PIX4D 各ソフトウェアの比較

ドローンやモバイルデバイスで取得したデータから、3次元点群データやオルソモザイク画像などを効率的に自動作成するSfM(Structure from Motion)ソフトウェアを開発するスイスのPIX4D社。日々進歩が進む最先端技術で、業界をリードするドローンマッピング&写真測量ソフトウェアを提供している同社ですが、PIX4Dには「PIX4Dmapper」「PIX4Dfields」「PIX4Dmatic」「PIX4Dreact」等々、用途別に複数のソフトウェアが存在しており、どういう場合にどのソフトが適しているのか分かりにくい場合があると思います。

本ページではPIX4D各ソフトウェアの機能比較をご紹介したいと思います。

処理プラットフォーム

プラットフォームPIX4DmapperPIX4DmaticPIX4DsurveyPIX4DreactPIX4DfieldsPIX4DcloudPIX4Dcloud AdvancedPIX4Dinspect
デスクトップ処理
クラウド処理
2,500枚の画像または
20プロジェクト/月から

2,500枚の画像または
20プロジェクト/月から
API & SDK 接続
PIX4Dengine Cloud API

PIX4Dengine Cloud API

入力データ形式

インプットPIX4DmapperPIX4DmaticPIX4DsurveyPIX4DreactPIX4DfieldsPIX4DcloudPIX4Dcloud AdvancedPIX4Dinspect
空撮画像 – 直下型(.jpeg, .tiff)
空撮画像 – 斜め型
地上画像(.jpeg, .tiff)
動画(.mp4, .avi)
Anafiのみ
同一プロジェクトでのマルチカメラ対応
点群(.las, .laz)
Pix4Dmapperファイル(.p4d)
Pix4Dmapperファイル(.tif)
Pix4Dmaticファイル(.p4m)
DXFファイル (2D, 3D as objects)
ジオイドのサポート

出力データ形式

アウトプットPIX4DmapperPIX4DmaticPIX4DsurveyPIX4DreactPIX4DfieldsPIX4DcloudPIX4Dcloud AdvancedPIX4Dinspect
オルソモザイク(.tif [GeoTiff]
+ .kml
繋ぎオルソモザイク(.tif [GeoTiff]
DSM/DEM(.tif [GeoTiff]
+ .xyz, .las

+ .xyz, .las
DTM(.tif [GeoTiff]
3D点群(.las)
+ .laz, .ply, .xyz

+ .laz
3Dテクスチャーメッシュ(.fbx, .obj
+ .ply, .dxf, .pdf, .osgb, .slpk
等高線(.shp, .dxf, .pdf
サーマルマップ(.tif [GeoTiff], .shp)
反射マップ(.tif [GeoTiff])
ベクター出力(polyline, polygon, markers)
.dxf, .shp, .dgn, kml

.dxf, .shp, GeoJSON

.kml, .geojson, .shp

.kml, .geojson, .shp

.shp, .geojson

.shp, .geojson

.shp, .geojson
カテナリー曲線 ベクター出力(.dxf
フライスルー動画(.mpeg2, .mpeg4)
品質レポート(.pdf)
業界固有の品質レポート(.pdf)
TINサーフェス(LandXML)
ポイントのグリッド (スマートまたは等距離)(.las, .laz, .dxf, .shp)
CSV出力(統計: 平均および標準偏差)

機能

アウトプットPIX4DmapperPIX4DmaticPIX4DsurveyPIX4DreactPIX4DfieldsPIX4DcloudPIX4Dcloud AdvancedPIX4Dinspect
距離と面積の測定
面積の測定
体積の計測
体積レポート
体積比較
標高プロファイル
アノテーション
バーチャル点検
タイムライン
GCP
自動GCP(自動でのグラウンドコントロールポイントのマーキング)
オーバーレイツール
3Dファイルインポート(.shp, GeoJSON, DXF)
オルソモザイク比較
オルソモザイクのゴースト除去
CAD 対応のベクトル化 (レイヤーとプロパティ)
農業専用ツール
目視検査とテレコム固有のツール
点群ベクトル化専用ツール
上部へスクロール
Share via
Copy link
Powered by Social Snap