皆さん、こんにちは!
今回はデジタル写真システムと画像ソリューションの世界的なメーカーとして知られているPhase Oneから躍進的な発表を皆さんとシェアしたいと思います。
Phase One Japan株式会社はこの度、ブレークスルー技術で開発したiXMカメラプラットフォーム第2弾、最新カメラシステムとなるiXM-RS カメラシステム2機種(1億5千万画素および1億画素カメラシステム) と、新しい航空撮影システムを発表しました。
特徴
■デジタルカメラ史上最高精細の5億画素センサー
方式:裏面照射型CMOS
センササイズ:53.4 x 40 mm
画素数:14,204 x 10,652 px(1.51億画素)
■キャプチャレート2fps
XQDカードを採用し、1.5億画素のまま1秒間に2枚撮影可能
■記録ファイルサイズ(14bit RAW)
IIQ large : 150MB
IIQ small : 100MB
■HDMI 60p1080出力ポート搭載
HDMIによるリアルタイムプレビューが可能
■USB3、Ethernet 10Gの高速通信と遠隔操作
Ethernet 10Gポートが本体に搭載されており、LAN/WANを経由した遠隔操作およびデータ転送が可能
■レンズ交換可能
アダプターを利用することにより、RSレンズ(キャリブレーション済の航空機撮影用レンズ)だけでなく、Blue Ringレンズ(28〜240mm)にも交換可能。
参考撮影画像
トップエンドモデルとなるiXM-RS150F カメラは、1億5000万画素センサーを搭載し、RGBモデルとアクロマティック(白黒)モデルが用意されています。超高精細(14204 x 10652)裏面照射型CMOS センサーにより、2 fps の高速キャプチャーレートと高感度特性により、広範囲にわたる航空撮影プロジェクトで生産性を飛躍的に向上させることができます。
それぞれのレンズには最高速1/2500秒のレンズシャッターが内蔵され、新たに開発されたアダプターを使用することでPhase One社Blue Ring(BR)シリーズのレンズ(28㎜~240㎜)を使用することも可能。
新しい iXM-RS 150Fおよび、iXM-RS 100Fシングルフレームカメラは、スタンドアローンで使用すること、および高解像度オブリークカメラシステムやライダーシステムなど、カスタム仕様アプリケーションのマルチカメラアレイの一部としても使用することもできます。また、一般に普及している他のフライト管理システムやGPS / IMU受信機と簡単にインテグレートすることもできます。
iXM、iXUシリーズと同様に、DJI Matrice 600およびMatrice 600 Proといったドローンにも最適化されており、iX Capture Mobile(iOSアプリ)を利用することにより、フライト中もリアルタイムプレビューやカメラの露出設定を変更することが可能です。それによって、これまでにない撮影効率、高解像度での施設画像診断や、空中写真測量が可能となります。
DJI Matrice 600に搭載されたiXU1000
※iXM-RS150Fも同様に搭載可能
メーカー希望小売価格は次の通りです。
iXM-RS150F 1億5千万画素機 (RSレンズ1本付属) 10,500,000円
iXM-RS100F 1億画素機(RSレンズ1本付属) 7,700,000 円
1億画素航空撮影システム 19,600,000円~
1億5千万画素航空撮影システム 23,100,000円~