【KLAU PPK】精度ばちばち君 レンズキャリブレーションについて

精度ばちばち君(KLAU PPK)をお使いのお客様には、レンズキャリブレーションの実施をお勧めしております。

レンズキャリブレーションとは、レンズの歪みを数値化する作業です。
レンズにはそれぞれわずかな歪みがあります。
この歪みはわずか数マイクロメートル程度のものですが、上空から撮影した際の位置精度の悪化を招いてしまいます。
そのため、弊社ではこの歪みを校正する値を算出できるレンズキャリブレーションの実施をお勧めしております。

レンズキャリブレーションの実績がある製品一覧です。
https://worldlink.my.site.com/productsupport/s/article/000001393
ご参照下さい。

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比較すると、レンズキャリブレーションを実施する前と後では、明らかに精度が良くなっている事が分かります。

弊社フィールドには、測量作業を実施した点がいくつか点在しており、実際の測量現場に近い環境を再現しています。
このフィールドで、各レンズごとにフライトを実施し、測量された点を用いて処理を行い、レンズのキャリブレーション値を算出しています。

算出した値を以下のようなレンズキャリブレーション実施証明書に整え、Metashapeで使用できるxmlファイルとともに納品しています。

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KLAU PPKシステムでは、KLAUユニットとアンテナ、そしてキャリブレーション済みレンズを組み合わせる事で精度を担保しております。
Sfm処理の段階でレンズキャリブレーション実施証明書に記載されている値を使用し、精度の良さを確認できます。

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