これぞ空飛ぶカメラSONY AirpeakS1デモフライト会レポート

これぞ”空飛ぶカメラ”! SONY『Airpeak S1』デモフライト会レポート

皆さんこんにちは、SkyLink Japanの松下です。

暦上ではもう秋なのにまだまだ暑い日が続きますね。
…かと思いきや夜は冷えるので、寒暖差で風邪など引かないようお気をつけください!

さて、先日ソニーから販売が発表されたプロフェッショナル向けドローン

“Airpeak S1”

発表直後から注目を浴びていた『Airpeak S1(エアピーク エスワン)』ですが、
実際のところどのような性能でどのように飛ぶのか?など、気になっている方も多いことでしょう。

そんな中、9月21日京都、そして9月29日横浜にて、SONY様主催で一般公開デモ会が実施され、
私たちSkyLink Japanは正規販売代理店として運営協力をさせていただきました。

今回は、デモフライト会にご参加頂けなかった皆さまにもできるだけリアルな情報をお届けできるよう、
『Airpeak S1』のご紹介とともに会場の様子をお伝えしていきます。

スペック

まずは、『Airpeak S1』のスペックを簡単にご紹介いたします。

   

外形寸法約526.8mm(高さ) x 591.9mm(幅) x 511.8mm(奥行)
※ランディングギア上昇状態:約1,010.9mm(幅)
機体質量約3.1kg(バッテリーパックは除く)
最大積載可能質量約2.5kg
最大速度25m/s(90km/h)(ペイロード無し、障害物ブレーキ無効時)
最大角速度ピッチ:180°/s、ヨー:180°/s、ロール:180°/s
(ビジョンポジション無効時)
最大風圧抵抗20m/s(ペイロード無し時)

※仕様は発売日現在の情報です。製品仕様などは予告なく変更されることがあります。
※実際の環境や使用方法によっては仕様と異なることがあります。
    

特長・強み


『Airpeak S1』といえば、まずはなんと言ってもαシリーズを搭載できること。


フルサイズミラーレス一眼αを積載できる世界最小クラスの機体です。

まさに「空飛ぶカメラ」が実現したと言っても過言ではありません!

SONYファンや空撮している人には生唾もののドローン間違いなしです。

対応カメラおよびレンズは下記の表をご参考ください。

カメラ  ILCE-1・ILME-FX3・ILCE-7C・ILCE-9M2・ILCE-7SM3・ILCE-7RM4
・ILCE-7RM3・ILCE-7M3・ILCE-9 *3 *4 *5 *6
レンズ  SEL14F18GM・SEL20F18G・SEL24F14GM・SEL24F28G
・SEL28F20・SEL35F28Z・SEL35F18F・SEL40F25G・SEL50F25G
・SEL50F18F・SEL50M28・SEL55F18Z・SEL85F18 *3 *4 *5 *6

※カメラシステム(レンズフィルター、フードなどを含む)の合計重量がおよそ1.1kg以下の組み合わせでお使いください。
※広角レンズを装着時には、機体の一部が映りこむ場合がございます。また、対応可能なレンズ長は100mm以内としてください。

そのほか、Airpeak S1の特長は下記の通り挙げられます。

・運動性能を磨き上げた機体

・センシングによる安定飛行

・自由自在な操作性

・自動飛行による高効率ワークフロー

これらの詳細については、後述するデモ会のトピックスでお話ししていきたいと思います。

デモ会レポート


9/21京都・9/29横浜にて、お披露目会も兼ねたデモフライト会を実施しました。


両日とも秋晴れに恵まれ(秋とは思えないくらいの暑さでした…)、午前の部・午後の部 各1時間半という短い時間でありましたが、コロナ感染対策も万全に行い、盛況のうちに終えることができました。

当日の進行・アジェンダとしては、まずはSONY担当者による機体の説明を行い、
続いてパイロットによるデモンストレーション飛行、最後に実機を見せながら細かな説明をし、質疑応答の時間、という流れで進んでいきました。

SONY担当者による機体の説明


まずは『Airpeak S1』の特長・強みで述べた特長や性能について、詳細をSONY担当者よりご説明いただきました。

1.多彩なカメラ・レンズバリエーション

フルサイズミラーレス一眼αが積載可能な世界最小クラスの機体。
機体には、幅広いカメラ・レンズを選択できることも魅力のひとつです。

2.運動性能を磨き上げた機体

緻密かつダイナミックな飛行が可能、さらに強風下やGNSSを受信しづらい環境下でも安定した飛行を実現します。

3.センシングによる安定飛行

高性能センサー群で自己位置・姿勢を正しく把握し、低高度でもふらつきを最小限に。
さらに全周囲センサー搭載による障害物ブレーキ機能で周囲の障害物を認識します。

4.自由自在な操作性

機体、送信機、カメラ、ジンバルの操作・確認が統合的に行えるモバイルアプリ「Airpeak Flight」に対応。
また、機体とカメラ、それぞれの操作を二人で分担するデュアルオペレーションモードを搭載。

5.自動飛行による高効率ワークフロー

飛行プラン、飛行ログ、機材を統合管理できるWebアプリ「Airpeak Base」に対応。
緻密な飛行ルートのセッティングが行えるほか、過去の飛行ログも閲覧可能です。
万一の時には自律的に帰還するRTH(リターン・トゥ・ホーム)機能が作動します。

パイロットによるデモンストレーション飛行

続いて、会場のボルテージもいい感じに上がってきたところで、
いよいよパイロットが実際に『Airpeak S1』を飛行させます。

下記の内容を3回のフライトに分けて実践しました。


1.基本飛行

スティック操作やランディングギアの開閉動作、通常飛行やホバリングなど。
さらにRTH機能による自動帰還、ホットスワップによるバッテリーチェンジ(電源を落とさずバッテリーの着脱可能)を実践。

2.Flight Modeと障害物検知

Flight Modeの紹介をはじめ、高速飛行や機体の見切れを考慮した飛行、実際に車などの障害物を置き、障害物検知によるブレーキ機能などを検証。

3.カメラコントロール

1オペレーション、2オペレーションそれぞれのカメラコントロールについて、動作方法などの解説。
また、2オペによるフライトも披露。

    

最後は再びSONYの技術担当者が、実機を見せながらドローンや送信機、アプリの解説を行い、デモフライト会の全過程は終了しました。


デモ会ギャラリー


 9/21 京都デモ会の様子

秋とは思えない日差しの中、ご参加いただいた方々は興味津々な様子で『Airpeak S1』を眺めていました。

  

 9/29 横浜デモ会の様子

この日も好天に恵まれ、デモ会日和となりました。

デモ会の内容は京都と同じですが、ご参加いただいたお客様はビジネスの方が多くいらっしゃる印象でした。

     

参加者の感想とこれから

デモ会終了後、ご参加いただいたお客様に感想を伺いました。

映像関係の参加者様:

”思っていた以上の性能だった。他社製品と比べ、着陸前の地上近くでのホバリングが安定していて、この大きさでこの安定感はさすがSONYだと思った。”
建設関係の参加者様:

“国産というだけで買う価値がある。今後産業方面で改良していくのであればもっと需要は増えていくだろう。今後に期待したい”


その他にも、「飛行がダイナミックで空撮の映像に適していると思うので撮影をするのが今から楽しみです」という感想や「大容量バッテリーや専用ケースなどアクセサリーの展開にも期待したい」という意見もありました。

これからSkyLink では、定期的にAirpeakのデモ会や講習会などを行っていく予定です。

現在、詳細の予定は決定していませんが、決まり次第メールマガジンやSNS等で発信しますので
よろしければチェックしてみてください。

個別のデモ会はご購入を前提とした方へ向け実施しておりますので、詳しくはご相談いただけましたら幸いです。

『Airpeak S1』詳細情報/事前予約・ネット購入はこちらから

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