ドローン、バックパック、MMSに対応可能なLiDARスキャナ
3DT Scanfly
高性能&低価格 [公共測量対応]
イタリアに拠点を構える3DT社のUAV(ドローン)向けレーザースキャナ(LiDAR)である「scanfly」シリーズは小型・高性能で多くの汎用UAVに搭載することが可能です。またUAVだけでなくその可搬性を活かし、バックパックや自動車へ搭載することで、人口密集地や山間部など様々なフィールドの3Dデータを取得できます。
SkyLink Japanでは、スキャナ本体に加えてUAVへの取り付けに必要なマウント、レンズキャリブレーション済みRGBカメラ、後処理用ソフト、講習、保守サービスまでをセットとしたオールインワンパッケージとして本商品をご提供いたします。
3DT LiDAR「Scanfly」の主な特長
導入しやすい価格設定
従来数千万円台と高価格であったUAV向けLiDAR測量機器を、導入しやすい価格でご提供いたします。さらに当社で支援する「補助金申請サポートサービス」を利用いただき採択されると、購入金額の最大2/3の補助が受けられます。
高性能IMUを搭載し公共測量に準拠
公共測量対応可能なUAV搭載型のLiDARとして低価格帯でありながら、高性能IMUを搭載し公共測量に対応する高い精度の計測を実現します。
360度型センサーにより様々な地形に対応
360度全方位型センサーを搭載。平地だけでなく急斜面でも高精度な計測が可能です。高高度からでも±3〜5cmの高精度点群データを生成。パッケージに含まれるレンズキャリブレーション済みRGBカメラにより、1フライトで撮影から点群着色まで可能です。
バックパックや自動車へも搭載可能
UAV以外にバックパックやMMS(Mobile Mapping System)専用マウントに対応し、ドローンの飛行が難しい山間地や人口密集地での計測も可能です。
商品名 | 重量 / サイズ | 搭載スキャナ | 照射点群数 | 点群正確度 / 精度 | 照射可能距離 |
Scanfly ULTRA X | 1.48kg / 229x131x108mm | Hesai Pandar XT-32M2X | 1,920,000点/秒 以上 | 5cm / 3cm | 300m |
Scanfly XT | 1.68kg / 230x131x102mm | Hesai Pandar XT-32 | 1,280,000点/秒 以上 | 5cm / 3cm | 130m |
Scanfly LITE X | 1.68kg / 230x131x102mm | Hesai Pandar XT-16 | 640,000点/秒 以上 | 5cm / 3cm | 130m |
3DT LiDAR「Scanfly」パッケージ
SkyLink Japanは、日本のドローン黎明期より機体販売や産業向けソリューションを展開して参りました。測量や計測に関わる現場でのデータ取得を実施してきたノウハウにより、機材の販売だけでなく、顧客の導入からアフターサポートまで一貫しておまかせいただけるパッケージ商品としてご提案します。
ハードウェア
- LiDAR 機材一式
(1年メーカー保証) - DJI Matrice300RTKマウントキット
(他のUAVにも別途カスタム対応可) - 2,400万画素 RGBカメラキット
(レンズキャリブレーション済)
ソフトウェア
- 点群データ出力ソフトウェア
(永久ライセンス) - 後処理ソフトウェア POSPac UAV
(永久ライセンス) - 飛行計画ソフトウェア UgCS
(3ヶ月体験版)
サービス
- 講習指導サービス
- 初年度アフターサポート
お客さまのご要望に応じた、内容カスタマイズも可能です。また、当社ではLiDAR機材の動産総合保険もご提案できます。詳細内容は当社スタッフまでお問い合わせください。
写真測量とレーザー測量の違いとは
写真測量と異なりレーザー測量は植生(樹木)下のデータ取得が可能で、山間部などで事前の伐採が不要です。
写真測量 | LiDAR測量 | |
導入コスト | 安価 | 高価 |
使用UAV機体 | 小型〜中型機 | 中型機以上 |
作成可能データ | DSM 数値表層モデル | DSM 数値表層モデル DEM(DTM)数値地形モデル |
成果品 | 地表面モデル、オルソモザイク、数値地形 | 地表面モデル、オルソモザイク、数値地形、地形データ(グランドデータ) |
対応範囲 | あらゆる現場に対応(植生下の地表面は不可) | 山間部、植生下などあらゆるデータ取得に対応 |
レーザー計測で取得可能なデータ
<計測例> 傾斜地の断面
危険が伴う現場、人力では効率が悪い現場に向いています。 例えば、急勾配な山間部、草木が生い茂っている河川などでもグランドデータ(地表面)のデータを捉える事が可能です。
レーザー計測の成果品
3DT scanfly 活用事例紹介
土木/公共測量、森林調査、災害現場調査、送電線検査など多彩な調査に活用可能です。UAV以外にもバックパックやMMSによる活用事例をご紹介します。
高電圧電線
高電圧電力線の調査。5m/S、8フライトで20キロの調査をカバー。
電場との干渉を避けてワイヤーの20m上で実行されました。対地高度は50~70m。
工場現場調査
高さ45m、速度3-5m/Sのマルチコプターに搭載した現場の調査。
Sonyα6000カメラ使用。補正データによる後処理。
自動車による市街地調査
市街地を車で調査。
40Km/hで走行、補正データによる後処理。
バックパックによる地下道調査
7Kmの地下トンネルの調査。
バックパックオプションを備えたScanfly Liteでの調査。補正データでの後処理方式。LASファイルを4時間で生成。
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