UAVレーザー測量現場を変える!
CHCNAV LiDAR現場作業ワークフロー完全解説
公共測量業界が直面する4つの課題(労働力不足・外業負担・安全確保・データ整備の遅れ)を解決するため、CHCNAVのUAVレーザー測量用LiDARシステム「AA9+X500」の具体的な現場作業ワークフローを、動画から切り出したイラストと共に徹底解説します。

はじめに
近年、日本の公共測量業界は、労働力不足、外業負担の増大、現場作業における安全性の確保、そして3Dデータの整備の遅れという、大きく四つの課題に直面しています。測量技術者の高齢化と若手不足は深刻化し、熟練人材への依存度が高まる一方、手作業による現場計測は長時間に及ぶことも少なくありません。また、崖地や災害現場など、高リスク環境での作業も求められます。
こうした状況を打開するため、DX(デジタルトランスフォーメーション)による自動化・省力化は、もはや避けては通れない喫緊の課題です。従来の時間・人・安全という制約から解放され、より効率的で質の高い測量成果を生み出すことが、業界全体の持続的な発展に不可欠と言えるでしょう。

本記事では、こうした課題に対する一つの強力なソリューションとして、SkyLink Japanが提供する「CHCNAV AA9 + X500」UAV(ドローン)測量用レーザー(LiDAR)システムをご紹介します。2026年1月に開催されたウェビナーの内容を基に、具体的な現場作業のワークフローを、動画から切り出した豊富なイラストと共に、ステップバイステップで徹底解説します。ドローン測量の導入を検討されている測量事業者様、建設コンサルタント様にとって、必見の内容です。
第1章:CHCNAVとは?測量専門メーカーの強み
今回のソリューションの中核をなすCHCNAV(CHCナビゲーション)は、2003年に上海で設立された、GNSS技術を専門とする測位計測機器メーカーです。現在、そのネットワークは世界70か国以上に広がり、日本国内ではSkyLink Japanが正規販売代理店として、販売からサポートまでを一貫して担っています。

CHCNAVの最大の強みは、単なる機器メーカーに留まらない点にあります。測量現場における「測る」という行為を起点に、データを取得するハードウェア(機器)と、それを処理するソフトウェアを一体の仕組みとして設計・開発しています。つまり、ドローンがあって後からセンサーを付け足したのではなく、「正しく測る」ことを追求した結果として、そのフィールドが地上、水上、そして空中へと広がっていったのです。
この「ハードとソフトを一体で開発し、ワークフロー全体を設計している」という思想は、ユーザーに大きなメリットをもたらします。例えば、一つの現場をCHCNAVの製品群だけで完結させることが可能です。万が一トラブルが発生しても、問い合わせ先は一社で済み、「たらい回し」のリスクを低減できます。機器をまたいだ形での原因究明が期待できるため、運用を続ける上で大きな安心材料となるでしょう。さらに、取得したデータを同系列のソフトウェアで処理できるため、操作性が統一され、学習コストを抑えながら効率的に作業を進めることができます。
第2章:UAV測量用LiDARソリューションの全貌
今回ご紹介するUAV測量用LiDARソリューションは、低コストで公共測量に準じた三次元データの取得から処理までを一貫して行える点が最大の特徴です。その中核を担うのは、以下の3つの製品です。

| 製品名 | カテゴリ | 主要スペック |
|---|---|---|
| AA9 | 測量用高性能LiDAR | パルスレート: 60万点/秒 最大測定距離: 700m レーザー精度: 5mm 高精度IMU搭載 (測定レート500Hz) 26MP APS-Cサイズ産業用カメラ内蔵 |
| X500 | ドローンプラットフォーム | 最大ペイロード: 5kg 最大飛行時間: 58分 |
| i93 | 高速測位GNSSレシーバー | 1級GNSS測量機登録 ビジュアル測量、Auto-IMU(傾斜補正)対応 34時間連続駆動、IP68完全防塵防水 |
測量用高性能LiDAR「AA9」は、毎秒60万点という高密度な点群データを取得できるライダーセンサーです。最大700mの測定距離と5mmのレーザー精度を誇り、高精度なIMU(慣性計測装置)も搭載しているため、ドローンの動きを正確に捉え、精度の高い3次元データを作成できます。
ドローンプラットフォーム「X500」は、このAA9を搭載して飛行するための機体です。最大5kgのペイロードと約58分の長い飛行時間により、さまざまな現場条件下で安定した計測を可能にします。
そして、これらの空からの計測を地上で支えるのが、高速測位GNSSレシーバー「i93」です。国土地理院の測量機種登録で「一級GNSS測量機」として正式に登録されており、UAVライダー測量における「基準点」と「基地局」の信頼性を担保します。UAV測量の成果は、機体の性能もさることながら、この地上の基準となる座標をいかに安定して供給できるかに大きく左右されます。i93は、その重要な役割を担う、まさに測量全体の精度と再現性を支える「要」となる存在です。
これら3つの製品を組み合わせることで、前述した公共測量の課題に対し、精度の確保と作業の効率化を両立した、現実的な解決策を提示できるのです。
第3章:現場作業ワークフロー全体像
では、実際にAA9、X500、i93を使った現場でのワークフローは、どのような流れで進むのでしょうか。全体のプロセスは、大きく以下の6つのステップに分けることができます。

- GCP(地上基準点)設置: 測量エリア内に、後で点群データの精度を確認するための基準点を設置します。
- ローカル基準局の設置: i93を基地局として設置し、ドローンの位置情報を補正するためのデータを記録(RINEXロギング)します。
- ドローン、LiDARセットアップ: X500を組み立て、LiDARセンサーであるAA9を搭載します。
- 飛行、LiDAR計測: 事前に計画した飛行ルートに沿って、ドローンを自動航行させ、上空からレーザーを照射して地形データを計測します。
- 計測データの取得: 飛行後に、LiDAR、基地局、GCPの各データをPCに回収します。
- 点群データ処理: 専用ソフトウェア「CoPre」を使い、収集したデータを統合・解析して、3次元点群データを作成します。
今回のウェビナーで示された実証実験では、飛行高度120m、飛行速度6m/sという条件下で計測が行われました。この設定により、AA9に内蔵されたカメラで撮影される画像の地上画素寸法(GSD)は2.8cm/pxとなり、非常に高精細なオルソ画像(航空写真を地図のように歪みを補正した画像)も同時に生成できることが示されています。
次の章からは、これら6つのステップを、実際の作業風景の画像と共に、より詳しく解説していきます。
第4章:ステップ別詳細解説
STEP1:GCPの設置
ワークフローの最初のステップは、GCP(地上基準点)の設置です。これは、後工程で生成される点群データの絶対的な位置精度を保証し、検証するために不可欠な作業です。ウェビナーでは、GNSSレシーバー「i93」をローバー(移動局)として使用し、VRS(仮想基準点方式)でGCPを測定する手順が示されました。

専用アプリ「C-Point」の画面指示に従い、アンテナ高などを設定するだけで、公共測量の手順に沿った基準点測量が可能です。i93は測位の立ち上がりが非常に速く、計測ボタンを押すと自動で初期化が行われ、2回目の計測が連続して開始されます。2回の計測値の座標差が、許容範囲内(例:水平20mm、上下30mm)に収まれば計測完了となり、高い信頼性を確保しながら効率的に作業を進めることができます。
STEP2:ローカル基準局の設置
次に、GCP測定に使用したi93を、今度はローカル基準局(基地局)として現場に設置します。ドローンに搭載されたGNSSの位置情報をリアルタイムまたは後処理で補正(PPK: Post Processed Kinematic)するために、飛行中の衛星データを記録(RINEXロギング)し続けるのが目的です。

設定は、付属アプリ「LandStar」から行います。i93を設置したポイントの座標は、先ほどGCP測定で作成したSIMAファイルから直接インポートできるため、現場で座標値を手入力する手間や入力ミスを防ぐことができます。セットアップが完了すると、i93本体の画面でもカウントアップが始まり、RINEXデータが記録されていることを視覚的に確認できます。
STEP3:ドローン・LiDARセットアップ
地上側の準備が整ったら、いよいよドローンとLiDARのセットアップです。機体であるX500は、アームの根本にロック機構が付いており、締め込み量で迷うことなく、誰でも安全・確実に組み立てることができます。

LiDARセンサー「AA9」の取り付けは、CHCNAV独自の「αポート」によって、驚くほど簡単です。電源と信号を一体で接続できる専用構造のため、外部ケーブルや追加の配線は一切不要。機体のαポートにカチッとはめ込むだけで、ライダーの搭載が完了します。ライダー用のGNSSアンテナもX500本体のものを使用するため、アンテナポールの設置や配線も必要ありません。こうした徹底した作業の簡素化は、準備時間を短縮するだけでなく、ヒューマンエラーの低減にも大きく貢献します。

STEP4:飛行・LiDAR計測
機体の準備が完了したら、いよいよ飛行と計測です。X500には10インチの大型タッチパネルを内蔵したスマート送信機が付属しており、専用アプリ「Smart GO」を使って、飛行プランの作成からライダーの設定、自動飛行までを一元的に管理できます。

ミッションを実行すると、自動で離陸し、計画されたルートを飛行します。特筆すべきは、IMUのキャリブレーションに必要な「8の字飛行」のパターンがアプリに標準で用意されており、地図上に配置するだけで簡単にコース設定できる点です。計測開始ポイントに到達すると自動でLiDAR計測が始まり、送信機の画面には、FPVカメラの映像や飛行経路に加え、取得中の点群データがリアルタイムでカラー表示されます。

これにより、飛行中に計測漏れがないかなどを視覚的に確認でき、手戻りのない確実なデータ取得が可能です。また、Smart GOには地形の標高データが標準で搭載されており、起伏のある地形でも対地高度を一定に保つ「地形追従飛行」を簡単に行えます。計測が終了すると、機体は自動で着陸態勢に入ります。機体のビジョンセンサーが離着陸ポイントに設置したランディングパッドのQRコードを認識し、位置を正確に補正しながら、安全に着陸します。

STEP5:計測データの取得
無事に飛行が完了したら、計測したデータをPCに回収します。このプロセスも非常にシンプルです。LiDARセンサー「AA9」と基地局の「i93」は、電源を入れる必要なく、付属のUSB Type-CケーブルでPCに接続するだけで、外部ストレージとして認識されます。あとは、日付と時刻で自動作成されたフォルダをPCにコピーするだけです。GCPの測定データも、同様にi93の操作端末からSIMAファイルをコピーすれば完了です。

STEP6:点群データ処理(CoPre)
収集した全てのデータを、専用の点群処理ソフトウェア「CoPre」で統合し、最終的な3次元点群データを作成します。CoPreの大きな特徴は、その「ワンクリック処理」にあります。

処理用のフォルダを指定し、基地局のRINEXデータと座標を選択して解析を開始すれば、POS(位置・姿勢)解析、画像処理、そして点群処理までが自動で実行されます。ウェビナーで紹介されたデータでは、一般的なノートPC環境で、処理時間はわずか12〜13分でした。処理完了後、すぐに点群データが表示され、高さ別表示や反射強度、RGBカラーなど、様々な表示方法で品質を確認できます。コース間のズレやバラつきが非常に小さい、高品質なデータが生成されていることが分かります。

さらに、GCPとの座標比較による精度検証や、内蔵カメラの画像から生成したオルソ画像の確認も、すべてCoPre上で行うことができます。このように、データ取得から最終成果物の作成までが、一貫したワークフローの中で、誰でも簡単に、かつ高い品質で完結できるのが、CHCNAVソリューションの大きな魅力です。
第5章:なぜAA9+X500なのか? 選ぶべき5つの理由
ここまで詳細なワークフローを見てきましたが、改めて、なぜ今「AA9+X500」ソリューションが選ばれるべきなのでしょうか。その理由は、以下の5つのポイントに集約されます。
圧倒的なコストパフォーマンス: 公共測量に対応可能なスペックを持ちながら、システム全体で約450万円という価格を実現。高精度なUAVレーザー測量を、現実的な投資で導入することを可能にします。
公共測量への対応: 国土交通省の公共測量作業規程に準拠した点群精度と成果形式に対応。i-ConstructionやBIM/CIMといった国の施策にも、自信を持って活用できます。
一元化されたワークフロー: 機体の準備からデータ取得、解析、そして成果物作成まで、すべての工程がCHCNAVの製品とソフトウェアで完結。作業効率と品質を高いレベルで両立させます。
現場フレンドリーな設計: ケーブルレスな機体セットアップや、直感的なソフトウェア操作など、現場担当者の使いやすさを徹底的に重視。専門家でなくても、誰もが簡単に扱えることを目指しています。
低ランニングコストと充実のサポート: ソフトウェアの年間更新費用は一切かかりません。また、修理の約90%を日本国内で対応する体制を整えており、万が一の際も迅速なサポートが受けられます。
第6章:ラインナップ比較と選び方
CHCNAVは、今回ご紹介したAA9以外にも、用途や予算に応じた複数のUAVレーザー測量用LiDARをラインナップしています。ここでは、主力3機種の特徴を比較し、どのような基準で選ぶべきかを解説します。

| 項目 | CHCNAV AA15 | CHCNAV AA10 | CHCNAV AA9 |
|---|---|---|---|
| 測定距離 | 最大1800m | 最大800m | 最大700m |
| 点群密度 | 2,000,000点/秒 | 600,000点/秒 | 600,000点/秒 |
| 精度 (150m) | 5mm | 5mm | 5mm |
| 重量 | 2.5kg | 1.55kg | 1.45kg |
| 搭載カメラ | 45MP フルサイズ | 45MP フルサイズ | 26MP APS-C |
| 特徴 | 長距離・高密度・高精度 公共測量向け |
高精度・長距離 建設業向け |
軽量・高コスパ 公共測量対応 |
| 価格帯(目安) | ASK | 約1000万円(単体) | 約450万円(X500とセット) |
-
AA15: 毎秒200万点という圧倒的な点群密度と、1800mの長距離測定が可能なフラッグシップモデル。山岳地帯や送電線など、大規模・広範囲な計測にその真価を発揮します。
-
AA10: 4500万画素のフルサイズセンサーカメラを搭載し、高精細な画像と高精度な点群を同時に取得できる汎用モデル。インフラ点検など、点群と写真の両方を重視する建設業のニーズに応えます。
-
AA9: 本記事で紹介した、軽量・高コストパフォーマンスモデル。公共測量に対応する十分な性能を持ちながら、ドローンX500とセットで約450万円という導入しやすい価格を実現。初めてUAVレーザーを導入する企業に最適です。
また、AA9は単体での販売も行われており、既にDJI社製のドローン(M300RTKやM350RTK)を保有している場合は、より低コストでUAVレーザー測量システムを構築することも可能です。
第7章:投資回収モデル
「約450万円」という初期投資は、決して安い金額ではありません。しかし、これを「何回使えば元が取れるか」という視点で考えることが重要です。

ウェビナーでは、1現場あたり200万円の測量業務を外注から内製化に切り替えた場合を想定した、シンプルな投資回収モデルが示されました。この場合、わずか2〜3現場をこなすだけで、機材導入費用を回収できる計算になります。3現場目以降は、測量業務を行えば行うほど、外注費が削減され、会社の利益に直接貢献していくことになります。
もちろん、これは一例であり、実際の回収期間は年間の案件数や単価によって変動します。SkyLink Japanでは、個別の条件に応じた、より詳細な投資回収シミュレーションの相談も受け付けています。
実際の現場では、投資回収は単純な「売上 – 導入費用」だけでなく、外注費の削減、外業人数の圧縮、危険箇所への立入低減、工程短縮による手戻り削減など、複数の効果の積み上げで進みます。以下は、導入効果をより具体的にイメージしやすい採用事例です。
採用事例A:建設コンサル|河川・法面の3D取得
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 現場種別 | 河川(延長 4.2km)/法面(面積 6.5ha) |
| 従来 | 地上計測中心。外業 5人×3日。危険箇所は立入制限があり、確認や再測の段取りにも時間を要していた。 |
| 導入後 | UAVレーザーで取得。外業 2人×1日。危険箇所への立入を最小化しながら、広範囲を短時間で取得。 |
| 成果 | 点群+オルソ生成までの工程を 約3日短縮(5日→2日)。社内確認が前倒しでき、手戻りも減少。 |
| 効果 | 納期短縮により提案の競争力が向上。外注測量費を 約40%削減。 |
外注から部分内製へ、または危険環境の測量効率化として、UAVレーザーの活用が広がっています。
採用事例B:測量会社|外注から部分内製へ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 現場種別 | 出来形/土量管理/造成(面積 12ha) |
| 導入前課題 | UAVレーザー測量を外注しており、外注待ちで工程が詰まる。繁忙期は特に間に合わず、案件対応力に課題があった。 |
| 運用 | 現場取得は内製、成果作成は協力会社と分担する「部分内製」で運用。すべてを一度に自社化せず、ボトルネック部分から改善。 |
| 効果 | 繁忙期のボトルネックを解消し、年間 約12件分の外注費を圧縮。 |
| 回収 | 導入後 約4か月で投資回収の見込み。 |
このように、投資回収は単純な「1件あたりの売上」だけでなく、外注費圧縮・工程短縮・安全性向上・繁忙期対応力の強化といった複合効果で成立します。特に、年間の案件数が一定以上ある企業では、部分内製でも十分に回収可能性が高まります。
Q&Aハイライト
ウェビナーのQ&Aセッションで寄せられた、特に注目度の高かった質問と、導入検討時によくいただく補足質問を読みやすく整理しました。
ウェビナーで注目されたQ&A
A. はい、可能です。ライセンスはUSBドングルキーで管理されるため、インターネットに接続されていないPCでも利用できます。また、USBキーを差し替えれば、複数のPCで同じライセンスを使用できます。情報が意図せず外部に漏洩しないよう、セキュリティにも配慮された設計になっています。
A. はい、可能です。GeoTIFF形式に対応しており、国土地理院のデータだけでなく、ご自身で取得された現場のDEMデータをインポートして、より現実に即した地形追従飛行計画を作成することもできます。
A. CHCNAVのスラム製品「RS10」のデータも、同じ「CoPre」ソフトウェアで処理が可能です。ただし、現時点ではスラムの点群データとドローンライダーの点群データを直接マージ(統合)する機能はありません(スラムデータ同士のマージは可能)。
A. はい、準拠しています。マニュアルで要求されているスペックに対し、1/3から1/4程度の誤差に収まる、十分な精度を持っています。
導入検討時によくある補足Q&A
A. はい、可能です。CHCNAVのUAV LiDARは、高精度IMUやGNSSを組み合わせた運用により、公共測量で求められる精度検証や成果作成のワークフローに対応した運用が可能です。GCP(地上基準点)や基地局を組み合わせることで、精度確認を行いながら点群データを作成できます。
A. 現場条件にもよりますが、一般的に 従来:5人×3日 → UAV LiDAR:2人×1日程度 まで外業を削減できるケースがあります。また、危険箇所への立ち入りが減るため、安全性の向上にもつながります。
A. 付属の処理ソフト「CoPre」を使用することで、データ処理の多くを自動化できます。POS解析から点群生成までを一括処理できるため、従来の写真測量に比べて作業フローがシンプルになる場合もあります。また、SkyLink Japanでは導入時の運用サポートも提供しています。
A. 必ずしもすべて内製化する必要はありません。実際には、次のような「部分内製化」から始める企業も多くあります。
- 点群取得:自社
- 成果図作成:協力会社
これにより、外注費を抑えながら、無理のない形で運用を開始できます。
A. 主に以下のような業務で導入が進んでいます。
- 河川巡視・河川測量
- 法面・斜面調査
- 土量管理・出来形測量
- 森林測量
- インフラ点検
特に、広範囲・危険環境・短納期の現場で効果を発揮します。
A. はい、可能です。SkyLink Japanでは、次のような導入前の検討サポートを行っています。
- デモ飛行
- ワークフロー相談
- ROI試算
まずはお気軽にお問い合わせください。
A. はい、可能です。SkyLink Japanでは、UAV LiDARによる測量業務を受託サービス(外注)として提供することも可能です。
「いきなり機材を導入するのはハードルが高い」という場合でも、まずは外注として活用し、実際の現場でUAVレーザー測量の効果を確認してから、将来的な内製化を検討するという進め方も多くの企業で採用されています。
また、外注業務の実施を通じて、次のような内容を具体的に把握できます。
- UAVレーザー測量の運用フロー
- 点群データの活用方法
- 内製化した場合の投資回収イメージ
SkyLink Japanでは、受託測量から機材導入・運用サポートまで一貫した支援が可能ですので、まずはお気軽にご相談ください。
A. 近年、ドローンや測量機器において情報セキュリティへの関心が高まっていることは、私たちも十分に認識しています。CHCNAV製品については、データの取り扱い・通信仕様・ソフトウェア構成などの観点からセキュリティ対策が講じられており、オフライン環境での運用やデータ管理が可能な設計となっています。
またSkyLink Japanでは、機器の運用に関する情報セキュリティの考え方やリスク対策をまとめたホワイトペーパーを準備しています。導入検討時には、こうした資料も参考にしながら、安心して運用できる環境づくりをサポートしています。詳細をご希望の方には、ホワイトペーパーのご案内も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
まとめ・お問い合わせ
本記事では、CHCNAVのUAVレーザー測量用LiDARソリューション「AA9 + X500」について、その概要から具体的なワークフロー、そして導入のメリットまでを網羅的に解説しました。データ取得から処理までが一貫して設計されたシステムは、測量現場の生産性を飛躍的に向上させるポテンシャルを秘めています。
「すぐに内製化するのは難しい」という場合でも、SkyLink Japanではドローン測量業務をサービスとして請け負うことも可能です。まずは外注として活用し、将来的な内製化を検討するといった、段階的な導入もサポートしています。
本日の内容を踏まえ、
- 価格面で見送ったが、改めて社内で検討したい
- 外注しているLiDAR測量を、一部でも内製化したい
- 公共測量に対応したLiDAR設備が必要になりそうだ
このように感じられた方は、ぜひ一度、SkyLink Japanへお問い合わせください。実際の現場に近い環境でのデモ飛行や、個別案件を想定した詳細なワークフローの相談まで、専門のスタッフが丁寧に対応してくれます。
この記事が、皆様の測量業務のDX化を加速させる一助となれば幸いです。
※本記事は、SkyLink Japan 主催のウェビナー(2026年1月22日開催)の内容をもとに作成しました。
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