iPhoneまたはiPadのカメラとアンテナ間のオフセットは、対応機種については考慮された設計になっており、傾きによるアンテナとカメラ位置の違いは影響しません。
座標のズレが起こる場合の主な要因として、衛星の受信状態の悪化があげられます。ですので、アンテナの向きを90度上向きにし、良好なGPS受信状況でご利用頂くことを推奨しております。アンテナを大きく傾けた場合の精度は、アンテナが上向きの時より衛星受信状況が悪くなるためアンテナ上向きの時と比べると劣りますが、viDocを使わず、GPSのみで行う撮影よりも精度が向上されることは確認されています。また、現場での利用を考えた場合、道路や地面、掘削現場などのデータ取得時にデバイスを傾ける必要があることも想定されます。この場合、現場にいくつかのＧＣＰを設置し、それらの点で補正を実施する方法が各現場で採用されています。