ついに!!
ずっとリリースが期待されていたDJI純正の自動航行アプリ、
DJI Ground Station Pro がリリースされました!!
明瞭で簡潔なインターフェイスにより、iPadを数回タップするだけで複雑な飛行タスクを設定できます。
これまでサードパーティーのアプリで自動航行をさせるのが一般的でしたが、DJI GS PROの登場でついに自動航行アプリの決定版となるのではないでしょうか?
複雑な撮影や産業用途での活用が期待させるDJI GS PROですが、
早速主な機能を紹介していきたいと思います。
DJI GS PROには大きく分けて3種類の性質の異なるミッションを計画可能です。
1. バーチャルフェンス
バーチャルフェンスとは、3Dで任意の飛行区域を設定できる機能です。
範囲、高度を指定すると、その区域外にドローンが出て行こうとするとホバリングで区域内に留まります。
飛行禁止空域の近くや障害物の近くなど限られた空域を飛行させる場合に有効です。
2. 計測撮影領域モード (サーベイ飛行)
産業用途などで最も需要が多いと見込まれるサーベイ飛行です。
任意の範囲を一定の高度でメッシュ飛行させることができるのがこの計測撮影領域モードです。
写真ごとのオーバーラップ率を指定しインターバル撮影で撮影していき、そのデータから3Dマップ作成ソフトなどで3Dモデルやオルソモザイク画像の製作が可能です。
また、DJI純正カメラはもちろん、カスタム設定により、センサーサイズや焦点距離を設定可能ですので、一眼カメラなどでも簡単な操作のみでアプリ内で設定が完結します。
測量用途や検査、計測用途での利用が期待されます。
3. ウェイポイント飛行
地図上の任意のポイントごとに経路を指定できるウェイポイント飛行です。
ポイントごとに高度や機体方向、カメラ方向、カメラ動作などを指定することができ、最も自由度の高い飛行計画を立てることが可能です。
と、かゆいところまで手が届いた素晴らしい完成度となっております。
Phantom 3 Standardから最新の機体までほぼ全てのDJI製の機体、フライトコントローラーに対応しています。
これまでサードパーティーのアプリで自動航行をさせるのが一般的でしたが、DJI GS PROの登場でついに自動航行アプリの決定版となるのではないでしょうか?