 補正は NTRIP 経由のため、計測中はモバイル回線などのネット接続が必要です。
Android でも使えますか?
Emlid Reach は Bluetooth GNSS 受信機として動作し、Android 対応の GIS アプリで利用できます。PIX4Dcatch 自体の Android 対応可否は要確認です。
PIX4Dcatch 以外のアプリでも使えますか?
はい。汎用 GNSS ローバーとして ArcGIS Field Maps・Survey123・QField・Emlid Flow 等でも使えます。いま現場で使っているアプリの精度を cm 級に引き上げられます。
純正アプリ「Emlid Flow」は有料ですか?
無償(iOS / Android)。境界・地形測量、位置出し、チルト補正、RINEX データ記録まで対応します。
防水・防塵は大丈夫ですか?
RX / RX2 とも IP68。雨天・泥・粉塵、水たまりへの落下や洗浄時の水がかりにも耐えます。
データ・成果物
どんな成果物が作れますか?
高密度点群・オルソ画像・DSM/DTM・3D メッシュ・等高線・CAD(DXF)・GIS(SHP)。「見て終わり」ではなく、測量・土木・GIS でそのまま使える成果物に展開できます。
オルソ画像とは?
ひずみ・傾きを補正し、全域を一定縮尺(正射投影)にした画像です。画面上で距離・面積を計測でき、平面図のベースになります。
DSM と DTM の違いは?
DSM は建物・樹木を含む地表最上面、DTM は地物を除いた地盤面の標高モデルです。等高線・土量計算の基礎になります。
CAD に取り込めますか?(AutoCAD / Civil 3D)
生成した点群・オルソは、TREND-POINT・TREND-ONE・Wingneo INFINITY・TOWISE などの国内測量CADや AutoCAD Civil 3D に取り込めます。PIX4D 側から DXF・LandXML での書き出しも可能です(DWG の直接書き出し可否は要確認)。
GIS(ArcGIS)で使えますか?
はい。シェープファイル(SHP)・GeoTIFF で書き出し、ArcGIS 等で地物・等高線・オルソを地図データとして活用できます。
データ処理に必要なソフトは?
撮影は PIX4Dcatch、点群・オルソ生成は PIX4Dmatic(デスクトップ)/ PIX4Dcloud(クラウド)。図面化・CAD/GIS 活用は TREND-POINT・TREND-ONE・WingEarth・Wingneo INFINITY・TOWISE などの国内測量CADや AutoCAD Civil 3D・ArcGIS で。用途に応じてご提案します。
データ形式は他社ソフトでも開けますか?
LAS/LAZ・GeoTIFF・DXF・LandXML・SHP といった オープン標準で出力するため、特定ソフトへの囲い込みがありません。
公共測量・出来形・制度
公共測量に使えますか?
スマホによる地上計測そのものの公共測量への適合は、案件・年度により要確認です(作業規程の準則 第 17 条第 2 項の手続き等)。一方、ドローン写真測量・UAV 搭載レーザは国土地理院のマニュアルに沿って公共測量に適用できます。SkyLink がスマホ測量を入口に、必要に応じてドローン・LiDAR まで含めた成果設計をご支援します。
出来形管理(i-Construction)に使えますか?
3 次元出来形の枠組みで活用できます。各要領に沿った運用・精度管理をご支援します(適用要件は工種・年度により要確認)。
NETIS 登録技術ですか?
「モバイル端末による 3 次元計測ソリューション」として NETIS 登録番号 KT-230067-A に登録されています。※ NETIS は新技術の情報提供の枠組みであり、公共測量適合や有用性を保証するものではありません。
補助金は使えますか?
対象可否は制度・年度により変わるため 要確認です。該当しうる制度の確認からご相談いただけます。
運用・現場
測量の専門知識がなくても使えますか?
歩いて撮るだけの 3 ステップで、非測量者でも点群取得まで可能です。ただし公共測量成果として用いる場合は、有資格者の関与と精度管理が必要になります。
屋内や上空が見えない場所でも測れますか?
GNSS は上空視界が必要なため、屋内・樹木下・高層間では FIX しにくくなります。用途により地上撮影主体の運用や、UAV LiDAR との併用をご提案します。
1 人で作業できますか?
可能です。スマホと受信機だけで完結するため、少人数・省力での運用に向きます。
購入・レンタル・サポート
購入前に試せますか?
レンタルセットで自社現場を検証できます。iPhone・専用ケース・NTRIP 契約まで含んだフルセットをご用意しています。
価格はいくらですか?
構成・ライセンスにより異なるため、お見積り時にご案内します。価格の安さではなく、成果物・運用・拡張性で選んでいただける設計です。
保守・サポートは?
国内正規販売代理店として、操作トレーニング・保険・修理・保守まで 日本語でワンストップ対応します。
viDoc RTK rover から乗り換えできますか?
SkyLink の取扱・在庫・保守は Emlid Reach RX / RX2 へ移行しています。Emlid Reach は PIX4D 専用ではなく汎用 GNSS 受信機として使えるため、乗り換えのご相談も承ります。

※「要確認」と記載した事項(対応機種、公共測量適合、補助金、DWG 直接書き出し 等)は、制度改定・製品仕様の更新により変わります。最新情報は個別にご確認・ご相談ください。

導入のご相談

受信機の選定から、成果物をつくるワークフローまで。

現場で何を計測し、どのような成果物を作成したいのかをお聞かせください。目的・必要精度・既存ソフト・運用体制に合わせて、Reach RX / RX2 の選定から、NTRIP・PIX4D を含むシステム構成、初期設定、運用支援、保守まで一貫してサポートします。
将来的なドローン測量との連携や、公共測量での活用を見据えたワークフローについてもご相談いただけます。

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