便利すぎる動画撮影のためのワイヤレスマイク

便利すぎる、動画撮影のためのワイヤレスマイク。

こんにちは。SkyLink Japan営業部の永岡です。

京都は桜も満開の時期を迎え、弊社オフィスからは立派な桜の木を見ることができ、毎年この時期を楽しみにしています🌸

さて、本題に移りたいと思います。

今年1月から取り扱いを初めた、Hollyland社製のオーディオワイヤレス伝送トランスミッター『Lark 150』についてご紹介させていただきます。

一眼レフなどのカメラ機材に取り込む音声を、ワイヤレスでしかも高音質に収録することができるという代物です。

被写体との距離が離れたり、騒音の中でも、ワイヤレスマイクならクリアな音声が録音できます。

Hollylandは、手頃な価格のワイヤレス伝送ソリューションを手掛ける中国の大手メーカーで、マイクのみならず無線映像伝送装置など、ワイヤレス伝送機器に関してプロフェッショナルなメーカーです。
「マイクといえばRODEでは?」といったお声もございますので、今回は両者の比較ということにさせていただきました。

RODEの代表的なワイヤレスマイク『Wireless Go』とのスペックを比べてみましょう。

スペックの比較

Hollyland – Lark 150Rode – Wireless Go
製品画像
価格(税抜)¥30,000¥28,600
発売日2020年12月25日2019年9月27日
寸法(L × W × H)マイク:37 × 37 × 17.5mm*世界最小
受信機:67 × 41 × 20.5mm
マイク:44 × 45.3 × 18.5mm
受信機:44 × 46.4 × 18.5mm
重量マイク:20.5g
受信機:51g
マイク:31g
受信機:31g
バッテリー持続時間マイク:4.5時間
受信機:7.5時間
*充電ケースで約2.5回分充電可能
マイク:7時間
受信機:7時間
指向性全方向性全方向性
周波数帯2.4GHz AFH2.4GHz
送信遅延5ms6ms
伝送範囲100m70m
内容物充電ケース × 1
マイク × 2
ラベリアマイク(ピンマイク) × 2
レシーバー × 1
風防 × 2
3.5mmケーブル × 1
USB Type-A to Type-Cケーブル × 1
収納ポーチ(布製) × 1
マイク × 1
レシーバー × 1
風防 × 2
3.5mmケーブル × 1
USB Type-A to Type-Cケーブル × 2
収納ポーチ(布製) × 1

Lark 150の特徴

コンパクトな構成

Lark 150のマイクは世界最小クラス。Wireless Goも超小型マイクの部類になりますが、基本的には対象人物の服などに挟んで使うことになるので、小さければ小さいほど助かりますよね。

左:Lark 150 右:Wireless Go

Lark 150は充電ケースに入れてレシーバーとマイクを一緒に充電しますが、Wireless Goはレシーバーとマイクを1個ずつ別々のケーブルに繋いで充電する必要があります。
充電ケースがあれば、いちいち個別に充電する手間が省けて実際これはかなり使い勝手が良いです。

ケースから出した時点で、満充電→電源オン→ペアリング完了となり、さっと使えるのもポイント。最近流行りのワイヤレスイヤホンのように、持ち運び用のケースが充電器となっているイメージですね。

広範囲の伝送距離・低遅延

周囲の環境にもよりますが、Wireless Goの伝送範囲が70mに対し、Lark 150の伝送範囲は100mとなっています。

また、ワイヤレス特有の遅延については、Wireless Go = 6ms、Lark 150 = 5msとなり、Lark 150の方が若干低遅延となっています。*6ms = 0.006秒|5ms = 0.005秒の遅延

Lark 150の周波数帯は「2.4GHz AFH」ですが、「AFH」とは、エラーが頻発するチャネルを検出し、そのチャネルを使わないようにホッピングする性能のこと。
つまり、無線LANのチャネルが占有している帯域を回避するホッピングパターンを作りだすため、安定した通信が可能です。

パッケージ内容

Lark 150とWireless Goを比較する上で、圧倒的に差が出ます。Lark 150には標準でレシーバー1個・マイク2個・さらにラベリアマイク(ピンマイク)2個が付いているんです!
Wireless Go含め過去発売されてきた多くのメーカーはレシーバーとマイクは1対1のパッケージが一般的でしたので、めちゃくちゃコスパが良いですね〜

2人での対談系の収録やYouTubeの動画撮影、Vlogなどに重宝しそうです。

バッテリー持続時間

Hollyland – Lark 150Rode – Wireless Go
バッテリー持続時間マイク:4.5時間
受信機:7.5時間
*充電ケースで約2.5回分充電可能
マイク:7時間
受信機:7時間

続いて、バッテリーの持続時間の比較です。

マイクの持続時間はLark 150 = 4.5時間、Wireless Go = 7時間となっており、Wireless Goの方が一回の充電で長時間使うことができますが、Lark 150は充電ケースさえ充電しておけば、いつでもどこでも充電が可能。

その点Lark 150は充電ケースで約2.5回分充電可能なうえ、先ほどパッケージ内容について紹介したようにマイクが2個あるので、一人で使う場合はリレー式で交互に使えてさらに長時間の運用が可能です!

音声収録方法

マイクが2個ということで、2種類の音声の収録方法はどうなるのでしょうか?

Lark 150には、モノ/ステレオ/セーフティートラック といった3つの音声収録方法があります。特徴は以下の通り。

  • モノ:2つのマイクで取った音が1つの音素材として合成される
  • ステレオ:2つのマイクそれぞれに別の音素材がはいる
  • セーフティトラック:別名セーフティーモード。音量を自動的に調整し、音割れを防ぐことができる

ご自身の動画編集スタイルに合わせて使い分けることができますよ。

余談

最後に嬉しいお知らせがございます。

Lark 150発売当初の販売価格¥39,600(税込)が、¥33,000(税込)に値下げされました!👏

動画制作において「音」って大事ですよね。最近は動画投稿する方が増えているので、「音」にこだわることで周りと差がつけられるかも。

最後まで読んで頂きありがとうございました。Lark 150が気になる方は、SkyLink Japan 公式オンラインストアにて掲載中ですので是非チェックしてみてください!

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