こんにちは、SkyLinkの秀熊です。
今回は福島サービスセンターについてご案内させて頂きます。
SkyLinkでは昨年10月、新たに福島サービスセンターを立ち上げました。
福島県の南相馬市というところにある、南相馬市産業創造センターというところに入居しております。
南相馬市は福島県の中で浜通りと呼ばれる海沿いの地域にあり、東北の中では比較的温暖で、冬場もほぼ雪は降らず、天気の良い日が多いのが特徴です。
私もこの冬は長期に渡り滞在しておりましたが、快晴の日が多くとても気分が良かったです。
福島には、『福島イノベーションコースト構想』という、2011年に発生した東日本大震災及び原子力災害によって失われた浜通り地域等の産業を回復するために、新たな産業基盤の構築を目指す国家プロジェクトがあります。その中の重点6分野の一つが「ロボット・ドローン」となっており、ロボットやドローン技術に対し非常に開かれた土壌があります。実際、こちらの産業創造センターにもロボット・ドローン関連の企業様が数多く入居しておられます。
またオフィスのすぐ近くには福島ロボットテストフィールド(RTF)という場所があり、ドローンやロボットに関する各種の高度な試験を実施することができます。
事務所のある原ノ町エリアには古くからのお菓子屋さんが多くあり、私も色々と食べ歩きましたが、オススメは「松月堂」さんです。こちらではロボットテストフィールドとのコラボ商品が2種類あり、一つは「ロボテス」という福島県産の桃ジャムを求肥(餅)で包み、薄皮に焼いたドローン模様の卵煎餅でサンドしたしっとり、もちもち、桃の風味豊かなお菓子です。桃好きの方には特にオススメです。桃はちょっと、という方には「ロボットテストフィールド相馬野馬追(そうまのまおい)」というお菓子もあります。こちらは表に相馬野馬追、裏にはドローンがあしらわれた人形焼きで、こしあん、つぶあん、かぼちゃあんの3つの味が選べます。皮がしっとりしていて本当においしいです。どちらも個装になっているのでお土産にぴったりですね。
さて、SkyLinkでは、お客様からドローンをお預かりして定期的にメンテナンスを行い、必要な時にお届けするサービスを今秋に開始する予定となっており、現在の福島サービスセンターはその準備室兼営業所として活動しております。日本政府は2022年に「レベル4」と呼ばれる人のいる上空でのドローン飛行を解禁する方向で制度の構築を進めております。そうなれば当然、安全を担保する必要がある為、車でいう車検のようにしっかりと整備されたドローンを用いる必要があります。福島サービスセンターではそれが出来る施設を構築しようとしているのです。
皆様の中でも「ドローンを適切に保管・メンテナンスが出来ているか不安」、「保管する場所がない」、といったお悩み事をお抱えの方は当社でお預かりしてしっかりとメンテナンスした機体を必要な時にお届けすることが可能ですので、是非ともご相談ください。 またSkyLinkが提供しております各種サービスやドローンを用いた課題解決のご相談も随時受け付けておりますので、お近くにお越しの際には是非お声がけください!
先日の3月11日で東日本大震災から10年の節目を迎えました。しかし、特にここ南相馬市から南側の原子力災害被災12市町村については原子力発電所事故の影響により復興はまだまだこれからです。現時点でも避難指示区域があり、10年前からそのままの状態となっている場所も多数あります。このような場所を訪れてみると、震災前までは当たり前のようにここで生活をされていた方々がおられたのだと思いとても複雑な気持ちになります。
しかしこのような場所でも、これから少しずつ復興が進んでいきます。現在避難指示区域に指定されている場所も今後少しずつ解除されていく方向となっており、徐々に新しい街が出来ている場所もあります。この地域ではほぼ0からのまちづくりとなる場所が多く、震災前の状態に戻すのではなく、むしろ最先端の技術を用いたスマートシティが作られていきます。
SkyLinkとしてもこれからこの福島サービスセンターを拠点として、物流、防犯、災害対策、農業をはじめとした様々な分野で、ドローン技術を用いた新しいまちづくりや地域の復興に積極的に貢献していきます!
SkyLink Japan 福島サービスセンター
所在地:〒975-0036
福島県南相馬市原町区萱浜巣掛場45−245 南相馬市産業創造センター A棟
東京から:特急ひたちで約3.5時間 原ノ町駅より車で7分
仙台空港から:車で約1時間
仙台空港から:鉄道で約1.5時間 原ノ町駅より車で7分