【Mission Planner】グリッド形式のミッションを作成する方法

Mission Plannerで同じライン間隔を一定の速度で飛行させたい場合には、Waypointを手動で設定するよりGrid機能を使うことでより素早く正確なミッションを作成することができます。
通常のGridはカメラセンサーの仕様とラップ率によってGridを作成しますが、Simple Gridを使用することで、角度、ライン幅、スピードの設定のみでルートが作成できます。

1.Mission Plannerの[Plan]にて、離陸させる箇所に右クリックで[set home]を行い、ホームポイントの高度を認識させます。
2.左のポリゴンツールをクリックし、[Draw a polygon]を選択します。

3.マップ上に3点以上のポイントを置き、計測領域を指定します。
4.右クリックでツールを呼び出し[Auto WP]から[Simple grid]を選択します。

5.Grid設定のポップアップが表示されるので希望の値を入力します。主要な五項目をあげます。入力が終わればAcceptをクリックします。
Attitude:高度
Angle:コース角度
Line spacing:ライン間距離
Spacing Line:ライン中のポイント間距離
Speed:スピード

image.png

6.高度についての注意事項
ここで設定される高度はWaypointカラムにある高度設定で決まります。高度設定を誤った場合、機体は最悪の場合墜落します。仕様を十分理解してからご利用ください。

Relative:ホームポイント高度を0にした場合の相対高度
Absolute:海抜での絶対高度
Terrain:SRTM地形データを用いた地形フォロー機能
Verify Height:SRTM地形データを用いた地形フォロー機能、Relativeのミッションを地形フォローに対応させるようなシーンで利用する。

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